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無題-

キラキラと万華鏡のようだと

初めて力石を作っている映像を見て思った。

キラキラ

キラキラ

色とりどりの光が一つに集約して一つの決勝となるのを食い入るように見ていた。

親に習い事をと言われて力石を作ってみたいと伝えたが、田舎で教えてくれる人がいないと言うことだった

当時は都会でも伝がなかったら教えてもらえないくらい珍しい技能だったので仕方がないことだったと今はわかるが。当時は作り方を教えてくれる人がいないわけではないが、月謝を払えないのだろうと思っていた。

子沢山貧乏という感じの家でもあったから

それでも母は子どもたちに学を手に職をと思っていたようで、力石の作り方が書かれた本を渡してくれた。現在でも使われる入門書は当時高価なものであるはずなのに。頑張ってお金をためて購入してくれたのだろうと今では思う

で、のめり込むように読み。実践して腑に落ちるというのを繰り返し学び。本は読み返してぼろぼろになりその都度修復していた

そんなふうに繰り返し力石とはなんぞやと学んでいて初めて力石を生成できたのは中学2年の秋頃であった

学校では浮き。

いじめまではいかないがからかいを受け。ハブられることはないが遠巻きにされていた日々。余計力石にのめり込んでいた時期でもあった。

高校は力石を学べるところが良いと高校専門学校に進学するつもりで勉強も頑張っていた。当時力石が注目されて高専や専門学校で学んだ人間だったら力石を生成・精製を許可される国家資格を卒業と同時に取得できる制度だった

また、力石を生成できたら授業費がただというところもあった

運がいいなと思いながら

ゴマ粒程度でも力石は力石。ということで

頑張って学力も合格圏内にし同時に力石の方もゴマ粒から米粒程度にならないかと日々人のへの影響がないところで生成を頑張って入学。色々とあったが無事卒業して25年

色々とあって現在は力石を生成・精製する場を確保するための納品をしている一社と生活費を稼ぐための一社のみ副業として受注している

嫌なことがあるとバッサリ切り捨てて逃げるように姿を消す癖がある私であるが、どうしても力石を諦めることができなかったので

それでも気に入らないのか文句をいってくる事もあれば、声高にこちらを非難してくることもあるようだが。一支店の店員が民間会社であったとしても国に認可をされている店の社長に扱っている力石に関して文句を言う

しかも。それは個人的な感情でである。

誰から見ても悪いのはというと。

な感じで売却に関しては問題もなく行えている。

指定された等級を指定された数きっちりと納品するので、評価は高い。生活費を稼いでいるところも指定はないものの需要のある力石の等級を一定数持っていくので評価が高い。

キラキラ万華鏡のように輝く力石を作り更にキラキラさせるために精製するのは楽しいし。それで生活できるのはとても嬉しい

生成するのも民間会社の指定しているポイントを予約して生成しているので、国直営の方から文句を言われることがなくてストレスが無い

国直営の方で生成を予約して生成すると売却を催促されるのであまり好きではない。

作り込んで自分ができる最高品はお気に入りの神社仏閣に奉納用である。

生まれ育った村の神社と今住んでいるところの神社。あと国の一宮には毎年

あとは観光で訪れた神社と相性がいいと感じる神社に一つずつ。

そういう自由度が許される。ゆるい感じの民間の業者は素敵だなと。精製するために借りた部屋でくるくると力石を精製していく

それぞれ同じ魔力を内包しているが、向き不向きがあるようで。医療系に向いているものもあればオールマイティーに使えるものもある。同じポイントで作っているのに使えるものが分かれるのは不思議だが。人間もそうである

力石だってそういうものなんだろうと漠然と考えつつそれに見合った精製をしていく

これ以上精製できないというところで止めて落ち着くのを待つ。半年かかるものもあれば一ヶ月でいいもののあるが、だいたい生成して在庫をある程度抱えつつ精製しているのである

安定して売却に見合った頃合いに等級を軽く鑑定して指定されている等級を持ち込めばいいだけの話。

感覚で作っているので、この等級でという感じで精製できないのが玉に瑕であるが。それでもである。一定数必要な数だけ必要な等級が生成できるのだから運が良いし問題ない。

年に一回指定されている等級以外のものを持ち込んで売却もしているので、どちらの企業からも苦情を入れられることもなく気ままに過ごさせてもらっている

あまり高いとオークションになると言われるが

ボーナスみたいな感じで出すので特に問題ないといえば、窓口の人は微妙な顔をしてくるが

そんなもんだろう

逆に私は一定数。狙った等級を生成できる人のほうが凄いなーとは思うが

ないものねだりなんだろうと思っている

 キラキラ輝く魔力があふれるポイントで力石を生成する。デモンストレーション用の動画と言われてドローンが数機ポイント上空に待機しているのは感じられるが、まあ良いかと

生成を発動する

引きこもりプレイヤーな私は遠距離で生成することができる技能があるので、そちらで排他的経済水域の中の指定ポイントで生成することができる

現在行っているポイントは海底火山が活発なところで一部島ができているとか

それでも漏れ出る魔力で色々と問題が発生する前にと魔力を調整する必要があるとかないとか

のポイントで生成する

取りすぎるのはいけないし

その場にいる神様とか仏様とか精霊とか目に見えない者たちの邪魔をしない程度に力石を生成するように調整して行く

弾かれるのは生成を許可されていないことである

弾かれないように調整して生成していく

原始の息吹が強い魔力であり。命の始まりの力が強いので、これは奉納用と子どもたちがいる児童施設や学校などに納品用になるだろうなと思いつつ生成。

後日落ち着いたものから一つ一つ精製して半年ほどかかったが、幼い命を守る力石が出来上がった。磨き上げた力石は一宮に奉納させてもらいそれから国内の児童福祉施設や小児科の入院設備がある病院などに順次寄付させてもらう事となった。売却しても良いのだが、それだとちょっと違うような?という感じであったので

その旨を説明すると

どちらの社長も独特な笑い声を立てながら寄付先をリストアップしてくれて寄付してくれた。顔割れを防ぐために会社経由でいつも納品してもらっている

一宮と地元と産土の神社以外は

気ままに力石を作り納品させてもらえるのは嬉しいし。気ままに作った面白いと感じた力石も時折売りに出しても受け入れてくれる。

お蔵入りというわけでもなく

どういう伝を使っているのかわからないが、各自につ売却していってくれる。そのガッツはすげーなと感心してしまうが。それならそんな物作るなといわれるかもしれないが。

時々興に乗りバラが咲くように力石がきらめくのとか蓮の花がきらめくような力石を作ったりする。蓮の花は仏閣や宗教系統のところに売却されることが多いらしく

バラはそいうコレクターがいるそうだ

あと、最小化させた力石とかがあり。ネイルストーン的な感じで爪先に守りを施して何かあったときのお守りとして使うというパターンやピアスや小さな装飾品として守りに使うことがあるそうで

そういう需要があるところに売却されるそうな。

ボーナスとしてちょっと溜まった気ままに作ったものを売却する。

それが講じて専門的に生成する人も出始めたとか聞いたときは驚いたが、需要があるからそうなったんだろうと。専門的にと言われて生成できるかと言われたら無理なので。私は変わらずに気が向いたら作るという感じでやらせてもらっている

それも仕方がないと

容認してくれる民間会社はありがたいことだ

国だと規定がとか言って売却すらしてくれないだろうし。売って人気が出たらそればかりを売れと催促されるだろう

そういうのは合わないんだよなーと

なぜ、と勧誘されるたびに思うし伝えておく

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