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in遊園地with葵 ジェットコースター

葵の作戦に嵌まった俺は遊園地に着いた時には精神力が半分を切っていた


歩くのに腕を組んでくるのを拒むと言うこと聞くんでしょうと言われ

腕に当たる柔らかな物を意識しないようにし

電車では肩に頭を乗っけてきて寝るので今はかなり肩がこっている

・・・何がしたいんだこいつは

これではどこぞのバカップルじゃないか!

こういうのは好きな人にしろよ

おまえなら男でも女でも遊園地に誘えば喜んでOKしてくれるだろうに何で別に行きたいとも言ってない俺を無理矢理誘うんだ!?言ったところで俺の意見は無視されるから言わないが


「凌何だかもう疲れてない?

今から入場するところなんだよ?」

心配そうに聞いてくるがおまえのせいだ

俺の精神力はどこぞの勇者と一緒に旅をする魔法使いよりあると自信を持てるぞ!

心でツッコミを入れるが

「凌!何してるの?

入場時間になったから入ろう?」

腕を引っ張って来る


「わかったよ」

渋谷と歩き出す




入場すると

葵はハイテンションからスーパーハイテンションになった


「すっご〜い

遊園地なんて久しぶりだな♪

凌〜何から行く?

ジェットコースターから行こう!」

こいつは俺に聞いといて結局自分が選ぶのかよ

俺に聞く意味ないだろ


「高いね〜〜

ここのジェットコースターは日本で1番距離が長く速いんだって!

楽しみだね?」

満面の笑みで聞いてくる


「そ・そうだな」

適当に相槌をうつが

俺は乗りたくない

360度回転する場所が少なくても10回はあり

回りのベンチにはあれに乗ったであろう人が少なくても30人は青ざめた顔でビニール袋を口にあてているからである



「凌!今なら待ち時間5分だって

早く行こう」

ぐいぐい引っ張られる

回りの青ざめた顔している人が

ご愁傷様とこちらを向いている気がした










「う〜〜〜気分悪いよ〜」

ジェットコースターに乗った結果かなりのスピードと回転量と高さに驚いたが俺は案外平気だった

しかし葵がダウンした


こいつは自分が誘ったくせに・・・・

「・・・・ハァ

なんか飲み物買ってくるよ」

すぐ近くに自販機があるのが見えたのでそこに行く


「葵はオレンジジュース

俺は・・・・・コーヒーでいいかなっと」


買って葵がいるベンチに戻ると葵が3人のいかにも不良ですって感じの奴らに絡まれていた


「いいじゃねぇか

俺らと遊ぼうぜ」

葵は気分が悪いからかこいつらが怖いからか黙っている・・・まぁ後者だろうな・・・・・・黙っている葵を見て不良は葵の腕を強引に引っ張り連れて行こうとしている

ここらへんが限界かな?と思い俺はすぐ不良の肩を掴んで言う

「おい俺の彼女になんか用か?」

低い声で不良を睨みながら言う


「・・・・ちっ

男連れかよ!」

そう言い不良は去って行く

ふと葵が心配になり見てみると

顔を真っ赤にして俯いて何かブツブツ言っている


「葵?」


「彼女?//いやでもあれは」

呼び掛けるがまだブツブツ言っている


「お〜い葵」


「いやもしかすると//」

まだ気付かない

いい加減に腹がたってきた


「葵!」


「ひゃう!?//

あれ凌どうしたの?」

やっと気付いた


「ハァ

何度呼び掛けてもおまえが気付かずに何かブツブツ言ってたんだろう?

何をブツブツ言ってたんだ?」

今日何度目かのため息をつく

ため息をつくと幸せが逃げるとか言うがもし本当なら俺はもう将来の幸せを全て逃がしているかも知れないな・・・・



「だって凌が・・・私を彼女って言うから・・//」

何かもじもじしている


「あぁあれはそう言った方があいつらもすぐに諦めるだろ?

現にすぐにどっか行ったし

だから別に深い意味なんか全くないよ!」

俺は葵を安心させるために言うが・・・・



「凌の・・・バカァ!」

何故か怒られ

葵はどんどん先歩いて行く

ハァ

・・・・疲れる

なんかしたか?俺


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