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暇なんで神様やめます!  作者: 夏冬
第2章 学園生活編
19/36

15

剣術科のクラスに入いると、このクラスでも俺は皆に注目された。

俺はクラスの皆からの目線を無視して、空いている席を探すことにした。


俺が、クラスの後ろの方にあった空いている席に着くと、教室のドアを開けてクラエド先生が入ってきた。


「しずかにしろよー

 これから初めの一時間使って、授業についての説明をするからよく聞けよ………」


クラエド先生がそう言うと、席を立っていた生徒たちは席に着き騒がしかったのが静かになった。


「よし、説明を始めるぞ。

 …………座学については以上だ。剣術の授業はほとんど実技のため実技場で行う。実技についての詳しい説明は次の実技の授業時に言う。

簡単に説明したがわからないことはあるか?」


クラエド先生が説明し終わると授業が終わり、俺は次の実技の授業の準備をするために移動することにした。

俺が移動しようと席を立つと横に来ていたレティが声をかけてきた。


「アレックス……………一緒に行こ………………」


「あぁ、いくか」


俺はレティにそう返事をする。すると、いつも真顔なレティがほんの一瞬だが笑顔になったような気がした。



俺がレティと一緒に実技場にいくと、そこにはクラエド先生が一人いるだけでまだ誰も生徒は来ていなかった。

実技場の中央あたりに立っていたクラエド先生が、俺達に気づくと話しかけてきた。


「来たのはお前たち二人だけか?」


クラエド先生は少し困った顔で聞いてきたので、俺は簡単に答えた。


「もう少ししたら他の生徒も来ると思います。」


俺がそう答えると、クラエド先生は「そうか………」とだけ答えた。




「おっと…………

そういえばアレックス、この後の授業で一対一の模擬戦をするのだが、初めに俺と一緒に皆の前で見本の模擬戦をしてくれないか?」


クラエド先生が俺にそうお願いしてきた。


「俺がですか………」


俺はこれ以上目立ちたくなかったので断ろう思い、俺はクラエド先生に話しかけようとする。

すると、クラエド先生は俺が断ろうとしたのに気付いたのか、俺が話しかけるよりも早く話しかけてきた。


「すぐに終わるから頼む!!

 見本の模擬戦に出てくれたら成績を少し上げてやるぞ!」


クラエド先生は俺に必死にお願いしてきた。


「………わかりました。

 その代わり、成績を上げるのは良いので、そのかわり、なんかあったときに頼るかもしれないので貸しにしといてください。」


「わかった。

 しかし、かしといっても俺にできないことは無理だからな!」


「わかっていますよ、それで大丈夫です。

 ………それにしても、模擬戦の相手ならここにいるレティでもよかったのでは?

レティも俺と同じ刀使いで、なにより実力もありますし……………

それなのに、どうして俺にこだわったんですか?」

俺が疑問に思いクラエド先生にそう質問しながらレティの方をゆびさした、するとクラエド先生は笑いながら俺の質問に答えてくれた。


「まぁなんだ、入試の時のリベンジがしたかっただけだな!」


「やっぱり…………」


俺はクラエド先生の答えを聞いて、俺はそう呟くと共にため息を吐いた。

俺とクラエド先生とのやり取りが終わると、実技場にクラスの皆が集まり始めた。




授業が始まる金がなると、クラスの皆がクラエド先生の前に集まり授業が始まった。


「この時間は皆に、一対一の模擬戦を行ってもらう。

 初めに俺とアレックスで模擬戦をするからしっかりと見るように。

 それじゃ、始めるぞ。アレックスは前にこい」


クラエド先生はそう言うと、皆から距離をとる為に歩き出したので、俺はそれに付いていくことにした。

クラエド先生が止まったので、俺はクラエド先生の横に距離をとって立つ。


クラエド先生の前に立つと、クラエド先生が構えて戦闘態勢に入ったので、俺も構えて戦闘準備をする。

すると、どこか楽し気ににやけた表情をしたクラエド先生が


「いつでもいいぞ」


そういったので俺は、クラエド先生に向かい攻め込もうとする。

するとクラエド先生は、俺が攻めようとしたのが分かったのか、今さっきの雰囲気とは違い体全体からものすごい殺気を出していた。

俺はそれに驚き、ほんの一瞬攻め込むタイミングが遅れた、するとクラエド先生はそ隙を見逃さず。

その隙をついてクラエド先生が俺に向かって攻め込んできた。


クラエド先生は縦を前にして突進をしてきた。

俺はスキを突かれたためガードが間に合わず直撃した。後ろに飛ばされたが何とか体勢を立て直して構える。

すると、横からクラエド先生の剣が襲ってきた。

俺はそれを刀でガードし、後ろに飛ばされないように踏ん張る。

「片手でこの威力かよ………」俺がそう思っている隙にクラエド先生が次々に追撃をする。

俺はそれを刀で受け流すも、反撃に出れないでいた。


「アレックス!この前の勢いはどうしたー!」


クラエド先生は模擬戦だということを忘れたのか、全力で攻め込んでくる。

俺は『身体強化魔法』と『加速魔法』を重ね掛けしてクラエド先生に反撃をする。

しかし、俺の攻撃はクラエド先生に当たることなく空振りした。


「どうやら『身体強化魔法』を使って反撃に出たようだが、惜しかったな

 『身体強化魔法』が使えるのはお前だけじゃないぜ」


楽しそうな笑みを浮かべながら、そう言ったクラエド先生は『身体強化魔法』を発動させて俺に攻撃をしてきた。

俺はそれを刀で防ぐも、お互いが『身体強化魔法』を使っているため、もともとの力の差でクラエド先生に押し切られた。

クラエド先生に押し切られて、体勢を崩すと、すかさずクラエド先生から追撃が来た。

俺はそれを、『加速魔法』発動させクラエド先生から距離をとった。


クラエド先生と距離をとっていると、級にクラエド先生から殺気が無くなった。

すると、クラエド先生は俺に話しかけてきた。


「これで三本の模擬戦を終わろう……

それにしても、今さっきの攻撃を無傷とはな………」


そう言ったクラエドは、少し驚いた顔をしていたが笑っていた。

俺はクラエド先生に近づきながら返答した。


「運よく無傷でしたが、結構危なかったですよ

 それに知れも、これがミノンの模擬戦だと覚えていたんですね」


「当たり前だろ、

こう見えても結構戦いながら周りを見て考えるタイプだぜ」


クラエド先生はそう言うと大きな声で笑い始めた。


「まぁ、余談はここまでにして、これから今さっきの見本の模擬戦の様に、模擬戦をしてもらうからまずはペアをつくれ」


クラエド先生はクラスの皆の方を向き指示を出した。

すると指示を聞き、今さっきまで俺とクラエド先生の模擬戦を驚きながら見ていた、クラスメイト達はペアをつくり始めた。


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