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無題

職人として有名になっているが、私だけで行っているわけではない。

4姉妹全員が全員同じくらいの技能を持っている

。適正云々はあるが、みんな同じように学び同じように資格を取得したのだから

幼い頃は貧乏だったから誰かが借りてきた参考書や書籍を回し読みもしたし書物を一つ購入して全員が必要なことを書き写すためにざっと目を通しているので内容も軽く把握していてお互いにお互いがどういう物を作りたいか把握しているので、色々と意見を出し合って作り上げてきていたのだから。

きっかけは私が入院したことであろう。

末っ子で他の姉立ちよりも認識力が弱く学ぶことに時間がかかっていたので、姉たちを優先してダンジョンに潜りのんびり姉たちが写本した本を読ませてもらいながら日銭を稼ぎ姉たちを専門知識を有してもらうために学費を稼いでいた。目をつけられる理由に放っていたのだろう。使役として登録していた魔獣を討伐され。登録されていなかったと言い訳を聞いて張り詰めていたものが切れた。弱っていると頃に漬け込んで良いように使おうとしていたらしい一部ギルドの人間による計略らしく

それを看破し拡散して計略をした人間と見て見ぬふりをしていた人間たちをすべて生み出しをと追補した姉たち

何も知らずにぼんやりと相棒である使役が死んだことを悲しみつつ作りだめていた力石の調整をしいつも以上に時間が合ったので丁寧に精製した結果が、空と海の色を融かしたような力石で、今で言うSNSに強い姉が妹が作ったネット上に上げ。価値が付くかどうかわからないからとオークションにだした。

SNSにはオークションに上げること。力石としての価値は少ないかもしれないとかそういうふうにアップされていたが、装飾品として注目され多少使える品質だったらしく上流階級の人間がお守りとして使う力石として高値で購入された。見目もよくネックレスやピアスなどにも加工することができると喜ばれたらしい。

それを気に職人として金丸と言う名で仕事を受けるようになった。小物作りから付加や刻印などもできるし。ある程度のレベルのスクリやインゴットなども全員が全員同じ品質で作ることが可能なので誰もが見分けがつかないらしく

職人一人で作っていると思われているフシがあったが、今回でそれはなくなるだろうなと思いながら知り合いからやり方などを教えてほしいできればユーチューブに上げたいと言われた

姉たちは結婚して子育てをしているので小さな商品を作ることが多くなっているが、そういう小さな仕事ほど人手がほしいところなので、稼げると知って主婦の副業としてできるんじゃねって了承を得た

「さて、職人金丸が教えるちょっとしたコツ動画です。金丸は喋るのが苦手なので色々と説明などをする事となっているロバです。ちなみに映像を編集をしてくれているのは俺の兄である極楽鳥なのでそこら辺よろしく」カラカラと割らないがらっているのは知り合いの弟の方で、ちょっと同じようにギルドの計略で死にかけた人である

「職人の親戚の子供がそろそろ入学式と新学期が始まるということで交通安全のお守りを作るって言うことでお邪魔しました」そう言ってテーブルに置いてある材料を説明

簡単な講座で技能が取得できるのでそれについても説明してくれている、助かるわ〜と思いながら力石を最小にしたビーズを付けていく。文様になるように作るのは、交通安全を司る馬頭観音と道案内を司る猿田彦様である。迷子予防にもうってつけのもので、簡約化された文様を刺繍していくだけの簡単なものであるが、愛情いっぱいに作ることができる。

最後に本人が好きなアップリケを付けて文様を隠すようにして安全祈願のお守りが完成である。作っているとわからないと聞いてくる弟くんにやり方を教えつつ作り上げていくのは6個の安全祈願のお守りである。

子どもたちが好きなアップリケを作り上げたら上にかぶせて縫い付ける。淡々と文様に手間取らなければ1、2時間でできる品物である

「完成です。アップは10月ですが色々と準備なども必要な入学生には時間も必要だということで、このタイミングになりました。新学期の人たちはもうちょっと遅くても良いのかもしれませんが…ということでした。ご自分で作るのが苦手だという人はアップリケを縫い付ける前までのものが販売されていますし。この程度の手作業ならという方なら1時間位の口座で作り上げることができますので、ご興味がある方」と説明している。

こういう小さな仕事を多くの人に受注してもらって分散して小口の仕事を作ることで、経済が回ったりするのである。

さて、次はという話をしているのを聞き流しながらビーズを付けていくあと数個で出来上がるなと思いながら手を止める

別室で動画を流していた兄の方を見れば弟が作り上げた不格好なお守りを嬉しそうに受け取っている。兄弟が中がいいのは良いことである

さて、次は何を?と聞いてみれば、編み物の方だったので

「編み物は紀ちゃんが担当なので。撮影日を教えてくれれば」そういえば驚いている弟と知っていた兄という図であるが、知っているものは知っている情報で特に隠してるわけでもないのでそのまま日付を決めて姉に投げておく

 「俺は知りませんでしたが」そう言って姉を紹介して編み物で作る文様での守りなどについての話をして実際にいくつかのパターンを説明していく。実際の作り方は講座の方でという話をしつつ簡単に1パターン30分ほどで弟にも指導しつつ出来上がったモチーフ

守りと防御とか結界とか癒やしとかそういうものを上げていて

「ダンジョンに潜っていない人間でも利用できるのは結界と防御ですね。苦手の人を避けたり面倒ごとから守ってくれたりしますので」そう言っている姉の言葉を聞きつつ納得している弟のほうだが、基本的なことじゃないのか?と疑問に思うが、教えていないところもあるのだろうと口に出さずにおいておいた

