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城での夜会 ⑦

コンコンとノックする音がした。


「はい。どうぞ」


 手紙が来たのかしら?早いわね。


「お嬢様、お手紙をお持ち致しました。」


 侍女はフリードリッヒと女将さんの方に軽く視線を向けた後、マリアンヌに何か言いたそうな雰囲気で見る。手には、テイラー伯爵、ルーキン伯爵、そして、フォンテッド男爵からの手紙を載せたトレーを持っていた。


「大丈夫よ。兄様にも女将にも関係のある手紙ですから、テーブルに置いて頂戴。」


「テイラー伯爵、ルーキン伯爵、フォンテッド男爵…。彼らが関係がある?」


 フリードリッヒは、訝しげに差し出し人の名前を読み上げた。


「ええ、昨日、皆様に手紙を書きましたの、領地の宝石や革、ビーズをこの事業に使いたいと。皆様、お早い返事で助かりますわ。」


 フリードリッヒは深いため息を吐くと、マリーは全く分かってないと小さく呟いたが、その様子に全く気が付かないマリアンヌは、トレーに添えてあるペーパーナイフを使って開封し、内容を確認していく。そんな2人を見て、女将さんはフリードリッヒにしか聞こえないように呟いた。


「こりゃぁ、あんたも苦労するね。」


 手紙の内容はどれも、マリアンヌの提案を快く受けるというもので、その事業を息子に任せたので息子と遣り取りして欲しい、近々、息子を遣すのでいつが良いか?という内容だ。


 マリアンヌが手紙を読み終わるやいなや、フリードリッヒは待ち切れないように声をかけた。


「何と書いてあった?」


 まあ、珍しく慌てられて、兄様も領地の宝石類が使えるかご心配をされているんですね。


「ご安心下さい。皆様、快諾して下さいましたわ。」

 

 フリードリッヒは、苦笑いをして軽く頭を掻いた。


「うーん、そういうことじゃなくて…。マリー、手紙を見せて貰っても大丈夫かな?」


 では、何の心配でしょう?


「どうぞ」


 手紙を差し出すと、兄様は難しい顔をして全てに目を通していらっしゃいますが、皆様好意的な文章でしたよ?そんなに眉間にシワを寄せるような内容は無かったはずですが?


「はぁ、最悪だよ。皆、自分の息子を今回の商談相手として指定している。」


「それのどこが、最悪ですの?」


 御子息を商談相手として下さるのは、この話が重要だと考えてくださってるからではありませんか。喜ばしいと思っても、最悪とは訳がわかりませんわ。


「知っていると思うけど、彼らは皆、君の婚約者候補だよ。それなのに君は直接、伯爵達へ手紙を書いた。その手紙を貰った伯爵達は、君が自分達の息子に興味があると思っている。ならばまだチャンスはあると、俺のポジションを虎視眈々と狙ってるんだよ。まだ、陛下に署名を貰った正式な婚約者でないからいくらでも覆る、そう思ってるからね。」


「そんな、婚約者として興味があるだなんて!そんなつもりは全く無かったんですけれど…。」


 手紙一つ書くにも気を付けなくてはなりませんね。まさか、そんな意味で取られるなんて…。


「君がそんなつもりがなくても、向こうはそう思ってないからね。そうだ、この商談はセルロスに任せたらどうだろう。どうせ、会計も探さないとならない。マリーは、世間の相場を知らないからお金の話はできないだろ?その点、セルロスならそこは得意分野だし伯爵達も納得せざるを得ない人物だ。軽く扱われる心配はない。軌道に乗って来たら、セバスに頼んで、彼の一族から会計に丁度良い人材を送って貰えばいいよ。」


 兄様の言葉、胸に刺さりますわね。確かに、物の値段など細かく気にして買い物したことがございませんわ。そもそも、値段を聞くことは上流貴族の娘であれば恥とされていますし。確かに、セルロスに頼んだ方が良さそうですわね。


 セバスの一族の中で一番優秀な人材が、侯爵家の執事となります。他に人は余っているはずですわ。外部から雇い入れるよりその者に頼むのが筋ですわね。


「ですが、手紙を書いたのは私です。店のオーナーは私ですわ。それに、宝石を見定める力には自信がございますの、宝石の選定はしたいです。」


「なら、初回の顔合わせと宝石の選定の時は同席したらどうだろう。勿論、俺も宰相に頼まれているから同席するよ。ただ、セルロスには全て出席して貰おう。彼が事業が軌道にのるまで会計をするのだから、どうしたらどれだけ利益があるのか計算して貰わなければならないからね。」


