表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/47

迷宮in凌太


「また行き止まりか・・・はぁ・・」

俺は今絶賛迷子中だった


何故っかって?

さかのぼること三十分前


係りの女の子

「今からMr.青桜の一回戦の説明をします」


凌(一回戦って・・・

何回するつもりだろ?)


係りの女の子

「ルールは簡単です

各クラス二名が出場しますので各学年二十四名

全学年で七十二名がこの迷宮に入ってペイント弾で撃ち合いをしてもらいます♪」


凌(♪っておかしいだろ!?)


係りの女の子

「ペイント弾が当たった選手は退場になり

出場選手が半分になった時点で一回戦は終了となります

では選手の皆さんはくじを引い下さいスタート位置を決めて貰います

では一年生の方からどうぞ」




「・・・・凌太

嫌な感じがするのは俺だけか?」


「心配するな

俺もだ・・・・・ただの迷宮だといいんだがな」


「これって生き残ればいいんだよな?」


「そうだな・・・

もしかして空」


「そういうこと

じゃあ一年はくじ引き引いたみたいだし行こうぜ」


「そうだな

じゃあ迷宮で会ったらよろしくな」


「こちらこそ」


係りの女の子

「あ!凌太さん

頑張って下さいね」


「まぁできる限りはね」

くじを引く

三十番の場所か・・・・

あっちだな・・


「じゃあな凌太」


「はいよ〜

空も頑張れよ」

俺は指定の場所へ向かう


「ここか」


「凌太〜」


凌(俺ってくじ運ないよな〜)

桃花が満面の笑みで手を振っていた

桃花の横では秋穂は苦笑いしながら軽く会釈をしてきた


凌(秋穂は俺にとってはオアシスだよ)


「頑張ってね〜」


「桃花〜大人しくしなよ」


「え〜」


「まぁ適当に頑張るよ」










凌(まぁこんな感じで迷宮に入ったはいいが

二十分は歩いているのに誰にも会わない・・・・・・

っていうか広すぎだろ)


ちなみに退場選手はまだ一人のようだ

放送によるとその一人は蒼矢がやったみたいだ・・・・・・・あいつはこの迷宮を走りっぱなしのようだ・・・・・・・・・流石馬鹿だ


凌(しっかし

放送も暇そうだな〜

あれ以来放送入っていないしな〜)


「だぁ〜〜〜

誰もいねぇ〜〜〜」

隣の壁から突如叫び声が上がった


凌(いつでもどこでも騒がし奴だなぁ)

いらついたので隣の壁を蹴る


「うお!?

誰かいるのか!?」

観覧席からは笑い声が聞こえた

ちなみに観覧している生徒はモニターで状況を見ているようだ


凌(金かけすぎだろ・・・)

一人でツッコミを入れていると

前の曲がり角から誰かが現れた



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