32話~決心と謎なる声と条件と
ガルドは悩んでいたが決心し……。
ガルドは考えていた。なぜブラットが倒れたのかと。しかし、どんなに思考を巡らせても元となる原因が思い浮かばない。
「ここで考えていても何も解決しません」
「クッ……ああ、そうだな。だが……どうすれば」
「今知り得る情報から要因だと思える芽を摘んでいくしかないかと」
そう言われガルドは躊躇い俯いた。
「要因……本当に仲直りをすればブラットは目を覚ますのか?」
「先程も言いましたけど……断言できません。只そうだと思えることから、やっていった方が良いのではないのでしょうか」
「……そうだな。じゃあ今からオルフェの所に向かう。どうなるか分からねぇが……」
それを聞きフェリアは頷き真剣な顔でガルドを見据える。
「それでも……」
そうフェリアは言いガルドへ手を差し出した。
「そうだな……考えてたってしょうがねぇ」
決心しガルドは差し出されたフェリアの手をとる。
それを確認するとフェリアは片手を目の前に翳した。
《テレポーター!!》
そう言い放つとフェリアの目の前には魔法陣が現れる。するとゲートが開き二人は吸い込まれるように消えた。
♦♤♦♤♦
ここはオルフェの書斎。余りんも激しく揺れているため机上に置かれていた物は床に落ち散乱していた。
当然ながら本棚に置かれていた物も床に無造作に落ちている。
そんな中オルフェは揺れが酷いため机の下に潜ったまま動けずにいた。
(なぜだ……ブラットが倒れ……この揺れ……このままでは、どうしたらいい?)
“何を恐れているのです。オルフェ……お前は、ブラットを手に入れたいのでしょう?”
(はい、そのために私は……クッ……)
オルフェは誰と話しているのだろうか。みえない存在という事は神かそれに等しい者なのだろう。
“……フェリアとガルドが来ます。あとは分かっていますね”
そう言うとオルフェとの交信を切った。
(またか……言いたいことだけ告げていった。名も告げず……神なのか、なんなのか分からぬが。
だが、その存在に逆らえぬ。なぜか分からない……なんなんだ)
苦痛の表情を浮かべ、オルフェは無作為に一点をみつめる。すると机の近くが眩しく発光した。
それに気づきオルフェは、ユックリと机につかまりながら立ち上がる。
「ガルド、か……なんの用だ」
見た先にガルドとフェリアが居てオルフェは嫌な顔をした。
揺れが酷いためガルドとフェリアは素早く机にしがみ付きオルフェをみる。
「ブラットの倒れた理由と、この揺れについて話をしたくてな」
「なるほど……それで何か分かったのか?」
「断言はできねぇが。もしかしたら俺とオルフェ、お前と喧嘩したことと関係しているかもしれねぇ」
それを聞きオルフェは、なるほどと納得した。
「お前と仲直りすればいいと云うのか? まあ……ブラットを養子にすると云うのであれば考えなくもない」
「クゥッ……足元をみるつもりか! それならな……こっちにも条件がある」
「条件……のめるものであれば良いが」
そう言い合い二人は、お互い睨んでいる。
その様子をフェリアは不安に思いみていた。
読んで頂きありがとうございます(/・ω・)/
『あの時フェリアと契約していなかったら死んでたんだよな』…byブラット
『そうなります。いえ、それだけではありません。世界自体、消滅していたでしょう』…byフェリア
『なんか……死ねないって重圧が半端ないんだけど(;^_^A……』…byブラット
『運命のままに亡くなるのであれば問題はないのです』…byフェリア
『なるほど、そういう事か。じゃあ、それほど深く考えないでも大丈夫だな(*^▽^*)……』…byブラット
『(^^;).。o○(これで大丈夫なのでしょうか?)……』…byフェリア
と、いう事で……(^^ゞ
では次話もよろしくお願いします(#^^#)






