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20-7.竜神の巫女アキと竜族の感性の近さ(前編)

前回のあらすじ:参謀さん達との会合は、不死者アンデッドに関する検討がそれなりに進んで実りもありましたが、最期に「僕より何歩も進んだ信頼関係構築がんばっ!」と激励したら、いやいやそーじゃないだろ、と会合の時間目一杯、皆さんからあれこれ諭されることになりました。うーん、消化不良な感じです。(アキ視点)

昨日は、参謀本部の皆さんが竜族との間に築く信頼関係の困難さについて、見解の相違があって消化不良感が残ったけれど、それ以外は良い感じに建設的な討論ディベートを行えたと思う。ただ、参謀本部の皆さんと僕で、作業の線引きをどの辺りにするかなんてところは、話題にする事ができなかったから、そこは別途、意識合わせしておかないとね。


「ニャ―」


テーブルの上に丸まってるトラ吉さんが催促してきたから、背に沿って撫でるマッサージをする。はいはい、忘れてないですよー。


今朝は久しぶりに、朝一で打ち合わせだー、なんてこともなく、食事を終えた後はこうしてのんびり過ごすことができていた。



 まぁ、束の間の癒しタイムなんだけどね。


お爺ちゃんがふわりと飛んで来た。


「用意した資料の訂正が入るとは珍しいのぉ」


「昨晩には作成を終えていたのですが、今朝、急遽、手直ししたいと連絡がきたのです」


ケイティさんもそう言って溜息をついた。ちなみに今、ケイティさんは手元にある二つの資料を見比べての最終チェック作業中だったりする。一つは昨晩に出来上がってた資料で、もう一つは今朝届いた修正済みの新資料だ。


「資料を作成してたのって参謀さん達でしたよね。寝て起きたら何か閃いたとかです?」


「いえ。朝一でエリザベス様と話し合った結果、資料に明記すべき事項が増えたそうです」


 ほぉ。


「エリーが気付いたってことは、純軍事的な話じゃなく、種族間の文化に絡む話でしょうか」


「……そのようです。ただ、具体的な記述が足りていないので、意図も含めて午後の会談時に確認されるのが宜しいでしょう」


そう言って、修正済み資料を手渡してくれた。一緒に見せてくれた予定表によると、午後は参謀さん達にエリーを加えて会談を行う予定が捻じ込まれていた。


 ふむ。


資料にざっと目を通して見ると、「死の大地」の浄化作戦について全体計画の草案といった内容のようだった。全体としては①呪いの実態把握、②侵攻戦力の粉砕、③残存戦力の浄化、そして最後に④「死の大地」の緑化といった流れになっていた。


特筆すべきはこれを参謀さん達が書いたということ。参謀さん達も、と言った方がいいかな。草案全体は代表さん達の方で話し合った結果がベースのようだ。


参謀本部が主導するのは、侵攻戦力の粉砕まで。この時点で祟り神は「死の大地」から侵攻する能力を失い、相互連携も封じられて、呪いの総量としては膨大ではあるけれど、各地に点在している状態になっている想定だ。まぁ、そうなれば、後は端から丁寧に浄化していくだけだからね。その時点で、主戦力も竜族から地の種族に移行することになるだろうから、参謀本部による全体統括を行う必然性も薄れてくるのだろう。


残存戦力、つまり各地に残る呪いの基点を浄化して回るフェーズだけど、残念なお知らせが書いてある。僕が提案した既存宗教団体への浄化作戦への参加は、不調に終わったそうだ。不調と言っても非協力という意味じゃないんだけどね。呪いの基点が基本的に館といった小規模ではなく、村や街といったある大規模なことがほぼ確定しており、単一宗教団体の手に負える規模ではないとのことだった。一応、次善策として、各団体から呪いの浄化を行える実力者を募って、合同浄化団を編成して、浄化作業に従事するとはある。


「んー、各地の浄化がかなり寂しい感じなんですけど、宗教団体頼りじゃなく、諸勢力に部隊を出して貰えば、もっとハイペースに作業を進めていけないでしょうか?」


この案じゃ、毎月一拠点を浄化するとしても年十二拠点しか浄化できない超スローペースだ。そんなのんびりペースじゃ、「死の大地」全域の浄化に何百年かかることやら。


僕の疑問に、壁際に立っているジョージさんが答えてくれた。


「アキ、その意見は色々と前提が間違ってるぞ。まず、呪いの浄化というのは簡単な作業じゃない。昨日、シゲン殿が心技「止水」を使える者だけで構成された要員で専門チームを組んでいたと話していただろう? アレは達人級の凄技だぞ。鬼族であってもそうそう何チームも用意はできないだろう。通常の戦闘のように数を揃えても混乱して同士打ちする犠牲者を増やすだけで意味はないんだ」


