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27 聖王都の巨竜2

リージーがまず動いた

拳と脚に雷をまとう


リージー「こっからは本気のその先だ!」

    「ぶっ潰す!」

    「竜式格闘術奥義!雷帝の鎧!」


 手足の雷が鎧になり、全身に広がった


リージー「いくぜ!」


イア「ちょっと待ってください」


 竜に攻撃しようとしたリージーは急ブレーキをかける


リージー「な!なんだよ!」


イア「竜を異空間に引きずり込みます」

  「その中ならいくら暴れても街に被害は出ません!」


 ディアンナから受け継いだスキルを使うイア

リージーとクパル、そして戦闘班たちとともに異空間に竜を引きずり込んだ


 ディアンナが使った時とは違う空間だった

広大な空間、壁はなく、ただただ広い空間だった


リージー「おっしゃ!暴れるぞお前ら!」


戦闘班「オオー!!」


竜はこちらに向かってブレスを吐いた


クパル「光魔法 守護神の大盾!」


巨大な盾でブレスを防ぐクパル


ブレスを吐き終わった竜にリージーの蹴りが炸裂した


側頭部にめり込む蹴り


竜は大きくのけ反った


リージー「お、効いてるな」

    「もう一発!」


また蹴り込むリージー

しかしそれは空を切った


見ると竜は体制を低くしていた

そこから尾を振り上げリージーへと放つ


羽ばたき、華麗にかわすリージー


クパル「豪炎風魔法 フレイムテンペスト!」


竜にむかって炎の竜巻が当たる


その竜巻は竜を焼き切った


竜「クアアアア!!」


目標をクパルに変え、迫ってくる


クパルにかみつこうと口を開け、首を振り下ろす


そこにイアの大剣が刺さった


右目を疲れて激しく暴れる竜


竜の下では戦闘班たちの猛攻が始まっていた


リージー「っは!前に戦った竜のほうがもっと手ごたえがあったぜ!」


上から拳を叩き込むリージー


竜はとうとう倒れ込んだ


竜の体にひびが入り始める


イア「やった、の?」


竜は崩れ始めた


リージー「イア、あんたのおかげで街の被害は最小限に抑えられたと思う」

    「ありがとな」


イア「いえ、街が守れてよかったです」


空間を解除するイア


ミルファ「あ!戻ってきましたよシャムシャ様!」


車いすのようなものに乗せられてミルファとともにシャムシャがイアのそばに来る


シャムシャ「ありがとうございました」

     「おかげで竜は倒され、この国の平和も保たれました」

     「しかし、竜など一体どこから入り込んだのでしょう?」


心配そうな顔で言うシャムシャ


皆が竜の亡骸を見ていると

崩れ落ちた竜の亡骸から人が出てきた


大司祭のガトだった


シャムシャ「ガトさん!」

     「なぜ竜の中から...」


ガト「あああ、終わりだ、俺は、もう...」


シャムシャ「ガト..さん?」


ガト「ならせめて!お前だけでも!」


ナイフを取り出しシャムシャに襲い掛かるガト


すんでのところでイアがナイフを叩き落とし、ガトを拘束した


ガト「くそ!くそ!くそ!お前のせいだ!」

  「お前が来なければすべてうまくいったんだ!」


ミルファ「どうやら、一連の事件の犯人は暴かれたようですね」


シャムシャ「そんな、なぜ、ガトさんが」


ガト「お前は、お前が教皇の器ではないからだ!」

  「もっとふさわしいものがいるはずだ!」

  「俺はこの国を守るためにお前が邪魔だったんだ!」

  「だから魔人の力を借りてまでお前を殺そうとしたのに!」


シャムシャ「それで、ディアを...」


ガト「ふん、あれはただの道具だ」

  「俺にディアンナを操れるようにしてくれたのは漆黒の魔人だ」


ミルファ「そんな、もう一体魔人がいたというのですか!?」


ガト「おい、イアとか言ったな」

  「漆黒の魔人はお前を激しく憎んでいるぞ」

  「せいぜい殺されないことだな」

  「やつはずっと、お前を見ていると言っていたんだからな」


それだけ言うとガトは教団の聖騎士たちにつれていかれた


シャムシャ「あらたに漆黒の魔人、ですか」

     「各国や冒険者ギルドの方たちと協力して探し出す必要がありますね」

     「ミルファ、まずはけが人の手当と破壊された建物の修復を」


ミルファ「はい」    


シャムシャ「ドゥキラさんは漆黒の魔人の探索をお願いいします」

     

ドゥキラ「おう」


シャムシャ「カルトナさんは各国に伝令と協力要請をお願いします」


カルトナ「了解デス」


シャムシャ「イアさん、クパルさん、リージーさん」

     「聖王都は救われ、感謝してもしきれません」

     「暗躍している漆黒の魔人のことはギルドの方々とも連携して解決したいと思います」

     「どうか、ご協力をお願いします」


リージー「当たり前だろ」

    「それが俺たちの仕事なんだからな!」


二人も同意してうなずいた


シャムシャ「ありがとう、ございます」


シャムシャは深々と頭を下げたあと、ミルファに連れられ教会へと戻った


リージー「さて、俺らも帰るか」

    「クパル様、ギルド本部までお願いします」


クパル「うん」


クパルのスキルで三人と戦闘班はギルド本部へと飛んだ

異常に強い人を出したと思われるかもしれないけど

ガト竜は通常の竜とは違う偽竜なのでそこまで強くないです

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