無題
少子化が叫ばれていた時代に10キロ先20キロ先の学校に通学しなければならなくなった問うことが置きたために在宅ワークとして通信教育も単位として認められるようになり現在は、在宅か通学化を選べれるのが普通になっている
ギフテッドとして学力が以上に高い分野がある子にはスキップや学校の義務教育以外にも興味があるものは通信教育として学力が規定ラインをクリアしていれば受けられるようにもなって住みやすくなってきている
自分も好きこそものの上手なれで、小学校の高学年から自然エネルギーとしての力石に興味を示し生成・精製もできるようになりたいと理論は通信で実地は長期休みに集中講座を受けて4年。無事に学科も実技も修了し最終目的である国家資格である1級を取得することができた
ちょうど高校受験を控えた中学3年の春の話である。
駆け出しの力石の実地を指定施設でしつつ義務教育も受け高校は地元のがいいと進路希望にも書いて勧めていた7月に一枚のパンフレッドが送付された
修了したはずの学科の高等専門学校のものだ
手違いかな?と思っていたが、その後も説明会だ。オープンキャンパスだと送付はとどまることを知らず。軽い嫌がらせかと思いつつ精製した力石をギルドに納品するときにちょっと相談事として話をしたら担当の人が確認を取ってくれた
国家資格も合格していると登録済みで駆け出しとしても実績を積みつつあるとの協会にはきちんと登録されているとのこと。高等専門学校の人間が見習いとして間違った認識をしているのだろうということで、注意をしてくれることに
国と協会共同経営している高等専門学校であるから普通は間違えないのだがと言いつつ手続きをしてくれたのがちょうど9月のことであったが
その後も見習いとして講座が終わったらな通信か通学可で進学しないとという感じの警告文も挙げられるようになりいい加減にしてほしいと再度協会に連絡した結果なぜか知らないが進路の3者面談にギルドと送ってくる高等専門学校の広報も参加することとなった
なんで?
放課後に会議室を一つ借りて
私と母。担任の先生と協会の担当。それに高専の人という5者面談になった
普通に進路希望について確認。私の現在の学力を確認してから高専の人が見習いを終えたならと力説するのを母と担任とともにぽかんとしながら視て
力説が終わってから協会の担当が
「熱意が籠もった説明ありがとうございます。ただし、この方が見習いとしてならその勧誘間違いはないのですが。すでに国家資格も有している駆け出しの方で」そう言って顔写真付きの学科と実技の修了証明書と国家資格の免許書の写しを全員に配る
「学生さんなので高校3年間は本業を優先してもらって駆け出し枠で納品してもらうようになります。で、卒業後は地方公務員の試験をパスしてもらって地域の力石関連の公務員についてもらうか。県の方になるか
夢は大きく駆け出し枠を継続して国家公務員になるかという感じですが?」ざっくり高校進学したうえでの進学の説明も入っているが、大体の流れについて協会の担当が説明をしてくれた
担任・親友に納得したような顔をしていて一人だけ驚いているのが高専の勧誘の人だ
「は?すでに国家資格も取得済み?この学力で!!!!」喚かれても困る
「好きこそものの上手なれ。を地で行く娘なので、一度興味が湧き取得すると決めたらどんなことがあろうとも取得するのが特性ですので。通信講座で倫理などの学科を長期休みなどは集中講座を受けて実地をパスして無事に国家資格も取得しましたが何か問題でも?確かに他の興味のないことは平均よりしたの水準ですけれども」等と言いながら喧嘩なら買うが?の母
確認不足ですみませんと協会の担当が頭を下げている。中学の担任も確かに学力だけで見ればそう思われる人もいるでしょうが。などと高専の方にフォローを入れている。放課後毎日2時間視聴覚室で学科の動画をみて学び。家でも講座の音源テープを聞き予習復習をしていたのを知っているので、本当に一点集中型の人間だと理解しているからこそ出る言葉である
「どっぷり没頭していて。普通の授業もこのくらい真剣に学んでほしいと思っていまし」それに関しては母も頷いているが
興味のないことはちょっと
「ということで。駆け出し枠で力石を作りながら地元の高校に進学で間違いなければ。進路相談を終了させてもらいます。学校での生活態度は特に問題もなく普通ですし。時々からかう生徒もいるようですが、そこら辺はあまりひどいようでしたらこちらから指導も入れています。というか普通に利用できなったら困るのは彼らですので。クリーンエネルギーについての勉強も再度行ってもらっています」そういう言って5者面談は修了。
担任・担当に頭を下げて帰宅しようとしたが
「人のことをバカにして。どういうつもりだ。たかがD判定しか降りないような学力しかない人間が。国家資格取得者だと。なにかイカサマでも」そう罵っているが、自分の首を絞めているのがわからないのだろうか?