まず一つ、と指を立ててきた。


「ケイティさん、何でもできる街エルフなら、同じ技を皆さん使えるんでしょうか?」


一応、駄目元で聞いてみるけど、そんな思いを見抜かれたようで、苦笑されてしまった。


「アキ様、街エルフが何でもできると言っても、それは全分野について本業として従事できるだけの最低限の技量を持つ、というだけです。今の話に出て来た技はその道の達人でやっと手が届く技です。それに昨日も触れましたが、術式を使いつつ動けるのは鬼族だけです。私達なら護符で精神防御を行うことでしょう」


 ふむ。


ジョージさんが二本目の指を立てて話を続ける。


「次に帝国、小鬼族だが、他勢力と違い、百箇所の呪われた場を放置せざるを得ない時点で、集落規模の呪われた地を浄化する力は保有していないと考えるべきだ。領土拡張が困難なのはどの勢力も同じだが、それでも放置してる時点で、浄化できる部隊を構成できないか、他に優先すべき課題が多いことを意味する」


 ん。


そこはまぁ、理解できる。


「連合と共和国はどうです?」


「当然だがどちらも常設の浄化部隊なんてものは持っていない。どちらも編成すればチームを一つずつくらいなら出せるだろう」


 あれ?


「共和国の方なら、皆さん、長寿なのだし、一つと言わず二つ、三つと出せないんですか? 魔導具なら沢山持ってるでしょう?」


これまでの帝国や連邦への訪問時にも皆さん、全身魔導具って感じの装備をしてるっぽかったし。この疑問にジョージさんは三本目の指を立てながら教えてくれた。


「そいつは、呪いの影響次第だろう。そもそも「死の大地」は街エルフにとって失われた故郷なのは確かだが、それは彼の地の極一部に過ぎない。わざわざ浄化する地域を広げる欲求が薄い。それにあまり出過ぎると悪目立ちしてしまう。それよりは必要な魔導具を他勢力に提供して下支えする方を選ぶだろう。連合が浄化チームを出すとしてもその装備の多くは共和国が提供する筈だ」


 ふむ。


確かに、今の共和国の島の広さから言っても、取り戻したい故郷も似たような広さだろうし、そうなると「死の大地」のせいぜい五%ってとこだもんね。悪目立ちしたくない気持ちもわかる。


「お爺ちゃん、「死の大地」の浄化だけど妖精族は参加する気はあるのかな?」


「儂らか。浄化チームが編制されれば、各チームに何名かは参加させるじゃろう。浄化作業の場数を踏ませたい若い連中はいるからのぉ。じゃがその程度じゃ」


 なるほど。


実力的な話で言えば、妖精さん達だけで浄化チームを編成して、村落規模の拠点を浄化していくことはそう難しい話じゃないとは思う。だけどそれをする利点がない、と。


 うーん。


「聞いた感じだと、連合、連邦、共和国で一つずつ、あと宗教団体相乗りで一つの合計四チームですか。竜族が欲しがる一等地はどうせ彼らが占有するでしょうし、そっちは竜族にお任せしてぱーっと浄化して貰いましょうか。そうすれば総量の何割かは削れるし、地脈から得られる魔力量という視点で言えば半分くらいは浄化できたも同然ってなりますし」


良いアイデアだと思ったんだけど、皆の反応は渋い。


お爺ちゃんが代表して理由を教えてくれた。


「アキ、確かに竜族ならば、その頃までには広域の浄化も行えるようになっとるじゃろう。竜族が欲しがる地の浄化も終わるじゃろう。じゃが、その地の緑化を竜族は行えん。植物も生えておらず荒れ果てた地では、アキが以前話したように小鬼族達の身軽さに頼ることにもなるだろう。じゃが、そこで、残念な話になる。緑化した土地は竜族の縄張りとなる地じゃろう? 雲取様のように縄張り内に住むことを認めてくれたとしても、森エルフやドワーフのような少人数までが限度じゃ。不満が出るじゃろうて」


