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15-24.消失術式、竜爪、空間跳躍の類似性(前編)

前回のあらすじ:依代の君(降臨した「マコトくん」)と関係者の皆さんの間での調整が終わり、しばらく彼がこちらでどう過ごすか大雑把な方針までは決まりました。(アキ視点)

第三演習場から帰ってくるなり、父さん、母さんに抱きしめられたり、念入りに術式で調べられたりと、依代の君が放った技の影響を念入りに確認された。リア姉も一緒にいて、危険はないと思っていただけど心配だった、と言われて、ちょっと軽率に見えたか、と謝ったんだけど、その後が大変だった。


母さん達からはボクが棒立ちのまま、無防備に技を食らったように見えて、やれ危機意識がないだの、杖はなくとも、自身の魔力耐性を引き上げる程度はすべきとか、あれこれ言われて、教わってないと話せば、基礎的な技なのにと嘆いたりと、父さんもそうだけど特に母さんは情緒不安定といった感じで、でも、とにかく何もなくて良かった、と話してくれて嬉しかった。


ただ、そのまま師匠の元に突貫していきそうな勢いだったので、リア姉がそこは何とかしておくと言ってくれた。長く起きて居られないのはこういう時不便だ。





翌日、ボクは庭先で師匠、エリー、それに小さな黒姫様、シャーリス様の集まりに呼ばれた。

ケイティさんもボクの後ろに控えるのではなく、他の皆さんと同じ並びだ。

師匠の様子を見る限り、突貫を食らった感はない。リア姉に後でお礼を言っておこう。


依代の君は、僕が起きた時には既に別邸の離れた庭先にテーブルセットを置いて、賢者さんが立ち会いの元、あれこれ魔術的な内容について試しているということだ。


「おはようございます、黒姫様、シャーリス様、先日はどうもありがとうございました」


<子供同士の争いでも大人が見守らねばならぬ時もある、必要があれば遠慮なく頼るがいい>


「妾とて同じ。知らぬところで取り返しのつかぬ事態になるくらいなら、頼られた方が気が楽というものよ」


ありがたい話だ。


用意された席に座ったけど、茶菓子やお茶も用意されていたり、ベリルさんがホワイトボードの前でスタンバイしていたりとそこそこ面倒そうな話っぽい。


「さて、こうして集まって貰ったのは他でもない、降臨した神、今は名を改めた、依代の君についての意識合わせ、魔術面での知識確認、それと今後の方針をする為だよ」


師匠が仕切るんだね。ベリルさんがホワイトボードを回転させると、今日の議題が既に書かれていて、それが表に現れた。


①依代の君は、作動条件不明な信管付きの爆弾

②消失術式とは何か

③依代の君の育成

④研究組の最優先課題


……師匠とエリーがいるから魔術談義かと思ったけど、派生している話も多いね。


「①の爆弾への例えはボクにはわかりやすいですけど、他の方々だと、作動条件の判らない罠術式ってところでしょうか」


「そうだね。爆弾や罠なら除去してしまえ、となるからちと項目名が適切じゃなかったかね」


<そう難しく考えずとも、軽く人を殺せてしまう赤子が妥当だろう>


お、黒姫様、いい例えだ。


「それがぴったりでしょうか。大切な子で、基本的には無害で大人しいけど、何かの拍子に感情を爆発させちゃう赤ちゃん、なのに強い力を持っていてとっても危険だと」


「以前、鬼族の武闘派の女傑ライキ殿が、アキの魔力の強さを指して、よくそこまで育てて貰えた、皆に感謝するように、と誤解されていたそうだが、今は正にその状況にあるという事だね。一見すると、理性的で思慮深いようにも見える相手だが、実のところ、アレはまだ生後二日の赤子みたいなもんだ。あらゆる知識が、本人のいう通り、畳水練状態で、経験が身に付いてない。なのに実力は一流の魔導師を超え、妖精族や竜族に近いときた。こいつは厄介だよ」


師匠は、頭が痛いねえ、などと言ってるが投げ出す気はないのだから優しい人だ。


<竜も幼い頃は力が弱く、弱い間に同じ幼竜などとの交流を通じて手加減や生き方などを学んでいくモノだ>


「妖精族も変わらない。力が強く生まれる子もいるが、それでも力ある大人が面倒を見れば良い話だ」


まぁ、そうだよね。


「それでね、依代の君だけど、せめて高魔力耐性のある魔導人形達や一流の魔導師なら簡単に対処できる程度の手加減ができるまでは、黒姫様やシャーリス様を始めとする妖精族の方々に立ち会って貰い、依代の君への教育や活動の支援は魔導人形が主体で行うつもりよ」


