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色付く世界  作者: 色輝
20/42

019 造る私

短めです。


 さて、種族が発覚し、誕生日を間近に控えた私が何をしているかと言うと。

 ――――アリシアの、プレゼント作りである。



 まず私は、両親を味方に付けた。材料がないとどうにもならないからだ。そして、あの隠し部屋がある部屋を無理を言って貰い、作業部屋にした。

 部屋に引き籠もるにしても、私はアリシアと同室なので部屋には持ち込めない。だから、あの隠し部屋を使う事にした。隠し部屋の存在は両親にも内緒だが。

 因みに、この屋敷は没落貴族から買い取ったらしい。だから、隠し部屋については知らないのだろう。


 次に私は、しぃに連絡しちょっと情報を貰った。貰った情報は一般的なプレゼントや造る予定の物があるかどうか。因みに報酬はドレスである。しぃの誕生日に豪華絢爛なのを贈ろうと思う。

 情報を集めたら、素材も貰い暫く部屋に籠もる。兄弟にバレないよう夜だけだから時間が掛かる。昼間は兄弟と遊んでるから、寝る時間は昼間で確保してるし朝方寝るので平気だ。血も飲めば(大体グラス二杯も飲めば一日くらい寝なくても平気)暫く寝なくても平気だし。



 ――ってな訳で、毎日毎日コソコソ作成中だ。……何をって?前世の女の子なら皆一度は欲しがっただろう物さ!


 木片を削り、染色し、組み立て、調節する。スキルを上手く使いながら、集中し造る。

 技術は、不思議と体に染み着いてるというか、やっぱり使いこなせてる。意識すると変な感じだが、便利なので気にしない。

 ザリザリザリ。ヤスリで削り彫刻刀で細かい模様を描き、形を整え最後にスキルで形状固定や汚れ防止等で朽ちるのを防ぐ。



<マスター、そろそろお休みになった方がよろしいかと>


「ん、あー……そだね、キリの良いとこまでやったらな」



 フローラが声を掛けてきたので、視界の右下端に出しておいた時計を確認。意識しなきゃ見えないので重宝している。時間と月日と曜日が分かるので便利だ。

 すでに朝方四時を回っていて、確かにそろそろ寝なきゃとは思う。アリシアに気付かれないようにベッド――アリシアとは一緒に寝てる――に潜り込まなきゃならないしな。



<マスター、最近は根を詰め込みすぎです。皆様にご心配お掛けしていますよ>


「え、マジ?」


<はい。マスターに疲れが出ているのは見れば分かります。最悪スキルで完成させれば良いのですから、ご自愛なさいますよう。倒れてしまっては意味がありませんよ>


「……あい」



 怒られた、が、それも仕方ないか。確かに睡眠時間かなり短いもんなぁ。

 フローラは、自分の一部のような感じだからか着替えもトイレもお風呂も一緒だ。恥ずかしくはないが、こうして小言を貰うと自分の一部とはやっぱり違うのかな、なんて思ったり。

 因みに。うちには温泉があります。スキルバレを良いことにはっちゃけました。スキルにより疲労回復体力回復怪我治癒等から、健康にも美容にもかなり効く温泉となってます。アンチエイジングって奴かな?美容に良いって時点で、母に催促されました。やはり女性を味方に付けるなら美容関連だよな!えっへん。


 一区切り付いたところで、形は出来てきたそれを眺める。大分完成してきたが、中身はまだまだ……今は小物の類を揃えているが、やっぱりアレ(・・)が欲しいなぁ。

 そろーりそろーり、と部屋に戻りベッドに潜り込むと、すぐ睡魔が襲ってくる。完全に屈する前に、私は採取に行こう、と考えた。

 まあ、そんなの起きたら忘れてたけどな!




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