 う。


緑化できたね、ありがとう、と追い出されるんじゃ、そりゃ不満だらけだろう。


「それなら、竜族の欲する縄張りと同程度の広さの地域も竜族が浄化すれば、浄化と緑化を共同作業しましたって事になるんじゃないかな」


「アキ様、それでは祟り神の牙を抜き、その勢力を分断しただけでなく、大半の地の浄化も竜族が担うことになります。長期的な視点に立つと、竜族の発言力がかなり高くなってしまい、統一国家の運営という視点に立つと、得策ではありません」


 ちぃ。


長命種らしい視点だね。っとジョージさんもこれに続いた。


「活躍する場という観点からも、あまりに竜族頼みが過ぎるのは微妙だろう。「死の大地」が浄化されてしまえば、弧状列島にはもう諸勢力が力を合わせて対処するような大規模な難所は残ってない。つまり「死の大地」での活躍、尽力した結果を挽回する機会は訪れない事を意味する訳だ」


「それは弧状列島という狭い範囲で見た意見でしょう? 外に視野を向ければ、飛行距離の限界があって遠出できない竜族より、帆船で出かけられる地の種族の方が活躍できるのだから、海外で取り返せますよね?」


「力関係が大きく変動すること自体が騒動の種を生むとも言える……が、ちと話が先走り過ぎたか。そういった部分は、代表の方々と意見交換をしておくのもいいだろう。近々の話ではないのだから、毎年話し合って、その時までに認識を合わせておくくらいのつもりで十分だ」


 確かに。


「それもそうですね。緑化事業も結果が出るまでには何十年、何百年と掛かるのだから早く浄化した方がいいと思いましたけど、そもそも長期間かかるのだから、出だしが何年かズレようと大勢に影響はないって見方もありますから。世界樹との約束である地脈の流れを正すこと、連樹の神様との約束である植樹を終えさえすれば、後は各勢力の都合になる訳ですから、そこを考えるのは後にしましょう」


「死の大地」に流れ込んでループして出てこない地脈の歪みを正せば、そもそも浄化杭による地脈の浄化作業だって優先度は下げられる訳だからね。それに植樹した連樹が育って森になれば、周辺地域の浄化、緑化といった恩恵も期待できる。


思った以上に浄化チームがショボかったから、がっかりしちゃったけど、それは現時点でそうだというだけで、今後、竜族の指導を受けたり、魔導具を用意したりすれば、人材育成も捗って、浄化チームももっと増やせる可能性だってあるんだから。可能性に期待しよう。





緑化事業については、参謀本部の目的や能力だと畑違いなので、そちらは別途、専門チームを立ち上げるとのこと。呪いの研究チームも別途立ち上げてるし、「死の大地」の浄化作戦もだんだん体制作りができてきたね。


 で。


ケイティさんが赤ペンで囲ってくれた部分が、今朝、エリーと話した結果、追加された内容って事なんだけど。


「当初の資料では、僕の出番は、参謀本部と竜族間の調整と、参謀本部に参加する竜達と参謀さん達の間の交流がスムーズに行くように手助けする程度だったのに、手が入った資料の方だと、それらに加えて、竜族への教育、指導、訓練といった活動全般について、観察者オブザーバーとして参加して、適切な内容とするよう助言することとありますよね。それにそうして決めた内容も純軍事的視点だけでなく、政治的観点から代表達の合意を得る必要があって、そこでも僕が適切な助言をするって事になってますよ?」


なんで、こんなに役割が増えてんの?


不満を口にすると、ケイティさんもまぁまぁ、と宥めながらもコメントしてくれた。


「体制図から見ると、竜神の巫女として助言するのではなく、マコト文書専門家として助言することを期待されているようですね。それに代表達との合意という視点も追加されているので、軍事以外の観点を求められていると思えます」


「んー、それってジョージさんが話してた竜族はできるだけ素朴な村人でいて欲しいって話に絡むでしょうか?」


そう話を振ると、ジョージさんが少し考えてから答えてくれた。


「浄化作戦だけを見据えた訓練、意識改革としない事を期待してるのだろう。参謀達にとって軍事的な意味での作戦遂行以外の部分は本職じゃない。そして竜族の歴史に匹敵する長い寿命を考えると、浄化作戦という僅かな期間の活動の為に、種族としての在り方を変える範囲は可能な限り少なくすべき。そんな意見だろう。後は午後に直接、本人に聞いてみればいい」


