無題
ホタルのように消えては現れて。現れては消えるという幻想的な生成方法も。蓮の花が咲くようにして見える精製方法も趣味である
力石を生成する。精製し品質を上げるというのはドキドキ・ワクワクして楽しく嬉しいことなので、趣味である
仕事としては喜ばれたいという一心で仕事ができ奉仕ができる介護が転職で。利用者に喜ばれるのには。何をしたら楽しく日々を過ごせてもらえるのだろうかと思いつつ仕事をするのは楽しく。ありがとうと言われると嬉しくてテンションが上がるので。こちらを仕事にしてよかったと思えている
故に
力石を作るのは趣味であり気が乗ったときに生成し。気が乗ったときに精製しているので、常に生成し精製しているプロの方々よりも品質が凝っているのは当たり前だし。年に数点あたりが出たらいいという思いつきの力石を精製できるだけの心の余裕が出来る
こんなふうな力石ができたら楽しいよねっていうことで何年も、何年も構想から生成の陣を考えて精製の品質も考え。なおかつ出来上がったものがちゃんと使用できるか確認してもらって10数年かけて作り上げた力石がある。最初は感染症を落ち着かせるとか外傷を治すとかそういう風に考えて作ったものが最終的には治癒力を上げるとかそいう風になったものであり
免疫機能の暴走や遺伝性のものには聞かないが。それでもである。軽い風邪や外傷の治癒の促進などに使われるものとして注目を浴びているものを作ったには作った
完全にお遊びで作ったものを使用できるように凡庸性を高めたのは違う人でアイデアを出しただけだと言って私が開発者に名前を連ねるのは断ったのに
なんで絡まれているのかしら?と思う
力石を10年働いて居た力石の専門店に売却に来たらこれだ。お前なんかがあの力石を精製できるはずもないとかなんとか。
もともとの力石の生成術を作ったのは私だし現在スタンダードとしているのは洗練されたものであるが、それのたたき台を作り上げたのは私である
作れるか作れないかの二択を迫られたら、出来る。としか言えない
基本的にスタンダードは私が作ったものから無駄な線を省いたものであり
正式なものは私がたたき台に上げたものを凡庸性を高めたものであるから。普通にできる
生成して売却しようとは今は思わないので作らないが、気が乗れば作るし。そもそも、開発者として名前が上がっているのは、この会社の開発部の主要メンバーである。
力石の知識をガッチリみにつけるようになったのは私が入社してからの10年である。力石を扱うことになって扱える人間をと採用されたのが私で、鑑定を駆使して売却部門を安定させていたのも私である。時間稼ぎの半年間の間に主要メンバーに資格を取らせて買い取りが誰でも出来るようになるようにして、更に一年かけて監督責任者としての資格を4人ほど合格させて現在の状況になるようにシステムをというか体制を構築したのは私である
ちょっと人間関係で悩んで力石に逃げて就職したのがこの会社で、ここで人との距離を適切に取る方法とか繊細すぎて悩むメンタルを強化する方法とかを学びながら逆に力石を教えて10年。
外傷の力石を生成するのもここの社員がよく怪我をする人間が居たために治癒を高めるという支店で開発が進んでいなかったものを色々と医療系の本を読み。ドクターになるんだと言っていた子供経由で医者との面識を持ち。医者からの視点を組み込むことができたからできたものである
運がいいというか
そういうふうな流れに導かれたといえばそうなんだろうと今でも思っている
話がそれた
で、この会社といえば、外傷用の力石と言われるくらいになっている現状。それ以外の力石を売却するのはタブーではないが、それをするのは私くらいなもので。
それだからなのだろう、外傷ようもできない人間がと絡まれるようになっているのである
外傷ようがメインと言われているが、ここは売却点である、一定の品質の力石を売却することは出来るものであるし、指定店である
現在進行系で売りに出している力石は指定点でなければ売却できない品質の模なので、外野の人間にギャンギャンと言われる筋合いはないと言う話であるが
そこまで赤裸々に語る必要性もないし
さて、どうしましょうか?
首を傾げてどう対処しようかと悩んでいると
ちょうど受付番号が呼び出されたので
「失礼」一言かけてからその場をあとにする
いつもどおりの窓口の鑑定士に会釈をしてから鑑定結果をきき報酬を得る。現金で120万
結構高値だなと思っていると
「力石が買われるように鳴りまして。工業系の方の景気が良いので」そう言われればそうだなと思って頷き了承をする。工業系の力石は特級から2級までの高品質のものが使われる。確か新しく半導体の工場ができるとかなんとか言っていたし。物価上昇しているので、自国生産。自国消費にという声が高く一次産業が使うための高品質な力石の値段も高くなっている。
特級の力石はそれだけで使用方法は多種多様である。普通に向上のエネルギー源として使えることもあるし加工して専用の力石としても使うことが出来るので、市場価格が高くなっているというわけか。納得してドサッと置かれた現金をバックにしまう。
必要経費としての生成・精製の手数料は別途で取られることになっているのでそちらの引き落とし口座にちょっと多めに入れておくが。それでも半年に一回くらいのペースで数個売買するだけでこのくらい稼げるのだから
好景気様々である
本業まで景気の良い感じは来ていないが。サービス業と言われているが、あまり給与が高いとい理由でもない業種である
しかも、夜勤のないデイサービスである。手取り15万とかがスタンダードである
生活していけるかというとギリギリ?ってな感じで足りない分は力石で補填している。そういう働き方でいいですか?と面接時に聞いたら本業に差し支えなければ、副業オッケーと言うところだったので、ついていたと思っている
窓口で手続きを終えて振り向けば、先程絡んできた人間はすでに居なくなっていた。人に八つ当たりしたかったのだろうか?
まあ、ああやって人に絡むのだからあまり評価は高くないだろうと思いながら窓口をあとにした。窓口で手続きしているあいだに警備につまみ出されていたとは知らなかったが。
時々元会社から力石のリクエストが来るので、そちらを売却に行ったりする。指定依頼という感じらしいが、このくらいの品質のものがほしいがストックあるか?的な感じできかれてストックがあれば答えるというふうにしているので
依頼と言われてもピンとこない
が、そうらしい
で、指定依頼を受けると本業力石と言えるらしいので、そういうやっかみもあるんじゃないかというのが、元同僚からの意見である
お金をもらう以上。プロとしてしっかり品質に自信を持ち提供するのがプロであろう
プロ中のプロであると思いつつ仕事をしっかり。このくらいでいいやというのは無く
しっかり作り込むものである。それが売却する人間の責務ではないかといえば
「そう考える人間が多ければこっちも楽なんだが」という彼らに。いつもありがとうございますと頭を下げておいた
一定の人間に絡まれるというのを重く見た会社が動き予約制になった売却専門窓口。予約を入れて体とスムーズに流れて仕事ができるし。大量に持ち込まれても事前にわかっていれば対応することも出来ると社員にも客にも高評価である
私も絡まれないのでいいなと思っているが、そうじゃない人たちは違う店に流れている
お客を選ぶ問訳では無いが、条件をつけてその条件内でのお客が来ることで品質も向上したと喜んでいる人たちが多かったので、良き対策だったのだろうと思う
力石は趣味である。キラキラ輝き楽しく出来る生きがいであり。その生きがいが生活の足しに出来るのはとても喜ばしいことであると思って仕事をしている