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無題

ボス部屋の前。 

やっとここまでついたなーとダンジョンに潜ってすぐに魔物が一定数湧き上がるごとく現れるポップという現象にあたり全工程20階を怒涛で対応し続けた結果。急激なレベル上げをした。

お陰で扱いきれなかった魔力を扱うことが出来るようになり攻撃魔法やそれを使うための理論なども理解できるようになり攻撃の幅が広がったと言えば広がったが、私はソロでヒット・アンド・アウェイを手法として取っている

暗殺者とかそういう感じで、相手に気が付かれる前に命を刈り取る。故に俊敏が必要だし駆け上がるための体力や一閃必殺が必要なので必殺と幸運を上げる

お陰で、目がチカチカして軽くめまいがしている。ボー座り込んで見上げながら俊敏さと体力。必殺と幸運を挙げられるだけ上げる。暫定で上げたものは現状で必要なものだろう。スキルツリーとか色々と考えるのはあとからにしよう。

上げたスキルが体に馴染んだのを確認

薬草とか必要なものしか取れなかったな。他の薬草も採取したかったのが有ったのにと思いながら立ち上がると

「やっとやる気になったか?怖気ついたかと思ったわ」鼻で笑っているガーデン系。探索者としての担当のセンパで。ちょいちょい知識とか技能とか担当が指導しきれないものを指導してくれた人で、師匠とは言えないが導いてくれる人ではある。ちょっと熱血漢で合わないが

「色々と有ったなーと思って。そろそろ地上に戻らないと学校とかヤバいでしょ」そう言うと自業自得だなと笑われるが、なんで?

ちょっと担当が元の部署に戻ると聞いて手土産としてちょっとした実験を提供しただけなのに。

遠い目をしてしまう

 担当が元の部署に戻ると噂で聞いた。10歳で駆け出しがギリギリ踏破できる低層のダンジョンをソロで踏破した。駆け出しが新人になったら担当に付くのでその時についたのが担当で。本部である首都で色々とあってこっちに頭を冷やせと回されたとは噂では聞いていた

ソロで5階だがダンジョンを踏破した私。ダンジョンに潜りながらアレやコレやと興味を惹かれるものにのめり込んで一定の技能を磨き満足したらやめるというのを繰り返す。それに振り回していた自覚はあるので、餞にと中央でも使えそうな技能を一つプレゼントしようと思ったのだ

中央でやれるようになって知名度が上がれば地方で私がちょいちょい行っても問題ないだろうと言う考えも一応有ったし

興味関心を引いた技能を纏めと言ったら良いのか

まあ、興味を引いたといって取得した技能は元々人口魔石(私は力石と呼ぶが)の生成と精製するための技能でもある。

ダンジョンに挑戦していた駆け出しのときに読んだ卓上の論文とされた人口魔石の論文。面白いと思った。

出来ないと言われたが

何故出来ないのか?

どうしたらできるのか?それを考えて技能を磨いた。それの大集結させたものである

冬休みに年始に実験をしたいと申請をし実験に必要なものとして参考資料や実験についての書類を提出する。

参考資料を観てうげーナンナのこれという担当に。正月の暇つぶしに良いではないですかと一声掛ける。実験の許可が降りて日付を決めて必要な物を揃えるとダンジョンに潜る資格も申請して冬休みに突入

受験なんだからそっちもしっかり勉強するんだぞと言われた。そっちの息抜きで潜るんでというと程々にしろよと言われたので、微笑んでおいた

正月開け実験をするためにギルドに行けば担当と担当の先輩が2人居た

中いいですね~と言いながら正月に担当が読み理解できないと泣きついたのだろうと思いながら頭を下げて挨拶をする。

技能も実力もあるのに何故か理解できないと先輩に泣きつく担当。甘えているのだろうか?とは思うが向き不向きがあるしと他人事なので割り切る

「面白いことするって聞いてね」理数系が言えばガーデン系が頷く

説明しますねと会議室に入り概要としてという説明をしてから

ダンジョンから放出される魔力は風や潮の流れで分散されると言われますが。潮溜まりというか吹き溜まりといえば良いのか。そういう物が出来上がります。

広げた気象図。

潮の流れ、風の流れを乗せたものである。

ダンジョンからの魔力の放出量がどのくらい乗っているのか。どのくらい流れて溜まっていくのかそういうのが一目瞭然

わかりやすく書いた気象図

「面白いねー」キラキラした目をしている理数系

担当はしかめっ面で理解できているようだが微妙。ガーデン系は理解しているが表情に出さないということか。

現地で検証しましょうか?そう言って溜まっているとされている場所に行くと風景が歪んで見え自然に圧がかかっている状況。まるでダンジョン入口に居るかのように感じる

おーと漏れる声を聞きながら目視でもわかる魔力溜まりを目にし予想があたったのが嬉しくて口角が上がる。

場を確保するための結界術を発動。

指先に魔力を集め力石を生成する陣を描く。描いた陣に外部魔力を操作する技能を使い魔力溜まりに使用し陣に繋げる

陣に魔力がゆっくりと注ぎ込まれ始めるとくるくると細い魔力が毛糸から毛玉を作るように丸まり纏められていく。一定の魔力。今回は一般的に使用されている中の大きさの魔石になったくらいで一度つながりが閉じる

