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ギャルゲー!?的出会い

家を出てから俺はトーストを食べながら葵の後ろを走る

普通の一般男子の体力・スピードだったら葵に置いて行かれるだろうな・・・・

俺は呟くが葵には聞こえていないようだ


トーストを半分まで食べ終えたところで横の路地から誰かが飛び出して来てぶつかった


「キャッ」

「うわっ」


突然だったために避けることが出来なかった

俺はぶつかった相手に覆い被さる形で転んだ



ムニッ




ムニッ??



なんだこれは


と俺はそれを握ってみる

ムニムニ


という感触とともに

下の人から甘い声が聞こえる



俺は握ってるものを見た・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それは女の子の胸だった




俺は慌てて女の子の上から退き

土下座をして謝る


「本当にごめん!!//わざとじゃないんだ//」

殴られる覚悟で俺は謝る


「いや〜

こっちも急いでたからね〜

そっちだけが悪い訳じゃないからいいよ〜//」

女の子は照れ臭そうに言い

許してくれた・・・・・・・・なんていい人なんだ(泣)

感動していると


「それより感触はどうだった〜〜?」


「いや〜〜〜

まさにマシュマロのような・・・・・・・あ」




しまっっっった〜〜〜〜

せっかく許してくれたのにこれじゃあただの変態じゃねぇか


「君さ〜

青桜高校の生徒だよね?名前はなんていうの?」

女の子は聞いてくる


もしかして学校に連絡を入れる気か ?


「もしかして学校に連絡入れる気か?とか思ってない〜?

そんなことしないよ〜」


やっぱり女ってのは勘が鋭い・・・・

ここまで的確に当てられると

心を読まれている感じがする



「ね,ね

で名前は〜?」

おっと

どうやら思考に耽っていたようだ・・・・・

「俺は大和凌太

青桜高校の今日から2年だ」



「やっぱりか〜〜〜

あたしは桜井春菜だよ〜〜〜〜

今日から青桜高校に転入するんだ〜〜

よろしくね〜〜〜♪」


・・・・・同じ歳だったのか

確かに今気付いたが

青桜の制服を着ていた

中学生位かと思っていたが・・

ってかやっぱりって何だ??

「むぅ〜〜〜

今背のこと考えてたでしょ〜〜?!」

どうやら機嫌を損ねたようだ

勝手に人の心をを読まないでくれ・・・


「悪い悪い

確かに思ったが

勝手に人の心を読まないでくれ」



「やっぱり思ってるじゃんか〜〜〜

もぅ慣れてるからいいもん

それに胸ならあるし

触ったからわかるでしょ?」

とニヤニヤとさっきのことを言ってくる

そのことを言われると

反論できない・・・・・

立場的に不利だ



「悪かったってば・・・・

早く学校行こうぜ

転入初日から遅刻は嫌だろ?」

とりあえずごまかす



「ごまかしたな〜

まぁ確かにそうだから

早く行こう」


俺達は走り出した


その場に残ったのは

俺が落とした食いかけのトーストだけだった・・・・・・



駅近くに着くと

ちょうど電車が来たので乗り込む


「ぎりぎりだったね〜〜」


「そうだな

これを逃すと遅刻だったな」

と一息つく


「でもさ〜

トーストをくわえた男の子と

角でぶつかり

さらに同じ学校だなんて

ギャルゲーだと思わない?」

とニヤニヤしている



「ギャルゲーがどうかは知らんが小説なんかだとよくあるパターンだな」



「だよね〜〜〜〜

運命だよね〜〜

いっそ付き合う?」

と聞いてくる



「そういうのは好きな人に言えよ

冗談でも駄目だぞ」

春菜の頭を撫でてやる




「冗談じゃないんだけどな〜」


「なんか言ったか?」

春菜が何か呟いていたので聞いてみる


「いや〜〜〜

なんでもないよ〜

行こうか〜」


春菜が手を引いてくる


「わかったから引っ張るなよ」


電車を下り春菜と走って学校へ向かう

校門が見えると同時にチャイムがなり先生が校門を閉め始める


「わ〜〜〜

待った〜!」

俺と春菜はダッシュで校門を通り抜けた

なんとか間に合った・・・・・が校門を通り抜けた瞬間あの先生舌打ちしなかったか??

先生がそんなのでいいのかよ!俺は心でツッコミをしていると

「お〜

ぎりぎりだたね〜

じゃああたしは職員室によるから

またね〜」

とまた走り出した


「すごい体力だな・・・・・」

俺はそう呟き

教室に向かう

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