エリーの話しっぷりだと既に関係者間での調整は終えている話か。悪くない話だ。ただ、ずっととなると、妖精の国も上層部がほいほい抜けてるせいで忙しいと言ってたし、調整は難航したと思う。


「今日も朝から、賢者に命じて、依代の君がどのように力を行使するのか、周囲に影響を与えるのか調べさせている。どんな時も、いきなり相手を消し去ろうとするような短慮さはないが、神の感覚で、軽い罰を与えようと考えても、それは程度の差はあれ神罰。我々からすれば、更に何段階か弱めないととても許容できるレベルではない、そう考えている」


シャーリスさんも少し深刻そうな顔をしてる。


 あれ?


「シャーリス様、妖精族は竜族と並び立つ相手と考えるくらいですから、依代の君とて、同列と認識していると思ってましたけど違うんですか?」


「相対して解ったが、アレは我々、実体を持つ種族とはまるで別の存在よ。我々が気に入らぬ相手を小突くように、アレは相手の心や在り方そのものに対して力を行使してくる。目に見える形で焼いたり、雷を降らせるといった方法なら対処もしやすいのだが。昨日、神官達に言葉を用いてはいたが、相手の心を揺らし、動揺させていた。きっと経路(パス)を通じて本体にも影響を与えてくるだろう。アレは脅威だ」


 うーん。


「意地悪とは思いましたけど、信仰を試す、試練を与える、居着く事を嫌う、どれも信仰を司る神っぽいだけで、心を迷わせ、悩ませていただけでしょう? 対処って難しいんでしょうか?」


ボクの疑問には師匠が答えてくれた。


「アキは、耐性が高くて気付かないようだが、依代の君が何気なく話す言葉そのものですら、愛する者の囁きよりも甘く、英雄の言葉よりも力強く、幼い子供を守る親のように安心と窮屈さを感じさせてくるんだよ。そんな存在が、意識して相手の心を攻めてくるというのは、高度な精神系術式と言っても過言じゃない。神官は神の力を借りて奇跡を行うが、彼は神そのもの、借りるも何も、自身の力だ。我々が手を振るように簡単に力を使えてしまうって事だろうさ」


 なんと。


「そんなに影響力があるとは思いませんでした。護符とかで守りを固める感じですか?」


「それと、精神防御系の術式を常に展開しておくとかかね。何にせよ、彼とは降臨された当日から挨拶を交わし、それなりに多くの話もしたが、アキへの思いを別とすれば悪意は無い方だろうね。でも悪意が無くたって相手は軽く殺せちまう。……そして、それを依代の君自身も自覚していて、だからこそ、制御できるようになるまでの間、周囲と距離を取り、竜や妖精の力を借りて、自身の生き方を模索しようとしているんだ」


何とも手間のかかる話だね。慎重な判断をしているのは好感が持てるけど。





「次は、彼が行使した消失術式についてだ。アキは初見、エリーにもまだ教えてなかったし、良い機会だから教えることにした。それに竜族、妖精族の見解もぜひ拝聴させていただきたい。地の種族にはあまり知見がない術式なのです」


「妖精族とて、そのような非常識な術式に手を出して居る訳ではないが。後で見解は話そう」


<竜は語るだけの知はあるが、語れる範囲だけ話して聞かせよう>


シャーリス様はこちらに近いけど、黒姫様はかなり核心的な部分をご存じのようだ。でも思念波からすると、秘密にしたい、というより例の竜爪や空間跳躍テレポートを同じで、こちらに聞く準備ができてないのに触れさせるのは危うい、との判断からだ。


 う、目線だけで、黙ってろ、と釘を刺された。


何故か黒姫様には、ボクの考えが読めるようで、先回りされてしまう。親しみは持てるけどやりにくい方だ。


「アキ、我々が使う魔術は、大まかに言えば、魔力を用いて、世界の(ことわり)を捻じ曲げ、結果を得る技術だ。ただね、そうは言っても大きくカテゴリー分けすれば、①世界の(ことわり)に沿った現象を得る、②世界の(ことわり)そのものを変える、③対象の在り方を直接かえてしまう、となる」


