15-17.登山計画に抜擢された雄若竜達(後編)
前回のあらすじ:若い雄竜さん達(炎、氷、鋼)がやってきました。根は良い感じの若者ですけど、なんかこう、色々、疲れる感じです。雲取様達ってこちらの流儀をかなり理解してくれていたんだなぁと遠い目になっちゃいました。(アキ視点)
別邸に辿り着くと、案の定、結構な騒ぎになっていた。軽自動車並みの三柱が直立して、首を好き勝手に動かし、羽を動かし、尻尾を動かしてるせいで、広いはずの庭も他の皆が立ち位置に困るくらい混雑してる。
<お主らが鬼族、そちらの小さいのは小鬼族、それに小鬼よりガッシリしているのはドワーフ族か>
<そちらにいるのは森エルフだったか。昔、見た覚えがおるぞ>
<こうして見比べると、妖精族の小ささが際立つ。妖精界の住人は皆、そうなのか?>
こ、このオノボリさん達め。
いや、雄竜達も別に乱暴な振る舞いをしてる訳ではないし、無遠慮に覗き見たり、ちょっとハイな気分ではしゃいでるだけなのはわかる。
わかるんだけど。
君達の好奇心を満たすのを優先してたら、話がいつまで経っても進まないから!
『はいはい、皆さん、そんなに思念波を撒き散らされると、地の種族にはストレスになるので、その辺りまでとしてください。僕か、今はいませんが、姉のリアなら、絞った思念波を受けても平気なので、僕に向けて放ち、周囲の人達はそこから広がる波を聞く感じでお願いします』
まるで幼稚園の先生にでもなった気分だ。
勿論、そんな嘆く気持ちは、心の棚に仕舞い込んで、そちらの振る舞いのほうが素敵ですよ、と提案する思いだけを言葉に乗せた。
<そうなのか。だが、いつもアキか、リアとやらがいるとも限らんだろう? そんな時はどうする?>
もう頻繁に通う気満々だ。
『拡散型の思念波でこっそり内緒話するような囁き声にしてください。竜の距離感は、小さな我々からすれば、大声を張り上げるような遠さです』
空を飛んでる時の雌竜さん達と並んで飛んだ時の距離感をイメージして、それくらい離れた相手に話し掛けてるような音量になってる、と伝えてみた。
<なんと! ……では、これくらいか?>
『良い感じです。あと、庭木の葉が揺れる音や、飛び立つ鳥の羽音が聞こえるくらい、静けさに耳を慣らしましょう。地の種族の営みの中に訪れてる時に、こちらに合わせて静かな振る舞いをされると、気遣いのできる礼節を弁えた方だ、と皆も敬服の念を覚えると思います』
<小型召喚でこうして、庭先に訪れた際の作法と言ったところか>
『はい。第二演習場のように広いところなら、逆にこちらが皆さんに合わせます。僕なら絞った思念波でも平気ですから』
<後で練習してみよう。拡散型の小声はやったことがない。絞ると言うとこれくらいか?>
ん、初期の頃の雲取様と同じで、結構、遠慮してくれているのは高ポイントだ。
『僕相手なら、抑えないでいいですよ。距離感の調整だけで平気です』
それから、三柱とも、僕を相手に思念波の絞り方や強さをあれこれ試して、気楽に話せる感覚を掴んでくれた。
ふぅ。
まだ、何も話をしてないのにコレとは。……と言うか、雲取様とだって少しずつ感覚を合わせていったのだから、更に年上の黒姫様や白岩様と比較するのは酷だったか。
◇
現在時刻と、今日の日没予定時刻を元に、柱時計を持ち込んで、時間感覚の調整をしたり、僕の起きていられる時間に限りがあることも伝えて、それらを踏まえて、登山に関する話を進めることについて合意して貰った。
<鏡合わせのような魔力の反射する様に目を奪われたが、言われてみれば、アキの魂と身体のズレは普通ではない。急ぎではないのだから、無理をせぬようにな>
む、今度は一転、過保護な感じになってきた。幼竜には優しく。竜族の基本なんだろうね。
『心配してくれるのは嬉しいですが、できる範囲でやらないと、心身は衰えてしまいます。そちらの時計で三時くらいまでなら問題ないので、そちらはあまり気にしないで大丈夫です。それに、概要を話したら、皆さんとは個別に心話をして、時間を節約するので、多分、時間は余りますよ』
心を触れ合わせれば、話は十倍速ですよ、と笑顔で誘ってみたけど、何か反応が微妙だった。
