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テストにドキドキしてしまう悪役令嬢

いよいよ、初めてのテストだ。


もちろん学院の入試は受けた。


今までに家庭教師に教わって、学院のテストも受けた。


前世のテストはちゃんと受けたことがない。


病院や家のベッドの上で、小学校と中学校の全ての授業のテストや高校の入試のテストは受けたことはあるけど、


学校で試験をしたことがない。


私にとって試験を学校で受けるのはテレビで見た景色でしかないのだ。


だからドキドキする。


「メイリン様?」


「えっ?」


「どうしたのですか?」


「先ほどからずっとお呼びしてましたのに。」


「あ…ごめんなさいね。ドキドキしてしまってぼーっとしてしまいましたわ。」


「メイリン様が緊張を!?」


「なんですって!?」


「えっ?メイリン様が?」


「か…」


「か?」


「可愛すぎてきゅんきゅんしますわ!」


「なんですか、それは…」


この世界で初めてきゅんきゅんなんて言葉を聞きましましたわ。


「どうしましょう…なんか庇護欲が…」


「「「わかりますわっ」」」


マジですか…


庇護欲…


わかるのね…?


「もうっ!始まりますわよっ!」


笑いながら席に戻って行く4人。


バカにされているのかしら?


あとでお兄様に聞いてみましょう。


午前中に3教科で午後は2教科を受けることになっている。


とりあえず、午前のテストを頑張るわ。






午前のテストが終わった…


なんの問題もなかった…


何回も答案用紙を確認しました。


テスト終わったら暇になってしまって、


ケアレスミスがないかと思って確認したのです。


暇過ぎたので、


何箇所か書き直してみたりしてみました。


同じ答えを書き直してみただけですけれど。


「メイリン様!」


「はい、どうかなさいましたか?」


「メイリン様に教えて頂いた問題があってきちんと答えられましたの。」


「それは良かったわ。」


「メイリン様は?」


「私は問題なく答えを書けましたわ。」


「流石ですわね。」


「うふふ(笑)ありがとうございます。それでは皆さん、私はお兄様の所に行って昼食をとってきますわね。」


「はい、またあとで。」


皆さん、だいぶテストが答えられて嬉しかったのね。


あ、早くお兄様の所に行かなくては時間がなくなってしまうわ。















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