夏蜜柑、"エタる"と言う言葉を知る
どうぞ、生ぬるい目で見てあげて下さい。
どうも初めまして、夏蜜柑です。
『無料だし、携帯だけで全部できるし、素人でも気ままに好きな事書けるし、試しにやってみるか!』と、小説家になろうで遊んでみる事にした去年の冬。
登録してから早一年が経とうとしています。
……はい、まだ何も形に出来ておりません。正確には二作品書いて、時間が経って内容にムカつき、恥ずかしくなり、嫌になってしまいました。
そう、エタッたのです。(←最近意味を知った)
もともとゲームと漫画が大好きなので、昔から妄想の世界にはよくトリップしておりました。この世界に自分がいたら……このキャラと恋仲になれたら……想像、したことありますよね?
そして筆者が一番していた妄想……それは、結末改変!! 自作結末!!
よくあるじゃないですか。最終回にかけて急に展開が速くなったり雑になったり……ひどい時は『これで終わり!?』と悲しみに暮れるなんて事も……(筆者は最終巻に気付かず、次の巻の発売を一年半待った事があります)
他にも打ち切りになってしまったり、事情があって書けなくなってしまったり、色々な理由から結末が分からない作品もありますね。
そんな感じで、『どうしても結末に納得できない!』『結末が気になってしょうがない!』と我慢が利かなくなった時、筆者は布団に入ります。目を瞑って、『こうだったら良かったのにな~』『こうなったら面白いな~』と妄想に耽り、いつの間にかスリーピング……
それがだんだんとオリジナルになり、自分の見たい所だけを切り取るように想像して楽しんでおりました。
このオリジナルをせっかくなら形にしてみよう! と思い至ったのがきっかけ。
二週間ぐらいかけて一話2500字前後の連続小説を十話、書きました。初日は試しに三話投稿、次の日から一話づつ投稿――
続けていると、数多の作品の中から掘り出してくれる発掘人さんが現れました。そして十人以上のブックマークが付き、見に来てくれる人もちらほらと増え、評価をしてくれる方が出始めると……
嬉しくなって、欲が出るよね~。
そっから追われるように二日で一話書く生活の始まり。意外と几帳面なのと国語はちゃんとしたい派なのとで読み返しにも追われ、仕事はあるわでだんだん何書いてんだか分からなくなってしまいました。(投稿する時は面白く書けてると思ってる)
ちなみに覚えておいて欲しいのは、全て携帯でやっていたという事です。
目は痛くなり手は筋肉痛(←フリックできない)、体はバキバキ、極めつけは保管場所がこのサイト内だけだったため常に不安。(それでカクヨムにも行った)
まぁ持ってるパソコンがお下がりの年代物で、何かウイルスに侵されているのを確信せざるを得ないやつだったため仕方がない。(立ち上げ20分、シャットダウン30分、画面一面黒くなり英語の羅列が表示されてから動き出す、常にエンジン音みたいな音が鳴る)
このレアなパソコンの話は次話で詳しく。
そんなこんなで12月に入り、仕事も繁忙期で超絶忙しくなってしまい、『もう今年はサイト開かん!!』と色々嫌になってしまったのでした。
年末年始、やっと時間もできて久し振りにログイン。
自分の作品を読み返して赤面。
追われるように書いた小説は自分でもがっかりするほどつまらなかった……
この瞬間、読んでくれてた人にはごめんなさいをして、エタりました(泣)
人目に付くのが耐えられなくなり、一つは削除(なろうがやめてくれ~と言っているのは知っている……でも嫌な物は嫌だったんだ!! 許してくれっ)
そしてもう一つは書き直す事を決意した。
全てを読み返し、構想を練り直し……
一話2500字程度の小説が6000字を超えた時、私は悟った――
『初期状態の携帯一つじゃ、もう無理かもしれない』と。
――次回、『夏蜜柑、お金で解決しようとする』
読んでくれた奇特な方、お楽しみに☆
メガテンⅢやらなくてわ!