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14-6.浄化杭投下実験と精霊使い(後編)

前回のあらすじ:浄化杭投下実験に立ち会うことになり、実験に参加しているイズレンディアさんから、精霊使いについて色々と話を聞くことができました。魔導師と精霊使いが両立しないというのも、何となく理解できました。きっと、ケイティさんは森エルフの里が合わず苦労したことでしょう。(アキ視点)

空間鞄から出して貰ったランチを食べた時だけ、ちょっとリア姉が寄ってくれたけど、忙しくて構ってられなくてごめん、と話してた。それは仕方ないと思うし、リア姉が仕事をしている様子は凛々しくて新鮮な感じがすると話したら、小躍りしそうなレベルで喜んでた。


そんな時間も過ぎて、そろそろ、浄化杭の投下実験が始まる頃になって、気が付いた。


「あれ? 投下実験って、小型召喚の雲取様が空間鞄付きの椅子ハーネス)を付けて、お爺ちゃんが操作役だったよね? ここに居ていいの?」


小型召喚は第二演習場で行われるのだから、お爺ちゃんもそっちに居ないと駄目だと思うんだけど。


「うむ。アキが雲取様と飛ぶなら、地上でしっかり椅子ハーネス)に座らないと危ないが、儂らは、こうして空を飛べるからのぉ。それに雲取様も空中で静止するなど訳もない。ジョージ、儂の飛行服フライトスーツを出してくれ。それと、代わりを喚ばんとな」


お爺ちゃんはちゃっちゃと召喚陣を起動して、彫刻家さんを喚ぶと、交代じゃ、と告げて、ジョージさんから飛行服フライトスーツを受け取り着替え出した。


「彫刻家さん、宜しくお願いします。それで、こちらには子守妖精の仕事だけで?」


まぁ、それなら、近衛さんだろうね。


「予想してる通り、私も投下実験の観察を行うつもりだよ。勿論、周囲の観察と、耐弾障壁の術式も機能させておくから安心しなさい」


などと言って、ポンポンと腰に下げた角灯(ランタンを見せてくれた。きっと、そういう魔導具なんだろうけど、妖精界側からデータだけ持ち込んで、創造術式で生成して利用するって、凄い超技術だよね。使い終わったら、術式を切れば、仮初の物体は消え去るから嵩張らない。膨大な魔力が必要なのはネックだけど。


そんな話をしているうちに、お爺ちゃんも着替え終わり、上空に、小型召喚の雲取様がやってきた。


<上空の風も予定の範囲内だ。実験は予定通り行うから、我らが予定高度まで上がったら、目標地点を夕闇で覆ってくれ。翁、席に付いたら風除けの展開を頼む。空間鞄が風を受けて飛びにくい>


「了解じゃ。では、皆も見逃さんようにな!」


お爺ちゃんは待ちきれん、とばかりに跳ねるように飛んでいき、上空でホバリングしている雲取様に合流すると、椅子ハーネス)に素早く乗り込んだ。


まるでアニメや映画の演出のようで、なかなか絵になる光景だ。


手を振ったら、雲取様やお爺ちゃんも手を振り返してくれて、僕だけでなく、観測拠点にいる人達も喜び、一気に活気付いてきた。


さぁ、投下実験開始だ!





雲取様が加速距離も考慮したスタート地点に向けて、急角度で飛んでいく。その姿は旅客機よりはロケットのそれに近く、なのに爆音も煙も無く静かに、あっという間に小さくなる姿に、とても奇妙な印象を持った。


まぁ、こちらの世界だと、五月蠅い音を響かせて、大気を震わせて飛んでいく乗り物なんて無いから違和感を覚える人は居ないんだろうね。観測地点にいる人達も、静かに飛び去っていった様子を当たり前のことと認識してて、雲取様が点にしか見えない高空まで到達すると、投下予定地点に合図を送り、それからすぐに、薄暗い霧のような空間が球状にぐんぐん広がっていき、直径百メートルくらいの空間を覆った。


「常闇の派生術式だ。街エルフの人形遣い達による集団展開と聞いている」


イズレンディアさんも他の精霊使いさん達への指示のため離れたので、近くにいるのは彫刻家さんとジョージさんだけ。なかなか珍しい状況だ。


「ケイティさんも師匠も資料作りや検討作業で忙しそうですからね。広さからすると戦術級術式ですけど、術式の維持は魔導具任せ?」


「投下地点からは全員退避だから、当然そうなる。至近距離に着弾しなければ、魔導具に影響はないそうだ。ただ、街エルフの担当者達はダニエルに頼んで、皆で祈っていたよ。どうか、当たらないでくれ、と」