 ふむ。


「浄化作戦が例え数十年かかろうと、長い長い竜族の人生からすれば、僅かな期間に過ぎない。そして、長い長い人生を生きるなら、竜族のこれまでの生き方がベストだった。ただ、それは竜族だけで閉じた最適化だから、地の種族と共に暮らしていく統一国家時代になれば、少し変えた方がいい部分も出てくる。つまり、①これまでの竜族の生き方、②統一国家に相応しい生き方、③浄化作戦遂行に役立つ生き方、という観点があって、その落し処を探る作業に尽力しろって話ですか」


僕の意見にジョージさんも頷いてくれた。


「①のこれまでの生き方にできるだけ留めたいのがアキ、②統一国家に相応しい生き方を求めるのは代表達、③浄化作戦遂行は参謀達が求めることになるだろう」


 ふむ。


「落し処を決めるのは竜族自身では?」


この意見にはケイティさんが駄目出ししてきた。


「アキ様、それは子供に選択肢を与えて選ばせるようなモノです。実際には他の選択肢もあるのに、どちらかと求められた時点で思考が狭まってしまい、そのことに子供は気付けない。いくら竜族が聡くとも、未経験の分野についてどれだけ話を聞いたとしても、それで適切な答えを導けるかといえば、困難と言わざるを得ないでしょう」


 まぁ、それはそうなんだけど。


「なら、僕が地球(あちら)の事例を紹介して、適切な判断を行えるよう助力すればいいんですね」


おや、お爺ちゃんがふわりと前に出た。


「その通りじゃ。それにアキは竜族に損をさせる気など欠片もあるまい?」


「そりゃね。短期的に地の種族に優位になるような判断をしても、竜族は聡いから後で必ず損をしたことに気付くもん。力で簡単に場をひっくり返せる竜族相手にそういう不義理をするのは悪手だよ」


そう断言すると、皆も達観した眼差しをしながらも同意してくれた。





そういえば気になったことが一つ。


「朝一の会合って連邦大使館で行われていたようですけど、どうして午後から場所を別邸に移すんです?」


「朝一の会合は既に終わっており、アキ様がくるまで間が空いたこと。エリザベス様が考えを纏める時間を求めたこと。それと今朝からですが、共和国から長老のジロウ様、クロウ様がいらしていて代表の方々との話し合いも佳境を迎えており、場を移した方がよいと判断しました」


 あら。


「せっかくなら久しぶりだからご挨拶とかしたかったとこでしたけど、お忙しいなら仕方ないですね。今の話だと、話し合いのを主導するのはエリーですか。珍しい。あれ? でもその割に他の調整組の皆さんは同席されないんですね」


 うーん?


「恐らく、本日の議題、今朝の資料で加筆された内容は、調整組の総意ではなく、エリザベス様個人のご意見だからでしょう。姉弟子としての配慮もおありかもしれません。或いは調整組に話を流すにせよ、アキ様の意見を加味してからでないと二度手間になると判断されたのかもしれませんね」


 なるほど。


ふと、外を見ると、今日は日差しもさほど強くないし、微風もあって心地よさそうだ。


「それなら、トラ吉さん、ちょっと一緒にお庭を散歩しようか」


「ニャ」


仕方ないなぁ、って顔はしてたけど、少し振り返って催促しながら、猫ドアを潜って外に歩いて行った。


「あぁ、ちょっと待って、今、行くから」


「はい、アキ様、帽子をどうぞ」


「どうも」


ケイティさんが渡してくれた帽子を受け取って、慌ててトラ吉さんの後を追った。あんまりゆっくりはできないけど、のんびりした時間を満喫して気力をチャージしておこう。エリーが率先して動いてくれたのだから、僕も最良の結果が出せるよう万全の気構えで行かないとね。

ブックマーク、いいね、ありがとうございます。執筆意欲がチャージされました。

誤字・脱字の指摘ありがとうございました。やはり自分ではなかなか気付かないので助かります。


アキは、思った以上に浄化チームの数が揃わないことに不満たらたらですが、一般の探索者目線なら「死の都から脱出せよ」とか「死の都の謎」みたいな感じの高難度サバイバルミッションな訳で、そんなもんを月刊ペースでクリアしていきましょうね、とか言うのは、依頼者の頭を疑うレベルだったりします。この辺りは代表達との話題でも出てくると思いますが、普通なら、一拠点の浄化を終えたら、心身の回復にある程度の時間を必要とする感じでしょう。


そして、参謀達の仕事へのアキの関与ですが、エリーの意見で、内容が増えることに。アキは仕事は抱えたくないんですが、なかなかそうもいかないようで悩ましい話です。


次回の投稿は、七月二十三日(日)二十一時五分です。

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