表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暇なんで神様やめます!  作者: 夏冬
1章 入学式編
12/36

9.5 番外編

アレックスの部屋を飛び出したエミリはレティと一緒にエミリとシャロルが借りている部屋である3号室に来ていた。


「早速だけど、レティはアレックスのことが好きなの?」


「………………すき……」


そう答えたレティにエミリは目を輝かせると、レティに抱き着つく。

抱き疲れたレティはどこか鬱陶しそうな顔をしていた。

するとシャロルが部屋に入ってくる。


「エミリ!また一人で勝ってに暴走しちゃって、アレックスが困ってたよ!」


シャロルがそうエミリに言うと、エミリはシャロルの方を向いて不満そうな顔をする。


「だってアレックスがレティとの約束をすっぽかして放置したんだよ?

 健気にレティはアレックスのベットの上で待ってたのに…」


エミリはシャロルにそう言うと、シャロルは呆れた顔でエミリを見つめる。


「いやだから。そこがまちがっているのよ……

レティは約束なんてしてなくて、急にアレックスの部屋にいたからあんなに騒ぎになったんでしょ?」


シャロルの説明を聞いてエミリはレティの方を向いて確認する。


「話す約束なんてしてなかったの?」


「…………してない……」


レティの返答に何故かショックを受けているエミリ。


「だって、話が合ったけどもういいって言ってたよね?」


「…………気分…」


「気分って話す気分じゃなくなったてこと?」


エミリがそう聞くとレティは首を縦に振って返事をする。

レティの返事を見たエミリは急に落ち込んだ。


「これって私が早とちりしたってことよね………」


落ち込んだエミリはそうシャロルに聞くと、シャロルは呆れたように答える。


「そうなりますね。」


シャロルの返答を聞いてエミリは逃げるかあのように布団に包まる。


「またしてしまったーーー。」


そう言って恥ずかしいのか布団の上でバタバタと足を動かしている。

レティはそんなエミリの行動を見て少しばかり驚いていた。

そんなレティにシャロルは説明をする。


「エミリはね、時々今日みたいに変に早とちりしてから後でそれに気づくと、あんな風に早とちりしたのが恥ずかしいみたいで一人でもだえるのよ。」


シャロルは困った顔を浮かべながらレティに言うと、レティはエミリがいるベットの方へと歩いていくとエミリの頭をなでる。


「……………だいじょうぶ…」


レティはそうエミリに言う。エミリは急に撫でられて驚いていたがレティが自分を励ますためにしたとわかると、どこか嬉しそうに笑っていた。

そんなエミリを見てレティもうれしそうに笑う。

シャロルもそんな二人を見て嬉しそうにしていた。



それから少しするとエミリは落ち着きを取り戻した。

落ち着きを取り戻すとエミリはシャロルとレティの方を向く。


「せっかくだから、今から皆で女子会をしましょ!!

 レティとも仲良くなりたいし!」



こうしてエミリの提案により女子会をすることになり、エミリとレティとシャロルの三人は夜遅くまで女子会をする………


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