<アキはこう言っておるが、その時刻までなら気にせずとも良いのか?>
思念波を僕に絞りながら、視線でケイティさんに答えを促すとはなかなか順応性が高い。
「本日はアキ様が休まれる部屋も間近ですので、その予定で問題ありません」
<心話と言うが、目の前にいるのに、実際はいない、この体でやるのは難しくないか?>
『そちらは、先に送って貰っている所縁の品を用いて、本体の方に僕の側から繋げるのでご安心下さい』
<解った。それでは、概要を話してくれ>
『はい。では、こちらの弧状列島の立体地図をご覧下さい。ここが現在いるロングヒルで――』
などと話を始めたものの、地図の縮尺イメージが飛び過ぎてたようなので、ロングヒル周辺だけの拡大図を見せてから、それと縮尺が違う地図なんですよ、と話をしていく必要があった。
彼らのが知っているであろう山河や目立つ建築物などを元に、これが弧状列島の正確な縮図である事を理解してからが、また大変だった。
感銘を受けてくれたのはいいけど、これを作った者に加護を与えたいとか、この立体地図が欲しいとか、どう作ったのか、とかとか。
より理解をして貰えるよう、意思を言葉に乗せていたけど、いちいち心の棚に余計な分を捩じ込むのが面倒になってきて、もう乗せるのは辞めた。
「ベリルさん、後で対応する分の板書をお願いします」
「ハイ、お任せ下サイ」
<お主が魔導人形か。ふむふむ、こうして見てみると、聞かされていたモノとは――>
『いちいち、疑問に思った事を口にしない! 話が進みません。ほら、いいですか? ここが歴史に名高い「死の大地」、この広さが全て呪いに侵されていて、空の遥か彼方まで呪いの暗がりが覆うほどです。皆さんが普段飛んでる地域の広さと見比べて、「死の大地」の広さをイメージしてみましょうね――』
見るもの、話すこと、何でも珍しくて興味を示してくれるのは嬉しいけれど、別に粗雑な振る舞いをしている訳でもないけれど、興奮して走り回る幼稚園児を追いかけ回す気分だよ、ほんと。
◇
前提となる数多くの知識の共有があるからこそ、意思疎通はスムーズに行く、それを思い知らされた気分だった。
お昼休み休憩と言うことで、外の三柱はアイリーンさんにちょっと対応をお願いして、別邸の中に避難して一休み。
「前にケイティさん達が、お爺ちゃんとの話が大変、マコト文書という共有する知識があることがどれだけ価値あることだったか、と嘆いていたのを思い出しましたよ」
シャンタールさんが淹れてくれたお茶を飲んで、やっと人心地着いた。
「翁はまだ我々に近い集団文化を持っているだけマシでした。それに翁は一人、彼らは三柱。アキ様は頑張っている方です」
ケイティさんもそう労ってくれた。
ちなみにベリルさんは午前中に延々と書いた後回し事項について、部下の人達に命じて関連資料を用意させたりと大忙しだ。
同席している各種族の皆さんはと言えば、三柱に捕まって、終わることのない質問攻めへの対応中だ。頭数がいるから、交代しながら休憩はしてくれているようだけど。
「それにしても、こんなにパワフルでしたっけ?」
「これまでの方々の時には、互いに相手をよく知らず、探り合うようなところがありました。今回は予め、親しく話し合える下地がある、その違いでしょう。それと、地の種族と話し合える機会もこれまでになく、物珍しさが勝っているのかと。妖精族もそうですが、意思が存在に強く影響する種族ですから、あの調子では何日でも加熱しっぱなしでいられるでしょう。人の身で付き合っていては体が持ちません。適宜、休憩入れていきましょう」
「あー、そう言えば、前に雲取様や賢者さんも師匠に怒られてましたね」
「あの時の賢者のようなモノか。それならば周りが気を付けんといかんのぉ」
お爺ちゃんも、庭先で楽しそうに皆と話をしてい雄竜達がどんな心境なのか理解してくれた。
「それでお爺ちゃん、妖精さん達の監視はラストまで必要そう?」
「アキとの心話を一回終えるまでは、見てないと不安じゃのぉ。アキが心話で、種族の違い、力加減の大切さ、無理のない範囲など、儂らとの話をする際の基本を説明すれば、少しは落ち着いても来るじゃろう」
だよね〜。
気が重いけど、頑張ろう!
