夏蜜柑、うんぬんかんぬん面倒くせぇ!
もっと辛く書こうと思いましたが批判したい訳じゃないので止めました。そしたらちゃんとエッセイっぽく? なった気がします(笑)
真面目回かもです
前回記述した閲覧数稼ぎとポイント集めの方法について、その考察と個人的な意見を書きます。これを知らない方は一つ前の話を読んでもらうか、ネットでちゃちゃっと調べてください。
では、レッツゴ~。
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分かる。分かりますよ。見てもらう方法として有効なのはよく分かります。ですがね……流行りのタイトルとかね……もうあれ、胸焼けしませんか? またか……って思いません?
そしてランキングに入ってる作品が往々にしてですけど……内容がうっっっすい!! 支離滅裂、設定崩壊、意味不明な急展開、変な日本語、どんとこーーーーい!! なんですか? みんな。
いや私もね、ゆーて漫画や小説を読む時禁じ手(最終ページをまず確認する。完結してたら結末から先に読む)を使うので内容が分かった上で読めるのは大いに結構なんですよ。例えば『最弱だったけど最強でした』なんて、主人公最強が好きな人からしてみたら(筆者がまさにそうですが)これだけで安心して読めますね。『追放された~は~で幸せを手に入れます』とかならハッピーエンドなんだなと思って読み進められます。
内容が伴っているのなら、ですが。
もちろん面白い作品も沢山あります。なろうから書籍化・漫画化された作品の何個かは新品で買って持ってます。タダで読むのが申し訳ないと敢えてサイトで読まず買って読んでいる物もあります。
でも逆に何でこれが書籍化? みたいな意味不明な作品もありますよね。
ただ、これは必然なのです。極論を言えば内容が全くなくても文字数がそれなりにあり、たとえアンチが100%でもブックマーク数が大量にあれば、出版社はお金になるから目を付ける訳ですね。批判するために買う人がいますし、そもそもどんだけ酷い作品でもブックマーク数があれば出版社はそれをキャッチコピーに使えますから。
でも私は思いますよ。文字を扱う仕事をしてるのに、お前らプライドないのかと。
しかし、出版業界が年々紙媒体が売れなくなり、売上低迷であくせくしてるのも分かってます。だから、必然なんですね。面白くても人気がない作品は初期広告にお金が掛かりますから……それならフリー投稿サイトを経由しなくても、プロ志望のコンテスト作品や持ち込み作品の方がお金を掛ける理由があります。
なので、書籍化したい・有名になりたいと言った夢が有る人達は何が何でもブックマーク登録者数を増やす必要があるわけです。それさえ異様に稼げれば、どんな作品でもチャンスがあるかもしれません。(知らんけど)
話が脱線したのでちょっと戻し……フリー投稿サイトの投稿者は小説家になろうに限らず、大多数の人が素人です。なのでその内容がどうであろうが、どんな書き方をしてようが、その全てが自由です。そして読む側も見る側も、その好みは千差万別。内容もなく気持ちのいい単語を並べただけの小説が好きな人、難しい単語が羅列された堅っ苦しい小説が好きな人、さらっと読める短い文量が好きな人、ガツッと重厚な文量を読みたい人……
その需要と供給が合う人がどれだけ出会えるか、これが大切なんだと思います。
つまり、そもそも『なんでこれがランキング入りなんだ?』とか『こんな小説がなぜ書籍化?』など考える方が無駄なんです。そんな事を考えるくらいなら自分の作品を好いてくれる人を一生懸命探しましょうと、思う訳です。
その一つに流行りに乗る。大いに結構! でも私は胸焼け中なのでそれはしません。見てもらいたいけど……付けたタイトルを一時的にでも捨て去るなんてしたくない。そしてポイント乞食にもなりたくない!
『やる気が出ます! ブックマーク、評価、して下さい!』――見た瞬間、その作品を読むの止めます。
とか言う私も、以前これらを試した事があります。ものは試しにと言うやつですね。確かに、流行りのテンプレを使ったタイトルはアクセスされます。ポイント乞食はあまり意味は無かったです。
でもやはり内容が一番重要です。面白ければブックマークされますし、評価だってしてもらえます。お試しで書いてみた作品はやはり内容が無かったため、アクセスはあってもブックマークは伸びませんでした。
自分の時間を費やして作った大切な作品なら、私はやはり芯は崩せません。
なので自分に出来る事を精査すると……
・話数ストック
・集中投稿、毎日投稿
・盛大なネタバレにならない程度のタグ付け
・SNSでのアプローチ
ぐらいでしょうか。あとは運ですね。これで需要と供給が合う人にどれだけ出会えるか、今から楽しみにしようと思います。その日の投稿を全て見ている人や、埋もれた作品を発掘するのが好きな発掘人の方もいらっしゃいますし、これだけでもそれなりに人の目にはつくでしょう。多分!!
そして飽和状態な作品群の中で良作が埋もれているのなら、この方法でひょこっと顔を出して欲しいなと思います。
しかしここまで書いて心配事が……
SNS……出来る気がしません……
次回、『夏蜜柑、SNSの必要性を考える』
お楽しみ……に?




