「農民芸術概論}}宮沢賢治
宮沢賢治は宮沢賢治(1896-1933)は、岩手県花巻出身の詩人、童話作家、農業指導者。37歳の若さで没するまで、法華経信仰と科学的視点に基づき、『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』などの名作を遺した。生前は無名に近かったが、没後に独創的な世界観が評価された。
そんな宮沢賢治が『農民芸術概論綱要』において、「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と述べています。
これは、自分一人だけの幸福は真の幸福ではなく、他者や世界全体が幸せでなければ、個人も本当の意味で幸福にはなれないという、共生と利他の精神を説いた言葉です。
私たちは一人ひとりが別々に生きているように見えますが、
実は見えない世界ではつながっているのです
他人が不幸で、自分だけ幸福だということはあり得ません。
「友達」「家族」「恋人」に置き換えるとわかりやすいでしょう。
「家族は皆不幸だけれど、自分は幸せだ」とホントにいえるでしょうか。
広く世界に目を向ければ、戦争や殺人事件など 大きな事故や事件が今も起こり続けているのです
「他の国は不幸で日本だけが幸福であれ」ということはあり得ず、
「一寸の虫にも五分の魂」小さな無視が不幸で、人類だけが幸福ということもありません
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という言葉は そんな 全ての世界の平和 幸せを祈った言葉なのかもしれません