◇
再起動した交流会だけど、炎竜さんから疑問が出てきた。
<今も、「死の大地」の周囲で、竜族は気にせず飛んでいる。なのに我らは登山予定地を縄張りとする竜達に、この小型召喚体で迎えと言う話だった。成竜と話をするのであれば本体が出向くのが筋。そこが何故か解らぬ>
ふむふむ、やっと! やっと、本題に絡む話に辿り着いてくれた!
もう、抱き締めてあげたいくらい嬉しくて涙が出そう。
「今も多くの竜族の皆さんは、「死の大地」の呪いを何とかする、そんな企みがあるとは知っていても、具体的な話は知らないでしょう? これを皆さんの身近な例で話すと、こちらを視界に捉えながらも高空を悠然と飛び去る老竜のようなモノです。見上げる者達からすれば、さほど身構えるような話ではありません」
<ふむ>
「それに比べて、「死の大地」の呪いについて、理解した皆さんは、高空からこちらをジッと見据えている老竜です。見上げる私達は、その振る舞いに注目せずにはいられないでしょう。そして、「死の大地」の呪いに注目されるような事態は避けたい。叶うならこちらが具体的な行動を起こす、その瞬間まで、呪いは何も刺激を受けず、何も経験を蓄積していない事が望ましいと思ってます」
<そこまで我らが変わると?>
今度は氷竜さんか。
「変わります。ちなみに皆さん、「死の大地」の呪いを具体的にどう祓っていくか話を聞いてますか?」
<いや、各種族が協力して対処すると言った程度だ。話が大きいので、関わりのある者以外には話を漏らさぬ方針と聞いている>
ふむふむ。手堅いね。
「まだ初期検討段階ですからね。でも、こうして他の種族との架け橋となるべく手を挙げた以上、皆さんは詳しく聞く権利と義務があります。その上で質問します。「死の大地」の呪い、皆さんならどう祓います?」
立体地図を示して、その広大さを意識して貰う。
そうして、漫然と見るのではなく、何とかしなくてはならない、自分達が処理するべき問題として再認識して貰うと、三柱とも目付きが変わった。
暫く凝視していたものの、鋼竜さんが頭を伏せた。
<降参だ。竜の吐息や魔術で少しずつ削っていく事くらいしか思いつかん。それにこれは、この前、雲取達が話して回っていた、呪い、それを深く知らなくては、身を危険に晒さず祓えるモノでは無いだろう>
竜の降参のポーズは伏せ、と。えっと、そこじゃない。始めの雑な振る舞いで残念系かと思ったけど、存外、鋭い思索ができる方だね。
竜族はとても聡い、そう自分でも言ってたのに、再認識させられるとは、まだまだだ。
「鋼竜様の言われた通り、今はまだ最後まで万全の策はありません。ですが、皆さんも自覚されたように、今、そうして「死の大地」に向ける眼差しは、狩人のソレです。そして、気にせず飛んでいる竜の中に、自分達を狩ろうと、そんな視線を向ける竜が現れたなら? 呪いが危機意識を持たない可能性もありますが、それに賭けたくはありません。ですから、皆さんには小型召喚体となって、無色透明の魔力と小さな体となって、できれば、「死の大地」から見えないルートで、登山して欲しい、そう考えてます」
<「死の大地」は獲物か>
「呪いが祓えれば、広大な大地は多くの生き物が住まう、実りある豊かな土地に戻ります。誰も縄張りにしていない土地です。欲しいでしょう? 手に入れたいでしょう? なら、ソレは獲物です」
ガブッと食べたいですよね、とジェスチャーをすると、三柱とも、ちょっとドキっとする笑みを浮かべてくれた。
<福慈様が言われていたが、このことか>
「福慈様は何と?」
<アキは幼竜のようだが、その知は甘く、魅惑的ですらあり、そして正しく理解せねば危うい猛毒だと話されていた>
