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2-31.新生活七日目②

前話のあらすじ:「既存の枠組みに捉われない魔術の専門家」をアキが求めたことで、アキは朝から弁明に追われることになったお話でした。

 今日の講義は、絵画は使わずフリップと、ホワイトボードだけを使うようだ。


「では、今日は我々、人類連合と長く敵対関係にあった鬼族連邦と、現在も紛争が続いている小鬼帝国について説明しますね」


「どちらも鬼と言うことで角が生えていて、誰もが魔術を使えるのでしたね」


「はい。そして、午後の訓練でも見たように、鬼は我々よりも体格が一回り大きくて力も魔力も強く、小鬼は子供くらいの体格で俊敏で厄介な相手です。今回はそんな彼らの国や文化についての話です」


 さて、どんな国なのか。やっぱり修羅の国なんだろうか。


「鬼族は、力や魔力に優れたものが尊ばれる文化があり、知恵のみではあまり評価されない傾向にあります。ただ、近年は個人技に偏り過ぎていた傾向が緩和され、集団で行う競技を国家主導で行うなど、現代戦に合わせた改革も行われているようです」


「技術力と文化はどんな感じですか?」


「繊細さには欠けますが、彼らの作り出すものは質実剛健といった感じで、特に高魔力域での運用を前提とした魔導具では一歩進んでいます。文化ですか。彼らの独自文化としては、やはり鬼相撲でしょうか」


「鬼相撲? 普通の相撲やレスリングとは何が違うんですか?」


「まず、角の保護と身体魔術以外の発動を禁ずる目的で兜を装備します。また、過剰な攻撃力を減ずるためにグローブとシューズも付けます。後は円形の土俵から相手出すか、倒せば勝ちで、身体強化魔術は使うのが基本です」


 フリップに描かれた絵からすると、総合格闘技の恰好に似てる感じだ。


「なんか凄く豪快な試合になりそうですね。死者とかは出ないんでしょうか」


「鬼は頑丈なので、人なら即死するような攻撃も、痛いで済ますという話です。グローブやシューズをつけるのは、鬼相撲のすぐ後に小鬼族の奇襲から始まった戦争で、怪我が響いて苦戦したせいだという話です」


「あくまでも実利なんですね」


「あくまでも戦うための武術であり娯楽でもある、というものですから。そうそう、百人相撲というのがあって、格下を相手に百人と連戦するという競技だか、儀式もあるそうです」


 空手の百人組手とかとは違うようだけど。


「格下と決まっているのは、やはり鬼は人数が少ないから多勢を少数で蹴散らすことを想定してでしょうか? あと、その目的だと勝ち負けに関係なく最後まで戦うんですよね?」


「そのようです。百人相撲で対戦相手に選ばれるのは上位を狙う者にとっては屈辱であり、下位者からすれば、疲労した上位者を倒す術を学ぶ良い機会になるんだとか。もちろん、本人は如何に最小の力で敵を倒すか学べる良い場だとの認識のようです」


「なんとも壮絶ですね……。それで、全部勝ち抜いちゃうような鬼は多いんでしょうか?」


「昔は多かったという話です。やはり銃弾の雨の際にかなり死んだこともあり、今はその域に達している鬼は数える程だと言われています」


 いくら強くても、認識する前に頭に鉛玉を叩き込まれたら、それは死んじゃうだろうなぁ。それも一発、二発じゃなくて、何百発、何千発と点でも、線でもなく、面で銃弾が飛んで来たら、殺気を知覚して避けるとか、そんな超絶技能が使えたとしても、どうにもならなかったと思う。


