体育祭in障害物競争 上
(ここは抑えて他の奴らの出方を見て行くか・・)
俺は本気で走らずにゆっくりと抑えて最後尾を走る
すぐに最初の反り立つ壁に着いた
(何人かはクリアしたが半分以上は脱落か・・・・)
ルールで挑戦は3回までになっていて最初から難易度高い
凌太は軽く走り反り立つ壁に走る
(なるほど・・・滑るようにもなってるのか・・・・
今回は諦めて体制を整えもう1度
次はおもいっきり走って行くか)
「っと・・・何とかクリア〜!」
軽々とクリアした
(綱渡りかよ・・・・
すでにもう俺ともう1人しかいないし・・・・
終わるにしても油にダイブは嫌だな〜〜)
もう1人はクリアして米俵を背負いのたのたと歩いている
(・・・・30キロを持って走るのはきついよな・・)
(まぁとりあえずは綱渡りだな・・・・
ゆっくり慎重に行くか
おもいっきり走って駆け抜けるか・・・・
やっぱりゆっくり慎重に行くか・・・
落ちたくないし)
落ちた奴らは油でべとべとになっていてクラスの奴らには慰めの言葉などは与えられずに
早くシャワーに行けとクラスメート全員に言われていた
俺はゆっくり綱に足を乗せ歩く
(以外にも強く張ってくれていたのか・・・・
これなら行けるな)
綱を渡ること約数分で渡り切る(1位はどこかな〜?・・・・
・・米俵に潰さてるじゃねぇか
これは助けた方がいいのかな?
・・・・・まぁ無視でいいか)
米俵を担ぎ走る
(〜〜〜♪
以外に楽だな〜〜
途中であいつの死体が助けてくれって言ってたがそんな余裕はないからね・・・・・・・・・世は弱肉強食の時代なんだよ)
あっと言う間に鉄下駄に着き
米俵を下ろして
鉄下駄を履く
(・・・・・次から怠いし
これで危険しようかな?)
(・・・・・無理だな
葵と春菜から殺気を感じる・・・・考えが読まれたのか?)
鉄下駄もなんなくクリアして
次は凸凹な壁
(・・・・無理だよな
ほとんど垂直の壁に多少凸凹が付いている位だと
落ちるだけだよな〜
しかも歓声に混じって落ちろ〜と叫んでいる奴もいるし・・・
葵か春菜のファンクラブだよな・・・
後で絞めるか!)
壁に手を掛けるが
(・・・・・無理だろ
これを20メートル!?
命綱位くれよ!)泣く泣く1番凸凹がある場所で登る
「やっぱり残ったのは凌だけだね!」
「普通じゃあクリアできないよね〜
さすがあたしの凌太だね〜」
「春菜?」
「何?葵」
2人の間では再び冷戦が起こり空以外が避難して行く
(・・・・逃げ遅れた)
(・・・・・・・なんか寒気が
気のせいとして
まだ半分もあるのか
指痛い・・・・・・
なんで葵と春菜の周りに何かオーラが渦巻いているんだ?・・・
空は顔色悪いし
何やってるんだ?
やばい限界だ・・・
落ちるか登り切るかの賭けで思い切り行くか!)
後を考えずにスピードを上げて行く