「①の(ことわり)に沿った、というのは、ボクが練習している石を飛ばす術式とかですね」


「そうさ。いきなり力が生じているが、生じた力はこの世界の(ことわり)に沿っている。だから炎を生成すれば、物を熱し、燃やし、照らすこともできる訳さ」


「ですね。②はケイティさんが何回も見せてくれている、常夜の術式ですね?」


「はい。私の行使している常夜の術式は、世界の(ことわり)を捻じ曲げ、対象範囲内に光が存在しなくなることで完全な闇を創り出す高等術式です。範囲内は(ことわり)が異なるので、(ことわり)に沿う術式、先ほどの話に出た炎を生じる術式を用いたとしても、炎は一切周囲を照らしません」


 言われてみれば物凄い技だ。多分、光が存在できないんだから、大量の鏡で一点に太陽光を集めたりしても、その光は強さに関係なく消えちゃうんだろう。


「ここまでは、私やケイティでも行使できる術式だ。そして、③の在り方に直接介入する術式、こいつが、依代の君が用いたモノになる。代表とも言えるのが消失術式ってことだ」


ふむふむ。


「その話だと、理論的には可能だけど、誰も実現できてない、或いは便宜上、行使され存在する現象をそこに定義として当て嵌めているってことですか?」


「そうだよ。あちらにもあるだろう? 理論上はあるとされるがまだ証明されていないって奴。つまり③の術式は、神の技を指すんだ」


「神官さん達が神様の力を借りて行う神術は全部そこ?」


「アキ、それは違うわ。神官達が行う神術、神の御業の殆どは、(ことわり)に沿うか、捻じ曲げるか、つまり、通常の術式で示される範囲を実現しているものよ。というか、私も今の分類分けで聞いたことがある神の奇跡なんて、伝承にあるような歴史書を紐解いてやっと出てくるレベルの話、神器を用いてやっと手が届く事例だけよ」


エリーが、神話に片足突っ込んだ話ですよね、と苦笑しながらも教えてくれた。


「エリー、よく覚えていたね。普通なら単なる雑談、歴史談義に出てくる話題さ。少し話が逸れたが、依代の君が使った技は、この世界の(ことわり)に沿ってない。(ことわり)を捻じ曲げる技は(ことわり)は捻じ曲げるがそれだけさ。普通の術式なら、対象を燃やすなり切り刻むなり潰すなり、どうにかして殺害するなり破壊するなりしても、この世界の(ことわり)に沿った状態へと変わるだけだ。だがね、消失術式は存在自体を消しちまう。それも単に対象だけ消すモノから、経路(パス)を消したり、対象との関わりによって生じた影響、他人の記憶なんてモノに至るまで何もかも消す、通常の術式の範疇ではどう作用しているのかすら定義できない事象を生じるとされる」


正に神の技。


「居なかったことにする、神罰としか言いようがないですね」


「歴史書に出てくるのが正にその神罰だ。その者は神の怒りに触れて消えてしまい、驚くべきことに人々は彼が居た事すら覚えていなかった。ただ一人、世界の果てに住んでいた聖者だけが覚えていることを許されていた為に、歴史書にその神罰の行使があったことが記された、とある。当然、記憶や経路(パス)に至るまで消えていた為に、聖者が残した歴史書は偽書、創作物扱いさ」


凄くギリギリのラインの話っぽい。日本あちらならムー民の書とかの出番クラスだ。


<だが、こちらの世界では、そのような事象にも理解を示す種族がいる。それが竜族だ。アキも気付いたのではないか? 私が竜爪で斬った柱と、先日、依代の君が行った、世界からの拒絶、それが酷似していると>


黒姫様がほら、正直に話しなさい、と優しい思念波を送ってきた。優しいけれど嘘偽りなく話さないとお仕置きだよ、と目が嗤ってる。


「竜爪が斬ったという事象も、今回の事象も削りカスもなく温度上昇もなく、極めて似た事象、同じ原理なのではないかと思いました。依代の君が行った技の後に、周りから突風が吹きこんできたのは、僕の周りの空気や抉れて消えた土のあった場所に外の大気が流れ込んできたせいでしょう」


ボクがそう話すと、師匠もそうだろう、と頷いてくれた。でも改めてこちらを見た目は鋭さを増していた。


「今回、こうして関係者に集って貰い、魔術師見習いに話すような内容でもないのに、こうして説明している理由は、アキは、一般的なルートをすっ飛ばして、手を届かしてしまう恐れがあるからさ。世界の外に関する知識の件、覚えているだろう?」


「はい。竜族も空間跳躍テレポートができる程度に成長してからやっと触れる知識であって、それができないのに、他人の心に触れる形で先に識ってしまった、ボクのやり方は例外だったと」