長さ六メートル、直径四十センチの巨大な金属杭が亜音速で突っ込んでくるんだもんねぇ。戦術級術式を維持できる魔導具となれば貴重だろうし、祈りたくなる気持ちはわかる。


「やっぱり、障壁を展開するとか、頑丈な装甲板の屋根を付けるとかしても無意味ですか?」


「大型帆船用の強化外装でも、紙のように貫くから意味がないらしい。岩盤だろうと、一発で深井戸を作れると笑ってたな」


だから我々もこうして、距離を離して待機してる訳だ、と教えてくれた。


南無南無。


彫刻家さんを見ると、正面に見たことのない円形の魔法陣を展開していた。後方からそっと覗き込むと、円で囲まれた遠方の光景が大きく拡大されているのが見えた。


「望遠鏡の術式なんてあるんですね」


「私達サイズの望遠鏡を作っても、視界の狭さと、暗さがどうにもならないので、こうした術式が作られたのだ。そろそろ投下開始だ」


僕の方を見ずに、遥か高空を水平飛行する雲取様を見たまま、教えてくれた。


おっと。


慌てて、望遠鏡を覗き込むと、お爺ちゃんが照準器を覗き込んだまま操作を行い、空間鞄が開くと、にゅーっと小型召喚の雲取様よりずっと大きな浄化杭が飛び出し、八枚の小さな三角翼を展開して、徐々に落下し始めた。


前にケイティさんから聞いた通り、移動中の空間鞄から取り出された物体は、空間鞄と同じ運動ベクトルを保持してて、始めからそこにあったかのようで、雲取様から離れると、重力に引かれて加速していった。


空間鞄から出た直後の運動エネルギーは何処から補填してるのか不思議だけど、空間制御ができない地球あちらの枠組みでは導けない不思議現象なんだろうね。


ふむ。


「今回は誘導はなし、重力加速だけですか」


望遠鏡を覗きこんだまま、ジョージさんに質問を投げる。


「マコト文書に書かれていたノルデン爆撃照準器とかいう代物の仕組みを参考に、科学・魔術併用式で創り上げた機器のおかげで、雲の上から落としても、ワイン樽に直撃させられる精度だ、と自慢してたよ」


「なるほど。それなら余計な真似は不要ですね。それにしても、精緻で頻繁に故障してたと言う代物をこうして、実現させるなんて、どれだけチートなんだか――って、なんか、結構ズレてってません!?」


喧伝するほどの精度なら、夕闇の球状エリアの中心に向けて落ちていく筈なのに、どう見ても、エリアの外周部ギリギリくらいに落ちてく感じだ。


離れたところにいる技師達からも、押し殺した悲鳴のような呻き声が聞こえてくる。


ジョージさんは、悟ったような口調で種明かしをしてくれた。


「因みにさっき話した精度は、最高に条件が整っていた時の話で、そうで無ければ、第二演習場の何処かに落ちる程度にまで落ちるらしい。それに小型モデルとは勝手も違――ったようだ」


ジョージさんが話し終える前に、浄化杭は予定通り、秒速三百メートル近い超スピードで、夕闇エリアの外縁部に突入し、鈍い衝突音と土煙が上がった。


「――夕闇エリアは健在、直撃は免れたようですね」


「後で、「マコトくん」に感謝の祈りを捧げておこう」


記録した情報の扱いに一部の技師達は残るけど、リア姉も含めて、大半の人達は投下地点へと向かう事になった。





街エルフの人形遣いの人達が先行し、その後を足早に技師達が続き、僕は悪路に苦戦しながら、最後尾を歩いていた。


少し前にセイケンが歩いていて、邪魔な草木を鉄杖で払ってくれてるおかげで、とても歩きやすい。ただ、他の人達は障害を物ともせず、だんだんペースが速くなり、走り始める人まで出る始末だった。


このような悪路では、小鬼族の皆さんがやはり得意なようで、何でもない平地なように軽快に歩く様は別格だった。ドワーフさん達は体付きが重くて頑丈、その代わりコンパスも短いから、遅れる感じだね。


でも、皆、楽しそうだ。


「セイケン、どうもありがとう。久しぶりの帰宅は、しっかり家族サービスできました?」


「まぁまぁだ。国元への報告が主なんだが、そっちは気にならないか?」


セイケンが振るう鉄杖は薙ぎ払う瞬間だけ風を纏って、草刈り機のように散らしていくから、見てると楽しい。そんな僕の様子に、セイケンは呆れた笑みを浮かべた。


「浄化杭の着弾跡より、鬼の技の方が面白いか」


「瓦礫が吹き飛んで、地面にすり鉢状の穴が空いてるとイメージできるのと、穴は逃げませんからね。それより、セイケンの技の方が見てて綺麗だし、対象に応じて細かく風を操ってたりして、見てて飽きないです」