<話半分、また脅かしているのだろうと聞き流していたが、覚えておいて良かった>
「誰でしたっけ、僕の事を猛毒扱いし始めたのって。まぁ、皆さんの若者らしさは好きですし、僕が幼竜扱いされるくらい弱いのも事実です。僕が抱えている知、百億の民が五千年掛けて紡いだマコト文書、それは皆さんにすぐ伝えるつもりはありませんからご安心下さい」
<マコト文書無しで、我らの心を変えると?>
いいね。思念波からも、凄く挑戦的で不敵な強い心が感じ取れた。やはり竜族はこうでなくちゃ。
「はい。地の種族が普遍的に持つ知識、考え方を知れば、後はその応用です。では、はじめの一歩です」
予め、用意して貰っていた、僕が手を回しても抱えきれない大きな岩を彼らの前に出して貰った。
「皆さんは地の種族との交流に疎いと聞いているので、簡単なところから。この大岩ですけど、これを僕が運ぼうとしていると考えてください。僕の力では当然、びくともしません。でも運びたい。どうしたら良いでしょう? あ、魔術は抜きです。これくらいだと僕でも運べちゃいますからね」
自分の力では無理な難題にどう挑むか、という問いですね、とヒントも伝えた。
実際に全力で押して、一ミリも動かない事も見せた。
さてさて。
<仲間を集めて皆で動かすのではないか?>
「良いですね。それも一つの案です」
<時間は掛かるが、動いてないように見えても多少は動いているだろう。毎日押し続けるのはどうだ?>
「それも良いですね。短時間では無理でも時間を掛ければ、投じた力の総量は大きくなるでしょう」
<何か道具を使うのではないか? 昔、人族が砦を築く為に何やら道具を使っていたのを見たことがある>
ほぉ。
「いいですね。この通り、テコの原理を用いれば、非力な僕でも大岩を動かすことができます。ちょっとずつですけどね」
大岩の前に支点を置き、鉄棒をセットして貰ってから、棒の端にぶら下がると、大岩はゴリッと音を立てて、ちょっとだけ動いた。
それが何だーって顔してる。想像力が無いなぁ。
「今の、おーって驚くところですよ? 皆さんで言えば、若竜なのに、力で老竜に勝ったみたいな話なんですから」
そう話すと、僕の言わんとしていることを理解してくれたようだけど、苦笑もされた。
<多人数の力を束ねるのでもなく、時間を掛けるでもなく、道具を持って必要な力を得る、言わんとするところは理解したとも。ただ、竜同士の力比べは意味が少し違う>
<それは別の機会でいいだろう。アキが言いたいのは、自身の力では成しえぬ事も、工夫次第で手が届く。それが地の種族の流儀と言う事だろう>
「その通りです。他には対象を分ける、この大岩の場合なら、もし、大岩が無くなりさえすればいいなら、砕いて小さくして運んじゃう手もあります。大き過ぎるなら分けろ、です。基本はこれだけです」
そこで、弧状列島の立体地図に目を向けて、「死の大地」に注目して貰った。
「「死の大地」が大き過ぎるなら分ければいい。分けて小さくして、皆で手分けして祓えばいい。手強い呪いがあったなら、それを何とかできる魔導具を作ればいい。そして、それを安全を確保しながら、時間を掛けて続ければいい。千年かけて悪化したなら、千年かけて回復していけばいい。勿論、そんなに時間を掛けるつもりはありませんけど」
ほら、何とでもできそうと思えてきたでしょ、と話すと、彼らは暫く立体地図を凝視していたけど、それから脱力して、尻尾に頭を乗せてしまった。
「どうしました?」
<あれ程、途方も無い話と認識していたはずなのに、今、何とかできてしまいそうだと思ってしまった>