それから負荷や文様などの清ちゃん。インゴットとか製薬の由ちゃんなど色々と紹介していって職人金丸は4人で行っていると認識されつつある。良かったと思いつつ

力石を生成し精製しながらのんびりと過ごす

空を融かしたような色の力石の注文が入っているし。空と海の色を融かしたような力石を作るのも好きである

スタンダードな力石がどのくらいの品質に高められるのか。どのくらい小さくなるのかということをするのも好きである

私の趣味で行っている力石は兄弟で一番生成につまずき努力したものであるが、やろうと思えば姉たちだってできる。無論、私も姉たちと同じくらいの力量があるのだから刻印だって付加だってインゴット制作などもできるが、どうしても姉たちにはちょっと劣る

劣っても好きだと言えるのは力石だけなので、

それを淡々と続けているだけである。調合が間に合わないと連絡を姉から受けて調合を手伝うが、仕上げは姉たちがするのに限るし

インゴットだって必要な処理などをやるのはできるがやっぱり高品質を出すのは姉たちである。特性があるというのは違うな〜と思いながらもある程度はできるので、器用貧乏よろしくマルチに頑張らせてもらっている

「わたしたちはあんたみたいな力石を作るのは無理」そう言ってもらえるように力石の品質だけは落とさないように日々継続している。ビズなどにした力石は小物を作るときに便利だし

モチーフも普通にみても違和感のないデザインにして服などに仕立て上げられるのは私には無理である。言われたとおりに縫うことはできるが、創造など無理と得意な姉たちに丸投げしている。それだからこそ4人でできているのかもしれないと極楽鳥には言われているが、得意な人に得意なことを丸投げして何が悪い?そういえば笑って何も答えない

力石を生成するコツをと言われて

生成陣を使えばいいじゃろ?と言いつつ力石を作るための魔力を集める陣をわたして作らせてみる。魔力があつ混ていることが感じられるか?と聞きながらある程度集まっている魔力を玉にするように促し玉にするように操作する。で、玉になったらある程度形になって有視覚できるようになった切り離してちょっと休ませる。

休ませたら更に精製しきらきらと透明度が高い力石を作り上げて見せてから

「っていう感じで、最初に魔力を感じることが苦手な人も多いと思うから講座を何回か受けるか。書籍を読み込んでコツを掴むかという話です。自然に触れるとか魔力が多いものにちょっとだけ触れてみるというのもありです。パワースポットとかそいうところに行ってみるのもありですね」と説明をしてもらいながら初めて作り上げた力石に目をキラキラさせている弟をみながら自分で力石を作り上げられたときもこうだったのだろうと冷静に見る

「ファースト力石は自分で持っていてもいいですし。誰か大切な人に持たせるのもありです」そういえば飛ぶようにして隣に移動して兄上〜と極楽鳥に見せている

よくできたな〜と言いながら越に入っている声が聞こえる

兄上〜と飛んだところですでに放送は切られているのだろうと考えながら、では、さようならと一応締めておく。

兄弟がイチャイチャしている居間に行けばできた力石を渡しているところであったが、大切に使うだろうし。身代わりになったりするだろう

虎の子というものになるはずだ

「そういえばな。他のギルドからこの動画を見て講習を受けたり登録する人間が増えたと。小さな仕事を請け負う人間が増えたと報告があったぜ。職人ギルドの方は良い運営しているからな。良い技能を持っている人間は守るのは普通だと言っていたな」以前からちょいちょい嫌がらせをしてきていたギルドは固定客しかいかないだろう。ま、そのギルドを通さないと仕事ができないというわけでもないので問題ないだろう。ギルドの衰退はありである

いいところは残り

問題があるところは消えていく。ギルドに登録されている人間を潰そうとして居たところでもあるし。警察とつながっているらしく

警察の内部で評判が悪い人間はどんなに頑張っても評価しないとかやっていたところなので、そのまま警察の予備団体という感じで活動していけば良い。退職した警察官の仕事斡旋とか警察にはなれなかった問題児たちを集めて警備もどきとかさせておけばいいだろう。そういう仕事には定評があるのだから

そちらで頑張ればいいのに

呆れながら人を取り囲みなぜ手伝いをしないのだと。勧誘を無視するなと言っている人たちをちらりと見てから

「勧誘?どう見ても脅迫だよな」そう言って突っ込みつつ近づいてくる極楽鳥の部下で黒豹。頭を下げて軽く会釈しつつ

「そちらのギルドは本当に。利用価値があると判断した人間を使い潰して使えなかったというのが好きだよな」等と言って威圧で距離を取らせている

力石を納品しようとして来ただけなのに囲まれてちょっと困っていたのである。納品するギルドで依頼をしたのだろう黒豹さんのエスコートで目的のギルドに入り依頼されていた海と空を納品する。結婚式の装飾品として青が重宝しているらしく。年中一定数でているので助かっている。あのくらい蹴散らしても良かったのにそういう視線を私の護衛獣に向けられているが

「襲われたとか言って討伐に挙げられるのは嫌だろう?」そう言って答えている

確かにと周りもあちらのやり口を知っているので頷いているが

それでよくギルドだと言えるよなという声も聞こえるのでちょっと評判は悪いギルドである

私は姉たちと小物を作りつつ力石を作って生計を立てられるのならばそれでいいと思うが

そうじゃない人間も多いのだろう

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