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悪役令嬢にならないように頑張るご令嬢  作者: MEIMEI
転生してスタート
11/187

10歳で天才になっていた悪役令嬢

婚約しないままで10歳になった。


婚約予定の7歳を通り過ぎた。


これはもう断罪を回避できたということかしら?


今は剣術の稽古をしている。


「だいぶ上達したね。」


「ジャンお兄様!」


「これでは護衛も形無しだ(笑)」


「言い過ぎよ?」


「騎士団にでも入るのかい?」


「まさか(笑)」


護衛と稽古をしても勝てるようになった。


「こんな格好をしていても美しいなんて神様は罪だな。メイはまるで女神だよ。」


「そうかしら?」


評価が高すぎる(笑)


ジャンお兄様は20歳になり、隣の国の王女様と婚約した。


王女様はとても優しくて、頭の良い方だ。


お姉様のほうが美しいけど、


隣国では一番美しいそうだ。


やはり我が国の令嬢はジャンお兄様の心は射止めることが出来なかったらしい。


だからアークお兄様への婚約の打診が多い。


ジャンお兄様が他国のお嫁さんを迎えるくらいだ。


それにジャンお兄様は第一王子の側近になった。


アークお兄様が領主になるらしい。


お姉様もまだ婚約していない。


政略結婚も考えているが、他の公爵のご子息は性格が悪い人が多いらしい。


他国の旦那様だとなかなか会えなくなってしまうから断っているそうだ。


私も婚約はまだ考えていないし、卒業までしたくないのよ。


早く婚約すると性格の不一致で婚約破棄になってしまうじゃない?


「メイは魔法も優秀だと聞いているよ?」


「ふふふ。魔法が全属性なんて驚きましたもの。」


「光魔法もあるからね。メイは間違いなく、この国の才女だよ。」


「大袈裟だと思うけど、ありがとう(笑)」


ラノベの悪役令嬢は、10歳ではもう婚約しているし、


お茶会にたくさん出て我儘放題だった。


魔力はあるが、


魔法はそんなに得意ではなかった。


剣術は全く学んでいないし。


ピアノは出来るがバイオリンはやっていない。


勉強も今の私ほどではなかった。


本当チートってすごいわね。


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