 商売をする以上、儲けなければなりませんわよね。それには、全ての費用を計算して、損益分岐点をだす必要がありますわよね。確かに、物の相場がわからない私には無理ですわ、そう考えると侯爵家を切り盛りしているセルロスが適任ですわね。兄様の言葉で自分の見通しの甘さを実感いたしましたわ。これでは、女将さんが不安に思うのも仕方ありませんわね。


「はい、そう致しますわ。」


 落ち込んでいると頭に温かいものを感じた。兄様がほっとしたように息を吐き、優しく頭を撫でてくださってました。ため息が出る程、私ひとりではちゃんと交渉できるか心配だ

ったんですね。結局、私だけでは何も出来ませんわね。


「そう言って貰えて良かった。そんなに落ち込まないで、マリー。君は良くやっているよ。事業を始めるのは今回が初めてだ、知らない事が多いのは当たり前だよ。だから、俺がフォローするんだ、もっと頼ってくれて大丈夫だよ。それに、セルロスを始め侯爵家のものをもっと使ったらいい、彼らはとても優秀だ。」


「ですが、皆の仕事を増やす事になってしまいます。」


 私のせいで、皆の仕事を増やすわけにはまいりませんわ。特にセルロスは我が家の執事ですから、普段から仕事が多いはずですし…。


「マリーは優しいね、でも大丈夫だよ。セルロスだって、ユリだって、仕事が回らなければ上手く他の者に仕事を振るし新しく働く者を雇い入れるさ、侯爵家にはその余裕がある。そうすれば、新たな雇用を生むだろう?」


 なる程、そうなれば王都の雇用問題にも、少しは貢献できますわね。


「わかりました、仕事を任せることは良いことなのですね」


「ああ、だがそれは確実に利益を生むもので、世の中の為になるものでなければならないよ。」


 家名がありますから、世の中の為になるものということはわかるんですけど…。


「どうして、確実に利益を生まなければなりませんの?私の趣味や慈善事業ではいけませんの?」


「それが趣味でも慈善事業であってもかまわない。しかし、利益を生まなければ折角一緒に頑張ってくれた者達へ還元ができない。還元ができなければ従業員のやる気を出させることが難しい。それに、今は潤沢にある侯爵家の資産だって、ずっとマイナスが続けばいつかは枯渇するからね。」


 資産が枯渇。考えたこともございませんでしたわ。確かに抱える者が増えれば、その分出て行くお金も増えますわね。そのせいで家が立ち行かなくなれば、その分、失業者を出すことになりますわね。この事業、絶対成功させなくては!


「ごほん。」


 決意を新たにしていると。目の前から盛大な咳払いが聞こえ、そちらへ目を向けると女将さんがニヤニヤしていた。


「いちゃつくなら、私が帰ってからにしてくれないかしら?

今の話だと、給料はそのセルロス様?って方と話した方が良いみたいだし…。差し当たり、私は何をしたらいいんだい?」


 いちゃつくって…。恥ずかしい。


「ええっと、そうですね。」


 女将さんの言葉で頭が真っ白になり、助けを求めて兄様を見るとにっこり笑って下さいました。


「礼儀作法の練習はどうだろう?これから、今以上に貴族を相手にする機会が増えるから知っていて損はないはずだ。」


 流石、兄様。良い提案ですわ。


「では、それはユリに頼みましょう。お嬢さんも一緒にユリの作法の研修を受けてください。あと、デザイナーと商品に対する打ち合わせをお願いします。女将さんと、お嬢さんのセンス、期待してますわ!」


「そう言って貰えると嬉しいね。後、侍女様から礼儀作法のレッスンを受けられるのかい?それは嬉しいじゃないかい。で、店舗の場所は決まったのかい?」


 店主が見つかっても、肝心の店舗が未だなら話になりませんわよね。


「それが、まだですの…。」


 女将さんは機嫌良さそうに言葉を続けた。


「なら、良い場所があるよ。私の店の隣の布屋、明日にでも店を畳むと言ってたんだよ。家と2軒分なら、それなりに土地を確保できるよ。」


「急ですわね。どうなさったんですか?」


「それがね、気の毒なことに、息子の嫁が魔獣に殺されたんで、孫の世話をする為に息子の所に行って一緒に住むらしいんだよ。」


 本当に気の毒な話ですわ。息子さん、お近くにお住まいなのかしら?遠くなら路銀も必要でしょうに…。それはそうと、場所の確保が先決ですわ。スミス侯爵にお願いして、布屋と女将さんの店両方ともを押さえなくてはなりませんわね。


「兄様」


「ああ、わかってる。急いで、王都の商業地利用機関に行って、その2店舗を押さえるよ。グズグズしてられない、女将、その布屋、他の人にも店を辞めるって言ってたかどうかわかるか?」