「そういう意味でも怪我を減らそうという方針なのかもしれませんね。ちなみにもっと穏やかな文化とか風習はないんでしょうか?」


「鬼に穏やかという言葉ほど不似合いなものもない気がしますが、そうですね、雨()()祭りはどうでしょう?」


「雨()()祭り?」


「雨()()祭りです。各地域でチームを組んで、大規模な儀式魔術を行使し合い、先に雨を降らせたら、そのチームの地域は豊作になるとか言われていたはずです」


「やっぱり力技なんですね。というか、力を合わせれば天候すら変えられる時点で、神頼みなんてしないんでしょうね」


 天候を変えることができる、というのはまた凄い。影響範囲からしても難度の高い魔術なのは間違いない。今はまだ無理だけど、いずれ魔術の理論を学ぶことになったら、儀式魔術というか魔術の集団行使についても、色々聞いてみよう。


「神を信仰しないという意味では、小鬼族も同じですね。彼らは精霊を信仰しているので」


「確か森エルフも精霊を信仰してるんでしたよね?」


「そうですが、小鬼と森エルフを同じ扱いにしてはいけません。どちらからも激しく反発されます」


 またか。何気に地雷が多い。


「注意します。それで両者は何が違うんですか?何か違いがあるから、相入れないのでしょう?」


「森エルフは世界樹と呼ばれる大木を信仰と生活の中心に据えており、小鬼達は自然そのものを信仰するといったように違いがあります」


「自然そのものというと、樹木だけでなく、山も川も海も、全てということでしょうか」


「そうです。一説では豊かな森を占有している森エルフは、森を神聖視しており、他種族の支配が届かない厳しい地域で生きてきた小鬼達は、過酷な自然そのものを信仰することになったと」


「生活に根付いた信仰はそういうものかもしれませんね」


「はい。あと、鬼は王政ではありますが、間接民主制でもあるんですよ」


「え? 民主主義なんですか?」


 うーん、地球あちらでの物語で出てくる鬼じゃなく、天然の魔法杖である角が生えているだけの別の人類と考えたほうが良さそうだ。力を信奉しているといっても、別に粗暴だとか、残虐だ、とかいう訳じゃなさそうだもの。


「各地域の代表に複数人の支援役がついてチームを作り、その集まりが議会として運用されていたはずです」


「それだと派閥争いとかで揉める感じでしょうか?」


「急ぐ場合には王が裁定する感じですね。国内問題は議会が、他国との問題は王が担当しているようです」


「結構、理性的な運用をしているようで驚きました」


「鬼族は、我々より魔力、力が強く、その代わり数が少ないと考えれば良いかと。鬼の恐ろしさを伝える文献は多岐に渡りますが、社会の仕組みや意思決定方法というシステム的な視点で見れば、我々、人類と差はありません」


「なるほど」


「とは言え、差はないなどというと、人類、鬼族どちらからも文句が出るので、発言は要注意です」


 むむむ。いずれミア姉救出計画に参加するのだから、このあたりは確かに忘れないようにしておこう。


「やはり、互いに認められない差がある、と」


「鬼族から見れば、人類は弱いくせに自分達を知的で文明的と考える嫌な奴らですし、人類から見れば、鬼族はすぐ力に訴える野蛮な奴ら、と言った具合です」


「竜から比べれば、どっちも羽虫みたいなものでしょうに。何とも根は深そうですね」


「互いに近親者を殺害されている歴史があるので、歩み寄るのはなかなか難しいでしょう」


「街エルフもそうですか?」


「特に『銃弾の雨』より前から現役の世代は、思考自体が別だと認識しておくべきでしょう。なんというか、常に死が隣にある感じなんです。笑顔で笑いあって、次の瞬間には相手の首を刎ねているような怖さがあります。まるで呼吸をするように殺し合う、そんな印象すら受けます」


「もしかして、議会は、各勢力の席の間の距離って、一足で斬りこめない距離だけ空けてあるとか?」


 たしか、イギリス議会はそんな構造だった。


「よくご存じですね。なにせ、長老レベルになってくると、相手が瞬きした際の隙を捉えて、一瞬で踏み込んで首を斬り飛ばしたりできるので、物理的に距離を置かないと危ないんです」


