王様ゲームwith葵
「熱くなって来たところで最後と行こうか!
秋穂と凌太の熱いシーン・・・最後はもっと盛り上げて行こう!!」
「お・お兄ちゃん!//」
秋穂は顔が真っ赤だ・・・
最後は当たりませんように
「「「「「王様だ〜れだ」」」」」
引いたらまた1番だった・・・1回位王様を引きたかったな
「よっしゃ〜〜〜
また俺だ!
じゃあ最後だし
1番と2番がキスにしよう!」
「「は!?」」
俺は思わず声を出してしまった
葵も出しているので葵が2番なんだろう・・・
「蒼矢!命令を変えろ!」
「王様の命令は絶対ですよ〜」
「ふざけんな!!」
蒼矢と言い争いをしていると服の裾を引っ張られた
(誰だよ!今忙しいんだよ)
後ろに振り向くと
葵が引っ張ったようだ
「何だよ?」
「・・・・・別に
私はい・・いいよ//」
顔を真っ赤にして言っている
「いいとかじゃなくてな・・」
「それとも・・・私じゃあ・・嫌?//」
顔を真っ赤にして涙目の上目使いで首を傾げて聞いてくる
(・・・・・・やばい
かわいい//)
俺は葵にここまで言われたら
男として逃げるのはどうかと思い
「・・・・・わかったよ
じゃあ目つむれよ」
「・・・・・うん//」
葵が目をつむり俺は顔を近付けていった
そして唇が重なり
・・・・・・重ならなかった
「「「駄目〜〜〜〜!!」」」
春菜と秋穂と桃花により
「葵だけせこいよ〜〜」
「そ・・そうだよ!」
「抜け駆け禁止!!!」
・・・・・何故3人がこんなに必死になっているかはわからないが助かった
・・・・・・・助かったのか?
葵
「ちょっと王様の命令だからしかたないでしょ
逆らったら駄目なんだし!」
葵がかなり怒っている
普通喜ぶべきなんじゃないのか?
秋穂
「それでもキスはずるいよ!」
葵
「そういう秋穂ちゃんだってポッキーゲームしたじゃん!」
秋穂
「そ・・それは・・・//
でもキスはできなかったし」
桃花
「そうだよ葵ちゃんも秋穂もずるい!!」
秋穂
「桃花だって抱きしめられたじゃん!」
春菜
「あたしだけ何もないよ〜」
なんか永遠と言い争いが続いている
「凌太・・・・大変だな?」
空が肩に手を置いて同情してくる
(・・・・・空
口許がにやけているように見えるんだが・・・・)
「ハッハッハ
予想通りだな
ここまで上手くいくとは」
蒼矢は爆笑している
(こいつ・・・・・
ぶっ飛ばして・・・・・・・・必要ないみたいだな・・・)
「「「「蒼矢(お兄ちゃん)?」」」」
「ま 待て落ちつけ!」
蒼矢はなにか言い訳しようとしているが別の部屋に連れて行かれた
(・・・・蒼矢ご愁傷様)
少し同情する
その後蒼矢の盛大な悲鳴が聞こえてきたが
俺と空は聞かなかったことにした
新しくファンタジー系小説も連載しましたのでそちらもよろしくお願いします