それに、今回の為だけに作られた細道は、整備された登山道と違って、注意して歩かないと転んだりしそう。


なので、急ぐ必要もないのだから、慎重に歩かないと。


「確かに鬼の技は見事で参考になりますね。セイケン殿、今度、その技を研究させてくれませんか?」


何か、彫刻家さんまで、興味を示してきた。


「見せるのは構わないが、何に使うつもりか教えて欲しい。瞬間発動できる使い手が参考にする必要があるとも思えん」


「今もしてくれているように、限られた範囲にだけ効果を及ばすには、手持ちの技はどれも使い勝手が悪く、不満に思っていたのです」


私達の技は貫通力があり、手前だけ何とかしたい、そんな時に使い手が加減をするのが手間だった、とも話してくれた。シャーリス様が命中と同時に消える投槍を使って見せてくれたけど、あれはやっぱり凄技だったんだね。


「何とも贅沢な話だ」


威力不足を嘆くならまだしも、対象の背後への二次被害を抑えられるのが素晴らしい、と言うのだから、セイケンのコメントもわかる。


そんな風に、僕の歩みに合わせて、ゆっくり歩みを進めるうちに、夕闇のエリアが解除され、土煙が不自然な風でさっさと外に追い出されていくのが見えた。見えない筒に吸われて遠い場所に放出されていて、着弾地点のあたりに漂っていた土煙が、新鮮な空気と穏やかに入れ替わる様は、なんとも不思議。


「精霊使いさん達の技かな? アレもまた面白いですね。彫刻家さん、あちらはどうです?」


話を振ると、彼はゆっくり首を振った。


「話は伺ったのですが、精霊使いのことわりは、私達のソレとは違い過ぎて参考になりませんでした」


なるほど。妖精さんはこちら側だったと。





着弾地点を中心に、大きく囲うように細い鉄棒を沢山打って、そこに、黄色地に黒い太文字で、立入禁止と書かれた危険表示テープを貼って柵として、不用意に入らないよう、注意を促していた。


隔離されたエリアの中は、岩肌のあちこちに亀裂が入り、着弾地点を中心に漏斗状の大穴が開いていた。穴の奥底は粉塵も舞っているのと、隔離エリア外からだと角度的に良く見えない。


何やらリア姉とイズレンディアさんが話してるけど、縦穴の壁面は脆く、粉塵が落ち着くまで待っていると崩落が更に進みかねないから、穴の底までの空気を排出して、綺麗な空気と入れ替えることで観察できるようにしたい、なんて内容のようだ。


それから、少しやり取りした後、森エルフの皆さんが集まって、軽く打ち合わせをすると、風が流れ始めた。縦穴に流れていく空気の流れと、縦穴から噴水のように噴き出して、そのまま離れた森の中へと飛んでいく粉塵だらけの空気の流れが生まれたんだけど、二種類の異なる流れは混ざることもなく整然としていた。


これまで、師匠から学んできた古典魔術と違って、杖とかがダンスを踊りながらコミカルな動きで仕事をしてくれるアニメみたいな様子で、なんとも面白い。ざっと周りの反応を伺ってみると、淡々と眺めているのは免疫のあるジョージさんくらいなもので、セイケンも含めて、他の面々もまた、少しの間、手を止めて、その光景を眺めている程だった。


そんな光景を眺めているうちに、邪魔をしないよう回り込んで、ちっちゃな雲取様とお爺ちゃんが降りてきた。一部の技師達が着陸地点に駆け寄って、取り付けられていた椅子ハーネスを取り外すと、雲取様は少し体を伸ばしたりしてた。


<我が民達よ、見事な技だ。それで、リアよ。予定位置から少しズレたが実験は成功か?>


「位置はズレたものの、進入角度、速度共に申し分なく、実験は成功です。雲取様、翁、協力に感謝します。これから、浄化杭が創り出した縦穴の観測と、それが終わり次第、浄化杭の回収を行う予定です」


<ふむ。――周りに亀裂が走り、かなり脆く、そう長くは持つまい。それに浄化杭の上には多くの瓦礫があって簡単には引き出せないだろう。それにしても、随分、深くまで潜り込んだものだ>


雲取様が竜眼で観察しつつ、状況を教えてくれたけど、それを聞いていたお爺ちゃんが彫刻家さんとこそこそ相談を始めた。リア姉や技師の皆さん達は、ちょっとした衝撃でも崩れるとなると安全性確保がどうのこうのと、顔を顰めて、それならどーするか、なんて話をし始めた。


