表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/95

3 洞窟の吸生魔鬼その3前編

 胸にむかって尖った岩が食い込む

そう思われたが、岩は刺さらなかった

黒皮がすんでのところで止めていた


(これじゃぁ自ら死ぬこともできない)


楽に死ぬことは諦め、飢えて死ぬことにした


 それから数日経ったが、一向に空腹になることはなかった

どうやらこの体は食物を必要としないようだった


 それからさらに数日経った頃

人間の冒険者と思しき数人のパーティがイアの部屋に訪れた

イアの姿を見て驚いているようだ

種族名:ヒューマン

個体名:ガリア

職  :ウォーリアー


個体名:アイダ

職  :マジックキャスター


個体名:ドミニク

職  :ビショップナイト



ガリア「なんだ、あの魔物は」


アイダ「もしかして、あれがゴブリン族の報告にあった黒い魔物じゃ?」


ガリア「そうかもしれない」

   「くっ、なぜ初心者向けの洞窟にこんな魔物が!?」

   「危険だが、あの魔物はヤバイ」

   「総攻撃をかけよう」

   「ドミニク、補助を頼む」


ドミニク「あぁ、気をつけろよガリア」

    「ハイスピード! ウィンドシールド!」


ドミニクが呪文を唱えると、風が三人を包んだ


ガリア「アイダ!援護してくれ!」


アイダ「えぇ! アイスランス!!」


鋭い氷の槍がイアを襲う


 抵抗する気力もないイアだが

体が勝手に反応した

黒皮が氷の槍を掴んで投げ返す

それをドミニクが大盾で弾いた

その大盾の影からガリアが斬りかかる


ガリア「二連牙!」


 素早い二連斬りがイアを斬りつける

しかし、黒皮の盾に簡単に止められてしまった


ガリア「嘘だろ...俺の高速剣技が...」


 切りつけた黒皮の盾から出た霧がガリアにまとわりついた

風のシールドなど意に介さず、霧は簡単にすり抜けた


ガリア「グァッ!何だよこれ!」

   「体力が...奪わ...れ‥」


 ガリアは力なく倒れた

その目からは光は失われ、明らかに死んでいるとわかった


ドミニク「くそ!ガリアが殺られた!」

    「引くぞ!アイダ!!」


アイダはショックを受けたのか、動けなかった


アイダ「そんな、ガリア...」


 動けないアイダを抱えてドミニクは出口に向かう

しかし、霧が足に絡みつき、止められた

ドミニクはアイダを出口に投げ、叫んだ


ドミニク「アイダ!このことをギルドに!」


 だんだんと霧に覆われていくドミニクを見て我に返ったアイダは

出口へと走り、逃げ切った

イアの部屋にはイアと死体が2つだけ残った


-スキル、高速剣技を獲得しました-

-スキル、消音を獲得しました-

-スキル、マッピングを獲得しました-

-スペル、ウィンドシールドを獲得しました-

-スペル、ハイスピードを獲得しました-


イアは2つの死体を黒皮で抱えると、近くの広場に埋め、簡易の墓を築いた


(また、奪ってしまった)

(誰も死なせたくないのに...)


涙が溢れてきた


(これが、女神の言ってた罰なのね)

(私は、討伐されるまでこの苦しみを味合わなければいけないの?)


イアは部屋に戻り、座り込んで動かない事にした



ちょっと長くなりそうです

少女登場はもう少し先になるかもしれないです


次は...です


雷がなるとテンションがあがりますよね~


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