「それはなんとも、怖い話で」


「といっても、これまでに首を刎ねられた議員はいませんのでご安心ください」


「……それは、斬られる側も達人だから、見切っただけとかいうオチがあったりしませんか?」


「この話、以前にしましたか? 確かにその通りなんですけど」


 ケイティさんがなんで知ってるのか、と首を傾げた。聞いた感じだと、斬りかかることがなかったから、という話はなさそうだと思ったけど、やっぱり手が出ちゃう人もいて、しかもそれを当然のように躱す長老達か。


「……えっと、その世代の方々って、竜を相手に戦って、死の大地を作った世代でしょうか」


「そうです。あの世代は目が怖いのですぐわかります。ガラス玉のように無機質な印象で、顔が笑っていても、目だけが虚で、何も写していないかのような、……なかなか言葉にするのは難しいですね」


「僕がそういう世代の方と話をする機会は少なそうですけど、気をつけた方が良さそうですね」


「そうしてください。あの世代は知的で理性もあるんですが、同時に常に死と共にあるので、ある意味、鬼より怖い方々です。あと、アキ様はきっと、彼らと話し合う機会が増えます。アキ様が望む状況になればなるほど」


「それは、国の上層部や、意思決定に影響力のある方々は、高齢の方が多いということでしょうか?」


「はい。アキ様は、この国の未来に、あちらを絡めようと考えているのでしょう?」


「そうですね。それくらいの必要性がないと、ミア姉の救出に本腰を入れて貰えないと考えています」


「それなら、彼らとの対峙は必然です」


 ケイティさんの口調も重い。……普通、子供が対決するような相手じゃないんだろうなぁ。


「まぁ、避けられないなら、その時考えます。まだ、当面、先の話ですから」


「次に小鬼帝国のほうですが、こちらは各地に小鬼の王国があり、それらを束ねて君臨する皇帝がいるという形態です」


「皇帝の権力は絶大なんでしょうか?それとも調整役に近い立場でしょうか?」


「先代までは各地の王より多少力を持つ程度だったはずです。ただ、今の皇帝は強力な直轄軍を持ち、中央集権化を進めていて、その力は絶大と言えるでしょう」


「野心家ですか?」


「年中行事の成人の儀に伴う戦争を別とするなら、内政重視型でしょうか。ただ、確か港を手に入れて、小型ですが外洋船の建造、運用を開始してます。ただ、まだ近海での訓練航海中で、艦隊を組めるほどの数は揃えてなかったはずです」


 港を手に入れて、すぐに外洋船の建造開始? なんか変だ。


「それ、不味いかもしれません。船はこちらと同じ金属製でしょうか。帆は横帆のみ、縦帆のみ、横帆と縦帆の併用のどれでしょう?」


「船体は金属製で、二本マストのスクーナーと呼ばれる縦帆帆装だったと思いますが、帆の形状が気になりますが?」


 確かこんな形状だったはず、とケイティさんがホワイトボードに書いてくれた。


「縦帆は風上にも航行できるので航行技術が高いな、と思ったんです。それと縦帆を使った操船には、竜骨のある復元性の高い船体構造が必要です。木造船ではなく金属船となると、造船技術もかなり高いですね。スクーナー型とはまた新しい。少人数での運用を良しとしたのか、沿岸活動のしやすさを優先したのか」


 試作船は何世代くらい作ったんだろうか。沿岸での活動だけで、帆の進化が促されるとは思えない。街エルフから情報が洩れている気がする。あるいは、同じように海外に船を派遣しているという鬼族のほうから漏れているのかも。


「それと小型船とのことですが、それは街エルフの基準ですよね?」


「もちろん、そうです」


「小鬼族の体の大きさとの比率でいけばどうなりますか? 実は結構な大型船に相当しませんか?」


「小鬼達の身長から考えると――そうですね、かなりの大型船と言って良いでしょう」


 やっぱり。そうなるとかなり不味い。どう考えてもお試しで作ったという話じゃない。


「予定している船団の規模とか、目的地を知りたいところですね。彼らは天測航法はマスターしているんでしょうか? 空間鞄も持ってました? 彼らの医学レベルはどの程度でしょうか。栄養学まで――」


