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敵討ち
物の怪は純平噛み付こうと飛び掛った、純平は腰を抜かし倒れたその時ポッケに入れていた九四式自動拳銃が落ちその衝撃で暴発したその弾丸は偶然にも物の怪の脚を貫通した
「く、」
物の怪がひるんだ
(今!)
その隙を逃さず霞は核を破壊した
「ぐぅう、まだ戻、れ」
物の怪そう言いかけると倒れた、霞は腰を抜かし倒れている純平の元へ行き手を差し伸べる
「大丈夫、怪我は」
「ない、それよりも本当に物の怪は死んだのか」
「ええ、核を破壊したからもう襲って来ないよ」
「敵討ったのか、あ、後あの水城って人は大丈夫なのかる」
「それなら大丈夫そろそろ戻ってくると思うから」
霞がそう言うと草むらから水城が出てきた
「お、霞そっちは片付いたか」
「はい、こちらは大丈夫です、水城さんの方は言うまでも無さそうですね」
「ああ、軽く一捻りだったぜ、だがそれにしても数が少なすぎる集落一つ襲うにしても最低でも五体はいる残りはもう逃げられたか、まずは集落に戻ろうそろそろ応援も到着してる頃だろ」
純平たちは水城たちの応援と合流するため集落へ戻って行った