アイダ
~テルルーン外れの森~
ついに復讐を成し遂げた
あの様子なら確実に死んだだろう
アイダは笑った
笑いながらも目からは涙が溢れてくる
アイダ「あれ?なんでだろ?」
復讐を果たし、二人の無念ははらせた
それなのに...
アイダは木にもたれかかり、そっと目を閉じた
スーッと意識を失う
アイダは気づくと見知らぬ場所にいた
アイダ「どういうこと?ついさっきまで森にいたはずなのに」
今いる場所はすべてが白くい部屋だった
「気がついたかい?」
男の声がした
声はするけど姿は見えない
その声は安らぎを与えてくれるような声だった
アイダ「ここは何処なの?貴方は誰?」
男「ボクは、そうだね、神とでも名乗っておこう」
アイダ「神?」
神?「そう」
「君の行動をずっと見てきた」
「君には素晴らしい目的が有る」
「その目的、僕にも協力させてほしいんだ」
アイダ「目的?強力?なにを、言ってるの?」
神?「君には残念な話だが、あれはまだ生きている」
アイダ「あれ?」
「あの魔人のこと!?」
「そんな、確かにとどめを刺したのに...」
神?「あぁ、確かにあれは死にかけた」
「だが、青の魔人から奪った力で治癒したんだ」
「許せなくはないかい?君の友人を殺したのにのうのうと生き延びたあの魔人を」
アイダ「許せ、ない...」
神?「そうだろう!」
「もっと怒るんだ!」
「君に力と新しい名前をあげよう!」
アイダ「力と、名前?」
「えぇ...」
「欲しい...あいつを殺せるだけの力が!」
神?「いいだろう!」
「君は今日から、アクニスだ」
「さぁ、君の目的を成し遂げるといい」
神?がそう言うとアイダ改めアクニスは光りに包まれた
アクニスが気づくと元の森に戻っていた
悪落ちって好きなんです