魔力溜まりにはまだ存在しているので、2回目も行うこととして

出来た力石は専用の術式を組んだ保存容器に収納。と言っても魔力が漏れないように保存する。中のものが崩れないよにする術式を刻印術で刻んだものに入れるだけだ。

出来たのを確認後、担当に渡すとしげしげと観たあとに先輩たちに廻している。2つ目も出来たので同じように保温容器にいれて

これで実験は終了しました。振り向いて言うとキョトンとした顔をした理数系が近づいてきて肩に手を置いて

「詳しく話をしようか」と言ってくるが、詳しくとは?と首を傾げつつ会議室へ連行される

「言いたいことも実験で観たからわかる。だから詳しく話をしようか。この人口魔石。力石だっけ?それが流通した場合の経済的なえいきょうについてとか。そういうのを」と言われたが

「魔力溜まりを測定し力石を作れるレベルの物が出来たとして。それを力石を作る事ができる人間が作ったとしても。数はそれほど多くないでしょう。現在流通している魔物を討伐して回収される魔石をどうにかできるとというわけでもないし。力石を作るだけで生活する事ができるかどうかは今後ですが。現在時点ではちょっとした小遣い稼ぎ的なものしかないと思います」コツっと置いた力石を見せつつ

「これが流通した場合、付く値段はさほど高くないと思いますが?」鑑定を持っているガーデン系を見ると頷く

取り出した力石を軽く精製する。

自然の魔石も使う陣なので特に問題なく発動させてむらのある魔力を一定にしていく。何度か繰り返せば品質が良くなるだろう。

品質を確認し小刻みに精製しているとヌっと手が横から出てきて鑑定士ていたガーデン系が力石を持ち上げた

「これだと上げすぎだ」そう言われて力石を観たらちょい品質が上がり中レベルから上レベルになっていた。あれ?と首を傾げつつ力石を観てみればムラがなくなって流れが良いものになっている。保有魔力が中レベルでムラをなくせば

「なるほど上ですね」納得しているとガーデン系から渡された理数系がヌグっと唸っている

唸らなくてもできるじゃんと思いつつ

「流通レベルでは問題ないでしょうし。そもそも技能を取得するのに一定の下地が必要でしょう?それなら特に現状に影響が出るわけでもないでしょうし」そう言うと担当が確かにと頷くので

「向き不向きがあると思いますし。魔力溜まりを測定することから初めて流通するまでには結構なスパンが必要です。故に混乱など内に等しいかと」それにはガーデン系も頷く

特に問題ないでしょ

そう言うと担当。ガーデン系は頷き唸っていた理数系が

「2週間!!」そうぼそっと言うが、何が?と首を傾げると

「妥当だな。実証実験はお前ら二人でやれ」と言っている。準備に2週間かかるということかー頑張ってと思って居る自分に

「お前も。ダンジョンに潜る準備をしとけ。大体2週間ぐらいを観て」と言われて首をかしげるがガーデン系が時々開く強化合宿的なもんかと思って頷きつつ学校は?と聞けば

そっちはどうにかしとくと言われた

ちゃんと受験勉強もするんだよ!!と言われたので程々にと答えて分かれてから2週間

呼び出されたのは離島であるこの地と本島につながる海峡。そこの下にあるダンジョンの魔力溜まりを使うという。

実証実験なので私が立ち会うことは普通ないのだが?と首を傾げていると

「来たな。お前はダンジョンだ」そうガーデン系に言われた。ダンジョンに潜るには資格が居るが私は海峡を潜る資格はない

「この実験にと特別に降りた」そういうガーデン系は海峡にあるダンジョンの脇道で近道できるとされているが、ポップが多すぎて危険だと封鎖されている道で立ち止まる

「魔力溜まりの放出元であるのがここだ。魔力溜まりが解消された今。ダンジョン内の影響を見るという名目だ」ニヤッとしているガーデン系

 呼吸を一つ。

巡る魔力が馴染み取得した技能が身についた感覚がする。屈伸運動をし相棒であるサバイバルナイフの柄に第三の目と言われる眉間部分に当てて無事終わるように祈りを捧げてからキスをする