<そうして、準備ができてないのに触れたからこそ、心が大きく乱れ、危ういことになった。つまり、ソフィアと私、それにシャーリスが言いたいのは、③対象の在り方を変える術式、或いはそれに類する系統への試みは、行ってはならぬ、と言うことだ。竜族が共にいる時であれば、そしてその竜が試みを認めるのであれば、試しても良いが、そうでなければ、行ってはならぬ>


「アキが魔術の練習をする時に、必ず高位魔導師か竜、妖精が立ち会うのと同じだよ。何かあっても介入できるのは、傍にいるからだ。いなければ結果がどうなろうと手出しできない。そしてこれまでの話を聞いて想像できていると思うが、今、禁じた分類の術式は魔術師見習いが軽く制御できる類の技じゃない。禄でもない結果になるだけさ」


師匠が、師として行いを禁じる、と改めて宣言した。

あんな怖い経験は絶対したくないと思ってたから、試す気なんて無かったけど、こうも念押しされると、なぜ?と思ってしまう。


「アキ様、今、思いつかれたことをお話されれば疑問は解消すると思います」


う、ケイティさんが逃げ道を塞いできた。


「……つまり、マコト文書の知というか発想、ボクの魔力が合わされば、手が届きかねない。空間跳躍テレポートも一旦、世界の外に飛び出て戻ることで、こちらの世界からすればまるで瞬間移動したように、離れた地に移動できる。その振舞いはこの世界の(ことわり)からは逸脱している。竜爪もしかり、依代の君の技もしかり」


話しているうちに、凄く怖くなってきた。そんなボクを優しく包みながら、師匠は話してくれた。


「そんなことができる境地に達したなら、できる何かになったなら、そいつはもう、人の枠からはみ出た「何か」だろうね。アキはこうして、結果がはっきりとはわからずとも、それを恐れる人の心を持てている。だから安心おし。実際のところは可能性がある、というだけでお尻に卵の殻を付けたアキでは、結果を制御できずに自身を消し飛ばす程度ってところだ」


そうならない為に、こうして集ったんだよ、と言われて、胸が一杯になって、心が落ち着くまで、しばらくケイティさんが渡してくれたタオルに顔を埋めてるしかなかった。

いいね、ありがとうございます。執筆意欲がチャージされました。

誤字・脱字の指摘ありがとうございます。自分ではなかなか気付けないので助かります。


ちょいと複雑な魔術談義ですが、本作では重要な(というか、ここをすっ飛ばしたら何も残らない)部分なので、丁寧な描写をしています。


本作では、例え恒星爆発だろうと重力崩壊だろうと、世界の(ことわり)に沿った術式の範疇です。難度は高いけれど、今回、ソフィアが示した分類で行けば、法則に沿う術式です。

そして、降臨しちゃった神様、依代の君が使う技は、困ったことに結果だけいきなり生じさせるモノです。彼がもし、水を一杯生み出したなら、それは魔術で創りだした偽りの水、いずれ消える仮初の存在ではなく、本物の水であり、時間経過で消えたりもしないでしょう。


なら何でもアリか? そうではありません。何でもありなら、今すぐ、地球(あちら)と繋ぐ次元門を創造してくれりゃ、話は大団円を迎えておめでとうってなる訳ですが、本物の創造や消失が使える()()では、理論的にどうすればいいかわからない未知、そこを切り開く力はないんです。

まぁ、その辺りは次パートで語ります。

それにしても、話が進むほどに、アキはあれやっちゃ駄目、これやっちゃ駄目と制約が増えていきますね。普通は経験を積めばできることが増えてきて、やれることは広がってくもんですが。

まぁ今のアキは、イヤイヤ期の赤子みたいなもんです。やりたいことに実力が伴ってません。

次回の投稿は、三月二十三日(水)二十一時五分です。


<雑記(連投中は宣伝継続)>

新作の短期集中連載始めてます。……短期の筈が全37話。なぜそうなったんだか。


作品名:ゲームに侵食された世界で、今日も俺は空を飛ぶ


現代社会+ゲーム+サラリーマン+空を飛ぶ+変身+アクション(戦闘)+恋愛って感じの作品です。ジャンル「アクション」ってことで、サクサク読めると思います。


2022年2月16日から毎朝7:05に投稿してます。


34話(3月21日投稿分)まではストックしてあり、37話で終わる予定です。上手くいけばラストまで連投できるでしょう。というかここまで来たら完走したいとこです。


興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。

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