「そんなのわかるわけないだろ。でも、そんなに急がなくても、あそこは地代が高いから、昨日の今日でお金を用意できる人なんてそんなにはいないだろよ。なんせ、後を押さえるなら地代の3ヶ月分を納める必要があるからね。そんな大金、用意出来る人なんてそうそう居ないんじゃないかい?それに、商売を始めるなら、場所を押さえても店舗の改装資金だって必要だろ?」


 今にも飛び出して行きそうなフリードリッヒを、女将さんは呆れ顔で見た。


 商業地利用機関。そ、そうですわよね、直接スミス侯爵にお願いする必要はございませんわよね。どうしましょう。


「あの…。」


 フリードリッヒは女将さんの言葉で、もう一度ソファーに座り直しマリアンヌの声に返事をした。


「どうした?」


「実は、シードル様にスミス侯爵への取り次ぎを頼みまして…」


 また、余計なことだったかしら?


「そうだね、先にスミス侯爵にその旨を挨拶しておくのは良いことだよ。貴族社会は何事も根回しが必要だからね。何かあったら、間に入って頂けるかもしれないし、それは、マリーが行った方が良いよ。でも、これから、友達以外に誰かに依頼する手紙は書く前に相談して欲しいな。」


 スミス侯爵への面会の依頼は誤った選択では無かったようですわね、良かったです。そうですわよね、これからは相談しましょう、手紙を出してしまった後では取り返しがつかないものもありますわよね。


「はい、兄様」


 マリアンヌの返事に上機嫌のフリードリッヒを女将さんは白い目で見た。


「はあ、何が冷静沈着の鉄仮面だよ。手紙一つで右往左往する狭量な男じゃないか。スミス侯爵だってカーネーションの日をつくるような人物だから、機嫌良く2人で会うことを了承したんだろ?」


 カーネーションの日とはなんでしょう?そんな日、聞いたことがありませんが、何か市井の祭りでしょうか?あとで、ユリに聞いてみましょう。


「煩い、女将黙ってなよ。ちなみに、2人で会うことはない。マリーは侯爵令嬢だから常にだれか侍女が付き添ってるからね。ああ、そうだ。女将、今直ぐ布屋の土地押さえに行ってよ。押さえられる人物が少ないとはいえ、早いに越したことはない。女将が店長だから女将が行って手続きしても問題ないさ、それに、商業地の手続きは2度目だろ?いいかな、マリー?」


 フリードリッヒは余計なことは言うなとばかりに、女将さんを睨め付けこの場から追い出そうとする。


「ええ、大丈夫です。そうして下さると助かりますわ。女将さん、お願いできますか?」


 流石兄様、急いで押さえた方がよいですわね。こればかりはお金を早く払った者勝ちですので!


「いいけど、私、手続きの書類は書けないよ。前回はギルドの職員に頼んだんだから。後、大金だろ。預かるのはいやだね。そうだ、誰か書類の書ける人を付けておくれよ。それと、その大金をお嬢様が持たせて、私を店長に指名したって書き付けも用意して欲しい。要らぬ疑いを掛けられるのは御免だからね。」


「お安い御用ですわ、今から、手紙を書きますわ。あと、お金を持たせた侍女をひとりと護衛と馬車を準備致しますわ。どうぞ、お使い下さい。リサ、お願いね。」


 女将さんは、マリアンヌが書いた手紙を受け取り、リサを伴って商業地利用機関へと行った。


「マリーは、これからどうする予定?」


「ユリと一緒にイザベラ達とオランド商会へドレスを作る道具を買いに行く予定ですわ。」


 フリードリッヒはオランド商会にユリとデザイナーと一緒なら心配はないだろうと、小さく呟いた。


「わかった。じゃあ、俺は午後から宰相の仕事の手伝いに戻るよ。今日の報告もあるし。マリー、これから遠慮なく頼ってくれると嬉しい、折角、同じ家に住んでるのだから。」


「はい」


 兄様と別れ、ユリ達とオランド商会へ向かいます。


「マリアンヌお嬢様、今回は私共の商会を選んで下さり誠に有難うございます。先程、ユリ様より頂きましたリストの品をこちらへ用意しております。どうぞ、ご覧下さい。他にもございましたら、なんなりとお申し付け下さい」


 オランド商会の会長は揉み手をする勢いで、満面の笑みでマリアンヌに挨拶した。


 絶対、リマンド家はよい客なんでしょうね。いささかカモにされている気も致します。ですが、品の質の良さは折り紙付きですので、高くてもこちらを利用してしまいますわ。


「ありがとう会長。品を見せて頂きますわ。ですが、今回選ぶのは私ではなくこちらのもの達ですの。宜しく頼みますわね。」


 オランド商会の会長は一瞬驚いたような顔をしたが、そこはプロ、さらっと切り替えてイザベラ達へ接客をはじめた。


「ああ、お嬢様。こちらに最近、輸入致しました、お茶と新しく取り扱いを始めました焼き菓子を御用意致しました。どうぞ、御賞味くださいませ。ユリ様も是非ご一緒にお召し上がり下さい。」


