in遊園地with葵 昼食
「・・・・・・痛い」
葵に手加減無用の攻撃をくらい意識が朦朧としたが何とかこの地に意識を留めることができた
「うう・・・・凌が悪いんだからね!//」
おまけにまだ顔を真っ赤にして怒っている
くそぅ急流滑りの時の写真をファンクラブの奴らに売り付けてやる!
「・・・・・ハァ
腹減ったし昼なんか買って来るよ
ホットドックでいいよな?」
葵を見るとコクンと頷いたのでベンチに座らせ買いに行く
売店を見つけホットドック・ポテト・ドリンクを無事購入したがこういう所で買うと高い!
「戻るかなっと」
葵の所に戻ろうとするが
「ねぇ君カッコイイね
私達の好みだよ
一緒に遊んでくれない?」
明らかに厚化粧で香水を付けまくっているお姉さん方4名に呼び止められた
カッコイイ?
「すいません・・・
連れがいるので遠慮します」
内心で疑問を抱きながら適当にあしらおうとするが
「いいじゃない
私達と遊ぶ方が楽しいよ!」
腕を掴まれてしまった
ったくさっきのナンパ野郎といいこの人達といい暇な奴らだな・・・・・
・・・・・ハァ面倒だな
「楽しいかどうかは俺が決めるので・・・・・
離して下さい」
「え〜〜〜〜
駄目なの?」
駄目だから断ってるんだろ!
うざいんだよ
香水の匂いが臭いし・・・・
葵のように自然にしてるのが俺は好きなんだよ・・・・
「駄目です
連れがいるのですいません」
足早にその場を去る
「っち
カッコイイからって調子のんな!」
・・・なんか最後に切れられた
カッコ良くなければ
調子にも乗ってないし
誘いを断ったら切れられる
ふざけんなよ!
「お待たせ」
葵の横に腰を掛ける
・・・・・勝手な女達の相手に疲れた
「遅い!
何してたの?」
「いやいやちょっとな・・・」
勝手な相手から去り勝手な女の相手か・・・・
かわいそうだな俺・・・・・・これが他人だったら俺はそいつに同情するだろうな・・・・・でも葵は香水の匂いが全くしない自然な香りでいいよな
葵の方を向いていると
「何?」
「いや・・・・葵は臭くないなって思ってな」
あれ?
なんでまた拳を震わせているのですか?
「凌の変態〜〜〜〜〜!//」
え〜〜〜〜〜〜なんか言ったか俺!?誉めたはずなんだけど!
グハッ・・・・・・・・・・・また腹にダメージを負い
さっきのダメージが癒えていない状態だったので今度は意識を飛ばしてしまった