「アキ様、待ってください。ひとまず落ち着きましょう。何が問題だと考えたのですか?」


「もしかしたら、小鬼の皇帝は余剰人口の調整を兼ねて、海外への船団派遣を考えているかもしれません。成人の儀で戦争を仕掛けてこなくなれば間違いないでしょう」


「先日、言われていたフロンティアと小鬼族の組み合わせですか」


「そう、いきなり大航海時代の幕開けです。毎年の成人の儀で何人の小鬼が死んでいるのかわかりませんが、それが全部、船団派遣に回されるとしたら、成功率がこちらの一割しかないとしても脅威です。余剰人口を投入するのだから、毎年のように、同じ規模で派遣できるし、成功した船員の経験を共有すれば、成功率はどんどん上がっていくはずです」


「まさか、成人の儀の定義を変えると?」


 ケイティさんにとって、というか、こちらの人にとっての常識、でもそれが今後も続くとは限らないと僕は思う。

 

「新天地に向かい、困難に打ち勝って戻ってきた者こそ勇気ある者だ、とか讃えたりすれば、それなら自分もと考える若者は増えそうですよね」


「……杞憂ではありませんか?」


「今はまだ気が早いかもしれません。でも、街エルフの交易という成功例があり、交易できる相手国がいる、様々な物や知識がある、新たな新天地もあるかもしれない。それだけ情報があれば、活動地域が限られた弧状列島で無駄に損害を出し続けるより建設的だと、考えても不思議ではないし、彼らからすれば大型の外洋船を作っている時点で、遊びでないのは確実です。船種、船体規模、それと武装から、ある程度、目的と想定する航海範囲は絞れると思います」


 実際にはある程度は検討はしているんだと思うけど、どうも、小鬼族の本気具合を甘く見てる気がする。だから、ちょっと強めに言ってみた。


「どの程度差し迫った問題か検討を依頼してみます」


 ケイティさんも表情を改めて約束してくれた。良かった。


「それがいいと思います。下手をしたら、何年か、あるいは何十年か後に、人類連合船団と、小鬼帝国船団の大規模な衝突が起きるかもしれません。というか起きないと考える方が難しいでしょう」


「人類連合では、まだ街エルフしか、海外へ船団を派遣していませんが」


「でも、小鬼達が船団派遣を始めたら、それを座視しているほど鈍くもないでしょう?」


「……そうですね。それで、船団同士の衝突ですか?」


「安全な航路は少ないでしょうし、取引を行える国もそう多くはない。となれば競合する訳です」


 仲良く手を取り合って、などという流れになるとは考えにくい。


「船団同士の衝突、海戦ということですか?」


「或いは、人類連合が海外に作った港に対する上陸作戦とか」


「まだ、港の建造までは進んでませんが、先の話でしょうか?」


「まだないのであれば、先の話といえば、先ですが、多分、それほど遠くない話ですよ。国というほど纏まっておらず、資源がある地域を見つけたら、採掘と積み出しを行う港を作ることになります。船団規模を増やすにしても、国内資源は掘り尽くせばなくなりますし、海外の鉱山はいずれ取り合いになりますよ」


「そんな時代がくるでしょうか?」


地球あちらではそうなりましたし、良港は少ないので、必ず争点になります。それに後から奪う方が簡単ですから」


「防衛拠点を攻略するのは大変ではありませんか?」


 確かに要塞に対して、船が戦いを挑むのは普通は無謀だ。船は船体のどこに命中しても問題がでるのに対して、要塞側は重要な部分に直撃しない限り、継戦能力が失われることはないし、船は揺れて発砲タイミングにも困るけど、要塞側は常に安定していて、命中精度を上げるのも容易だ。