炎竜さんがどこか遠い目をしてそんな事を言い出した。
「良い事じゃないですか」
<良い、確かに良いのだが。身一つで何でもできる気でいた自分に少し、思うところがあってな>
氷竜さんも、何か自身の子供っぽさを意識したかのような渋い顔をしてる。
「見え方、変わったでしょう? もう、「死の大地」は切り取り放題の獲物にしか見えないんじゃないですか?」
<認めよう。確かに地の種族の流儀を知った今では、どれだけ相手が大きかろうと、呪いが手強かろうと、獲物にしか思えなくなってきた。きっと、眼下に広がる大地の全てが呪いに覆われている光景を見たとて、この認識は揺るがないだろう。ただ……>
鋼竜さんが言い淀んだ。
「ただ?」
<アキの知は、言葉は甘美な猛毒とも改めて理解した。「死の大地」に近い縄張りの竜達が、同じ視点に立って目の色を変えたら、呪いがどんな愚図でも、危機意識を持つだろう>
まぁ、そうだよね。うん。
『これで、皆さんも狩人の目線になったので、その目線で登山ルートを、同行する戦友達を意識して行きましょう。いずれも竜族にはない得意分野を持つ種族です。足りない力は借りればいい、集めればいい、皆さんは単なる登山仲間じゃありません。その背後には何万、何十万、何百万と言う同胞を抱えた代表達、その尖兵です。どうです? 武者震いしてきません? それぞれの後ろに万の竜が連なる、それを成す為の第一歩です』
ほら、遣り甲斐ありあり、達成したならどの竜だって一目置く立ち位置だよ、と祝福の想いをたっぷり乗せてあげる。
マジか?って感じの雄竜達のつぶらな瞳がカワイイと思った。
評価、いいね、ありがとうございます。執筆意欲が大幅にチャージされました。
雄竜達との話が続いてます。やはり地の種族との交流がないと、竜の文化は成人したら独立した縄張りを持って自立することで、無敵に強いので、誰かと協力していくような思考は育つ訳がありません。
それでも多少は教育を受けているので、ヒントさえ出せばサクサク思考が進むあたり、地頭の良さはかなりのモノです。
アキの口車に乗って、彼らもすっかりその気になってますけど、アキからしたら、手が足りないところにわざわざ立候補してくれてありがとーって感じなので、勿論、逃がすつもりはありません。
……って辺りのアキの腹積もりは、15-19あたりで描写します。
次回の投稿は、二月二十七日(水)二十一時五分です。
<雑記(連投中は宣伝継続)>
新作の短期集中連載始めてます。
作品名:ゲームに侵食された世界で、今日も俺は空を飛ぶ
現代社会+ゲーム+サラリーマン+空を飛ぶ+変身+アクション(戦闘)+恋愛って感じの作品です。ジャンル「アクション」ってことで、サクサク読めると思います。
2022年2月16日から毎朝7:05に投稿してます。
14話まではストックしてあり、20話くらいで終わる予定です。上手くいけばラストまで連投できるでしょう。
興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。
<おまけ>
新機能「いいねボタン」が2022年2月1日に実装されました。認知度が低い気がするので、二月中の投稿はこの紹介を書いておくことにします。良かったら気軽にクリックしてくださいませ。貰えると執筆意欲がチャージされます。広告下に出るので気付きにくい位置なのと、ログインしないと押せないのがネックでしょうか。デフォルト状態がOFFなので、作者が意図的にONにしないと有効にならず、定期更新してる作品でもOFFのままのものも多い感じです。