3/20
⑶『茫洋足る、風景模写』
⑶『茫洋足る、風景模写』
㈠
茫洋足るもの、なのである。世界がその様に、進行するのであるからして、この一つの飛びこえ/ジャンプ、によって、成されるべきは、高く飛ぶ訳ではなく、茫洋足る、風景模写を、自己の問題として、俺がどうにかすること、である。
㈡
飛びこえ/ジャンプ、によって、模写は繰り返され、様々なるものを得ようとするが、描き直しても、描き直しても、新しいものが新しいだけで、本当の新しさとは、俺が次なる俺へと、変貌することに、違いないだろう。
㈢
確かに、茫洋足る、風景模写は、俺によって、俺の為に成すべきものだろうし、伽藍堂の脳内において、それを変革することによって、模写も変容するだろう、という予測から、なるべくして、茫洋足る世界風景は、また、変革される。