「資源探索、運搬路の構築、港の整備などが終わったあたりで奪えば、手間が省けるでしょう?」


「探索と初期投資を省く訳ですか。酷い話です」


 結局、港を整備する手間と、攻略する手間とのバランスの問題になるけど。でも、そういう直接的手段ならまだマシだ。


「僕もそう思います。それと案外、もっと平和的な手段を取ってくるかもしれません」


「平和的という話からして、あまり良い話ではないのですね?」


「資材も人員も金も出すから一緒に開発をやらせてくれ、と共同作業を持ちかけるかもしれません。人手不足、資金不足の時なら、良い申し出と思えるでしょう」


「それは一見良さそうですが」


 やはり、何が問題点かすぐにはケイティさんも気付かないようだ。


「彼らは良き隣人、信頼できる同胞とさえ言えるほど真摯に対応してくるかもしれません。でも、人口増加率が倍の相手と同じ土俵に立った時点で敗北は必至です。いずれ、人口比の逆転が起き、小鬼に有利な制度上の改革、或いは独立という道を選ぶかもしれません。人類連合の拠点は平和裏に失われるのです」


「……」


 日常生活の中で、徐々に浸透していき、奪い取る。気の長い作戦だけど、小鬼族達の特性からすれば効果的だ。


「次々に失われていく海外拠点、いつのまにか勢力規模の逆転に繋がりかねない状況に陥れば、人類連合も座して死を待つより戦いを選ぶ気がしますね」


「手を取り合う未来はないのでしょうか……」


「小鬼達が人口抑制政策を選択してくれれば、それもありとは思いますが、その前に一波乱あるのは確実でしょう」


「難しい道ですね」


 沢山生んで、その中から優秀な個体を選別するという戦略をとっている小鬼族が、その生き方を変えるというのは僕もイメージできない。


「はい。ただ、地球あちらと違い、こちらには竜達がいるので、そこまでハイペースに大航海時代は進まないかもしれません。でも、大筋では、避けられないかと」


「私はどちらかと言うと、平和裏に勢力拡大を図られる方が厄介と感じました。特に竜の脅威に対抗するため、手を取り合おうなどと言われれば、その手を拒む事は難しいでしょう」


「そうですね。あと、小鬼皇帝が本心からそれを願う理性ある信頼できる人物であった場合は、手強いでしょう。野心があったり、野望に燃えるタイプと違い、国内が割れ兼ねません。なぜ、平和を拒み、争いを選ぶのかと主張してくる人々の流れは厄介です」


「厄介ですか」


 戦いを止めて、という言葉と厄介という評価はなかなか結び付かないっぽい。


「街エルフはもともと人数が少ないようなので、人口比が逆転して、自分達が少数派(マイノリティ)に転落した未来を自分のこととして考えられるでしょう。でも、人族で、何世代も後のことまで考えられるか、というと難しいでしょう。そして、いつ死ぬかもしれない殺伐とした日常より、未来の計画を考えられる安定した平和な世の中を望む人の方が大半です。『争いをやめましょう』、この言葉は甘美で抗い難い麻薬です」


「天変地異より遥かに身近な危機、それも、一見してそうとわからない危機だと」


「はい。ぜひ検討してみてください。杞憂であると判れば安心できますから」


「そうですね」


 杞憂ならいい、そう言ってる僕自身がかなり懐疑的な時点で、あまり慰めにならなかったようだ。

ブックマークありがとうございます。執筆意欲がチャージされました。

次回の投稿は、七月十八日(水)二十一時五分です。


先日、成分献血に行ってきました。抜いた血から必要な成分だけ抜いて残りを戻すこともあって、採血してる時間が長いんですが、その間、飲み物を持ってきてくれたり、体が冷えないようにタオルをかけてくれたりと、とっても待遇が良くて驚きました。あと、献血センターに常備されているという噂のコミック「はたらく細胞」も①~⑤巻まで置いてあって、読むことができて大満足。

各種飲み物も飲み放題だし、お菓子もあって、アイスも貰えてと至れり尽くせり。

人の役に立っているという明確な手応えも感じられるし、問題がない方はぜひ献血へ。お勧めです。

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『彼女を助けようと異世界に来たのに、彼女がいないってどーいうこと!?』を読んでいただきありがとうございます。
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