ボス戦に挑むために門に手をかける。後ろに居るガーデン系は見届人として戦闘には参加しないことになっている

門を潜ると広がる草原。

進んでいくと何事もなく帰還陣が現れるが、その手前にはホップの陣。

ですよね〜と思いつつ湧き上がってくる魔物を討伐すべく獲物を握りしめる。

ポップしてくるのは今まで討伐していた魚人というか何というか。硬い鱗に覆われたサメ系の人型の魔物である。喰らいつかれると鋭利な歯でごっそり肉を取られるのが何点である。距離を取って仕留めるのが城跡であるが、まあ、私だし。

一呼吸して掛け距離を縮めて首に一閃。血がつかないようにサイドステップで切る付けた魔物から距離を置きつつ近場に居た魔物を蹴り飛ばし場を確保して発動を保留していた魔法をぶっ放して殲滅する。海の底なので水系の魔力が多い。保有魔力が少ないが、外部魔力は多いダンジョンである。そっちに切り替えて氷の礫を散弾銃よろしくぶっ放して硬い鱗が剥ぎ取られたところに一閃して絶命させていく。

淡々と足元が血の海になるが、気にせずにすべらない足場を見つけては飛び殲滅しては飛びと繰り返すこと10分。

脇が一度収まったところで水分補給よろしく体力と魔力を回復する薬を飲み干す。

「苦い」そうつぶやくと

「そんなもんに頼るからだ」後方から声をかけられるが無視

ムキムキになれば俊敏性が落ちるわけではないが、ちょっと違う気がする。あと、ガーデン系うぜえ

一瞬の待ちをへて再び湧き上がる魔物を先ほどと同じように討伐していく。サメがイルカとなり。イルカがクジラになったところで全ての湧きが終了したのだろう。

腹が回復剤でチャポチャポ言っているが、なんとか立って討伐を終える。

キッツと漏らす私に笑いが後ろから聞こえるが無視。魔力溜まりが解消したことで脇の頻度も落ちているし討伐する魔物の強さも落ちたとのことが聞こえた。定期的に魔力溜まりを消化する事で利用可能になると言うことだろう

流通が良くなることは良いことですねと思いながら帰還陣に足を向ける。

「アイテムは良いのか?」そう聞かれて

「拾う体力もないし。そもそもここがちゃんとしたボス部屋じゃないんでしょ?だったら無駄じゃん」そう言うと楽しげに嗤うガーデン系

うぜえ

強行突破で2週間の缶詰を終えて地上に戻れば、自分たちで作った力石をあらゆる角度から研究し尽くした理数系が全てを整えていた

「いやー良いもん作ってくれたね」にこやかに言っているし。予測する技能もある程度周りに取得させたのだろう。

このあと全土の職員対象に研修して素質がある人に取得させるとウキウキであるが。こっちは討伐終了後である。風呂入ってねてから聞いていいか?と担当に声をかけると

おつかれ。と言われてシャワールームを指さされる。ざっと汚れを落とし前進を洗って上がり着替えれば

報告とかあとから聞くからねな。と言われて協会の仮眠室に押し込まれた。普通にホテルとかじゃないのかよと思いながら仮眠室でぐっすり眠らせてもらって6時間後

起床しある程度頭が動くようになってから言われたのは今回の実証実験とダンジョン踏破で本島の探索者が入る高校の入学試験が終了したこと。

義務教育の卒業式後は本島の学校に通いつつダンジョンに潜ることができると言われて

学力がというと

「探索者の学校だから君の学力でも大丈夫。本当は面接とかするんだけど。ほら、さっきまでの討伐が中継されていたらしくて」と動画配信されていたらしいということだ。そういうの必要ないでしょ

とのこと、ちょっとふざけんなとは思ったが

「あれですか?力石を生成できる人間を手元において指導に使おうということ?」それにガーデン系・理数系が頷いているので仕方がない

「2週間ってそういう事?」というと

「まあ、2週間も本当は必要ないんだけどね。一応法律に則ってということで」なんともない顔をしていっている理数系にはちょっとイラッとする

「規定のレベルも今回の事でクリアできたしな」満足気に言っているガーデン系

「地元が良いってっていたから辞めておいてあげてって言っていたんだけど」担当が止めてくれていたらしいが

「ほら。今回の実験でね」困った顔をされた。国に有益な物を提示してしまったということだろう

3年通えばある程度施行できる人間も増えるだろうし。本島で読める論文も多いだろう。

「決まったことは致し方がないですけど。一応話をこっちにも通してほしかったです」そう言うとサプライズ返し?と言われた

もう良いです。

帰ってねますというと

3人ともいい顔をして居る。最寄り駅に行き列車に乗って1時間。最寄りの駅でバスに乗り換えて自宅に付くのが1時間後。普通に本島側に転送されるとは思って観なかったが、致し方がないだろう

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