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⒆『茫洋足る、風景模写』

⒆『茫洋足る、風景模写』



実に、それは実に、茫洋としている。俺は、街の風景を見ても、その個人個人に目が行かず、街の風景を全体像として捉える傾向が、多少は有るように思う。これは、実際のところ、これまでここで述べて来たように、茫洋足る世界の証左となろう。



であるからして、茫洋としているその様を、俺は俺の力に置いて、ここまで書いて来たし、あと少し書くことになるのだが、模写の上塗りというものが、例えば文芸用語で言えば、推敲だとか、そういった言葉に変換出来るだろう。



そういった意味において、この小説は、俺の方法論の一つの独白であり、また、自己世界の吐露でもある。そうではあるが、しかしそれらも、俺の一部分にしか相当しないであろうということが、俺にとっては、自然な説明となる。

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