「ありがとう。頂くわ。」


 流石会長。いつの間に用意させたのかしら?しっかり新しい商品のPRを忘れないわね。


 マリアンヌとユリが座っている、椅子の前にテーブルが用意され、サッとお茶とお菓子が出された。


 手際の良さに感心していると、別の店員が現れ、お菓子とお茶について説明を始める。それが終わると、また別の店員が現れ、今座っている椅子と目の前のテーブルについての説明を始めた。



「ユリ、これってイザベラ達の買い物が終わるまで続くのかしら?」


 少々げんなりしてきましたわね。


「お嬢様、何か欲しいものはございませんか?興味のないものの説明よりは楽しく聞けると思います。」


 ユリの耳元で囁くとユリは耳元で囁き返してくれました。


「剣を見せてくれないかしら?」


 会長の目がキランと光り、すぐさま2人の元へ駆け寄る。


「どんな剣でしょう?お嬢様の護身用ですか?それとも、飾るものでしょうか?」

「私が持つ物ではないの、プレゼント用よ」


 もうすぐ、兄様の誕生日ですもの。いつも持ってらっしゃる剣をプレゼントいたしましょう。


「プレゼントですか?」


 会長は訝しげにマリアンヌの言葉を反芻した。


 私、何か変なことを言ったかしら?剣ってプレゼントする物では無いの?でも、兄様に誕生日プレゼントを聞いたら剣が良いと仰っていましたわ。


 助けを求めるようにユリを見ると、剣を贈る意味を説明してくれました。


「お嬢様、騎士様に剣をプレゼントするということは、本来その騎士様に生涯その命をささげ支えなさいという意味があるんです。ですので、未婚の女性から贈る場合は逆プロポーズですわね。中々結婚に踏み切らない恋人に剣を贈り、さっさとプロポーズしなさいと急かすみたいです。今、騎士団で流行っているそうですわよ。」


 ははは…。知りませんでした。剣は一旦保留ですわ。それは、百戦錬磨の会長でも固まりますわね。こんなときは話題を変えるに尽きます。


「そういえば、会長、カーネーションの日をご存知かしら?つい最近、耳に致しましたの。」


 会長は考えるように腕を組んで上を向いた。


「たぶん、スミス夫人の誕生日だと思います。」


 なぜ、一介の侯爵夫人の誕生日がカーネーションの日で祭なんでしょう?王族の誕生日でも○○の日なんていいませんのに…。


「なぜ、スミス夫人の誕生日がカーネーションの日なのかご存知ですか?」


「言い換えれば、王都からカーネーションが消える日です。それを略してカーネーションの日と皆が呼んでいるだけですよ。スミス侯爵が王都中のカーネーションを買い集めて夫人に贈る日。ですから、カーネーションが飛ぶように売れるカーネーションを取り扱う者にとっては有難い日というわけです。うちも普段は花を取り扱う習慣はありませんが、この日だけはカーネーションを扱いますよ。確実に売れるのですから!」


 会長はやや興奮気味に説明してくれました。なる程、祭では無く、カーネーションが全て売れる日というわけですか、それなら私は知りませんわね。しかし、凄いですわね、王都中のカーネーションを買い占めるとは…。お母様がスミス夫人の誕生日の夜会から帰ってこられたとき、カーネーションが素敵だったわと凄く興奮されていた理由がわかりましたわ。


「お嬢様、全て買う物が決まりました。ご確認下さい。」


 イザベラに促され、これは何に使うかという説明を受けます。全て私がお金を払うのですから説明を聞くのは当然ですわね。


「他に必要な物はありませんか?」


「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」


 イザベラ達は一斉に頭をさげた。


「会長、全て我がリマンド侯爵家へ届けて頂戴。」

 

「わかりました。明日の昼までには必ず」


 会長は恭しく頭を下げ、見送ってくれました。


 馬車の中で、イザベラとドレスについての打ち合わせをしながら屋敷へ戻ります。


「早速、デザイン画を描きます。後で見て下さい。後、出来ればなんですけれど、フリードリッヒ様の正装のお姿を拝見したいのですが…。それを踏まえてお嬢様のドレスのデザインを考えたいので…。」


 私も見たいです!兄様の正装。私も見たことがないんですよね。イザベラのデザイン画の為に正装して貰えないかしら?今日、城から戻られたら頼んでみましょう。


 

 


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