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この日々を愛と呼ぼう 寅印港町交易ギルドとオレンジ色の染布帖

作者:乾為天女
最新エピソード掲載日:2026/03/27
 海運と染物で栄える港町トラモアで、亡き母の店「夕凪染房」を守りながら暮らすルラは、区画整理にともなう契約見直しのため、冬前の更新審査を保留にされてしまう。通告に来たのは、寅印港町交易ギルドの調整係アルカディウス。丁寧で有能だが、自分の気持ちには不器用な彼は、売上だけでは店を残せない現実を伝えつつも、ルラが子どもや年寄りの頼みを無償で引き受け、町の小さな居場所を守っている姿を見て心を動かされる。
 そんな折、大手海運商会の視察による買収圧力からルラを守るため、アルカディウスは咄嗟に「彼女は私の恋人です」と言ってしまう。町中にその話が広がったことで、港町の風習にちなむ「彼氏記念日用の染布」が評判となり、二人は店の存続を賭けて“恋人のふり”を続けることになる。
 偽物の関係のはずが、二人は差別による取引拒否、古い染料帳の欠落、監査対応、港の物流混乱など、次々に起こる問題をともに乗り越えるうち、少しずつかけがえのない相棒になっていく。やがて、古い魔導計算機《オレンジ》の再稼働と、ルラの母が遺した伝説の色《永遠の愛》をめぐる秘密が、町の過去と現在をつなぎ始める。
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