こう自分の感情に振り回されたような大人にはなりたくないと思いつつ
「そちらが勝手に間違っただけで。何もそちらをバカにしたつもりはございませんし。国家資格というものは厳正な線引があり実技と理論が合格点になければ取得できるものではありません。特に力石の場合はその場で生成し、国が用意した力石をその場で規定のものを精製しないといけないとされているのはご存知だと思います。それをイカサマだと?精製・生成したものを誰かが行ったものとすげ替えることなどできないのは教諭として指導している立場である貴方様のほうがおわかりになっていると思いますが?」イカサマができるようなものではない。生成・精製したものの魔力が力石の中で癖のように確認できる。魔力は個々で違い指紋のように同じものを持っている人は誰一人としていないとされているので、双子であっても違ってくる
それをイカサマだというのは、国の威信を傷つけるものだと認識しているのだろうか?
駄々をこねるように喚き散らしている高専の広報をみて呆れてしまう。なにかノルマでもあるのだろうか?と思っていると彼の後ろに協会の担当が。
「自分のミスを他人のせいだと言うのはいかがなものかと。たしかに見習いリストと国家資格取得者リストはほぼ同時に出るが。しっかり確認していれば間違わないはずである。そもそも学力で云々というのはどうなんだろう。一部の能力が特化している人間はままいる。彼女がそれに該当するだけであり絶対にいないわけでもない。個性を伸ばす学びを国として推進している現代に置いてそのような人が多くなるのは簡単に想像できると思うが
。もう少し柔軟性を持って考えることができないのかね。それと国家資格に関して意義を申し立てるとかちょっとどうなんだろう。基本的なことが頭から抜け落ちているのか?」そう言って騒ぎ立てるのを静止しているが。逆効果では?
そう言われて自分よりも実質上上役になる協会職員に怒鳴り散らそうとしているところを見れば理性とは?となるが、ターゲットがそちらに移ったのでさっさと帰宅することにした
こっそり会釈をしてターゲットになってくれたことを感謝しつつ母とともに帰宅する
社内で母があれは何だったのだと憤慨しているが
そういう人もいるんでしょと話しつつ
「普通に考えて小学校から力石職人の講座を受けて中学3年生に駆け出しになるっていうのはなかなかないことだから見習いの方を修了したと思ったんじゃない?普通にさ興味があるから見習い講座を受けてみてじゃあ高校でとかってい人が一般的だし。子供が少ないんだからそうなれば高専で4年間みっちり学んで卒業と同時に国家資格取得の要件を満たす。みたいなのが売りのところだものしかも、国と協会の肝いりでしょ。力が入っているのでは?」そうあっけらかんというと少々冷静になって確かにってなっている母
「頑張っているって知っているからイラッとしたけど。たしかに冷静になって聞けば本当に?ってなる。けれどもそこでちゃんと確認しないと」
「思い込みがあるから生徒にあまり関わらない事務職になっているのでは?」そう言えばなんとも言えない顔をしている母に
「適材適所なのか窓際族なのかは知らないけれども。そういうことなんじゃないの?それにああいう人に時間を取られるのはちょっとだから。担当さんが変わってくれて助かった」そう言えばそれなっていう感じで頷いている母
ゴタゴタも片付いたみたいだし頑張って高校受験しなきゃねと言われたので、ガンバルート気の抜けた声で答えておく




