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A blessing share

作者: 浜坂摩耶

俺にはもうRequiemなどいらない。…失うのはもう、散々だ。

紛れ込む苦しみに抗えない人々達へ

僅かながらの幸せを 心からの祝福を



殴り書きしていた裏紙に意味もなく詩を綴る

分かるはずの正解を見もせずに

無理矢理にでも作っていたその笑顔を

写鏡がぼんやりと写しては消えていく


君に聞いた 声を聞いた 

それを知った 感じてきた 

探してきた 見つけてきた

でも亡くした 消えていった


無秩序なこの街に 幸せはどこにあるの?

そこにないのなら 生みだせばよい

偽物だけどはっきりとした 形のある祝福を



あの日の賞状とやらに躊躇いもなく詩を綴る

期待なんてものを忘れていく

感情の裏の裏の見知らぬ顔と表情を

写返す窓に表れては消えていく


ぼんやりとでしか見出せないのなら

自分という偶像を 失えばいい

本物だけどはっきりとした 形のない呪いを



安息を願った 呪いを信じた

祝福をやめた 歌から逃げた

秋を繰り返した 変わらなかった

I needed to forget to sing the Requiem



無秩序なこの街に 幸せはどこにあるの?

そこにないのなら 生みだせばよい

偽物だけどはっきりとした 形のある祝福を


ぼんやりとでしか見出せないのなら

自分という偶像を 失えばいい

本物だけどはっきりとした 形のない呪いを


have begin to Requiem, for years.

Project Requiem 試作中

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