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夏の終わり

春色の風が運んできたパンの香りに「おいで」と店へ誘われ






金髪の不良男子が買ってゆく妹のためのご当地キティ






ゲーム漫画アイス夜更かし朝寝坊我に返れば宿題の山






夏空に浮かんだソフトクリームを食べられぬまま大人になった






神社ではツクツクボウシが鳴いていて虫取り網と少年の影






古本のにおいを嗅げば香ばしい時の流れが私を包む






夏休み明けても好きなら確実に恋だと認める、それまで保留






手をつなぎ柔らかな夜を歩いたら嘘とか全部消せる気がした






残り火が消えないうちにキスをした もう激しくは燃えないだろう






階段につまづき膝をついたまま見上げた空はこんなに広い



あまり何も考えずに短歌のストックを順番に載せているだけなので、連作ではありません。章タイトルにも深い意味はありませんので……。

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