森エルフの皆さんは、雲取様から褒められて、いつものポーカーフェイスも崩れて、なんとも嬉しそう。


縦穴からはどんどん粉塵は除去されていってるけど、角度の問題でやっぱりよく見えない。ただ、見えている範囲でも縦穴の壁面は、確かに脆そう。超重量物の浄化杭を引き上げる重機なんて持ち込むのは、地盤の強度的にも無理っぽい。地球(あちら)なら、ひび割れた部分に液状のコンクリートを注入して固定、強度を確保してから作業ってとこだろうけど。


「雲取様、浄化杭を魔術で取り出すとかできたりします?」


そう聞いてみると、少し思案した後、自身に視線を向ける技師達を宥めるように口を開いた。


<竜眼で位置を確認しつつ、力場で浄化杭を捉まえて引き上げるといったところだろうが、試した事もなく、あんな離れた深い位置に嵌った重い金属杭を持ち上げられるか、やってみないとわからない。それに我がそんな真似をすれば、縦穴も大きく崩れて、実験成果も台無しとなろう。やらないから皆は安心するといいぞ>


その話を聞いて、技師の皆さんがホッと息をつき、同時に、あんまり変な事言うなよーって感じの恨みがましい視線を向けられた。


失敗、失敗。


そんな中、ふらりとお爺ちゃんと彫刻家さんが飛んできて、皆に声を掛けた。






そこでお爺ちゃん達が語った案は、なかなか巧妙で、妖精族の力があって初めて成立するモノだった。

縦穴内の空気は綺麗にできたけど、それでも太陽の光は角度的にあまり深くまで照らさず、観察をするのには不十分。それに縦穴も脆く、直径も一メートルにも満たないため、小鬼族であっても中での作業は困難。イズレンディアさんにも確認してみたけれど、精霊使いの技をもってしても、縦穴の壁面を崩れないよう支えるのは難しく、障壁で支えようにも地上から覗き込んで設置していくのは厳しい。


ならば、どうするか。


大量召喚で妖精達を喚び、一定間隔で縦穴に配置して、輝く粒の散布と、周辺を支える障壁の展開をしていけば、縦穴を維持しつつ、全体を照らして観察することもできる、という話だった。妖精さん達は姿を消せるので、光学観測も妨げることもないと。


話を聞いた技師達は、その発想と効果に驚き、雲取様も面白い案だ、と感嘆した程だった。



反対する意見も特になく、ならば善は急げ、とばかりに賢者さんが召喚され、彼も話を聞くと、弟子達を含めた妖精さん達を急いで大量召喚してくれた。


「妖精族の皆さん、協力ありがとう。皆さん達でなければできない作業だ。宜しくお願いします」


皆を代表してリア姉が挨拶し、妖精さん達を代表して、賢者さんが応えた。


「例の地の浄化に繋がる実験、それも我々の歴史的にもなかった稀有な実験に参加できることに、こちらも感謝する。では、始めよう!」


賢者さんが杖を振ると、妖精さん達も予め、騒ぐと不味い場所だと言い聞かされてたのか、小声でおーっと返事をすると位置に付き始めた。


始めに賢者さんの弟子の一人が複雑な形状の縦穴の入り口に沿わせるように障壁を展開し、そこに繋ぐように次のお弟子さんが障壁を展開して降りていき、更に次、というように障壁を展開しながら、妖精さん達が降り始めた。ちっちゃな妖精さんからすれば、直径一メートル程度の縦穴も、人換算で行けば六メートル近くの大穴だから、その作業はスムーズで滞りない。


途中からは、輝く粒もばら撒くことで、穴の奥底まで照らされていき、一時間に満たない間に、縦穴の底へと到達することができた。





用意していた足場だと、ひび割れた地盤の外からの設置に長さが足りず、ならばと、雲取様に取り付けてた椅子ハーネスに設置されていた空撮用の魔導具を取り外して、お爺ちゃんの首に掛けるよう、紐をこしらえて、下まで撮影してきて貰うことになった。


そんな作業も僅かな準備で終わり、皆の期待を一身に背負って、普段のローブ姿に着替えたお爺ちゃんは、探検家といった表情で縦穴へと乗り込んでいった。


詳しい調査はこの後やるから、先ずは浄化杭に繋がる底の確認ということで、その周辺だけ記録すると、お爺ちゃんはすぐに戻ってきてくれた。


で、さっそく、撮影した光景を幻影で見せてくれたんだけど、底は見事に分厚い瓦礫で塞がっていた。


竜眼で観察した雲取様の言によると、浄化杭の位置は瓦礫の底、五メートルほどらしい。


この後は、底の瓦礫の記録と撤去をしつつ、縦穴自体の計測や観察も行うそうで、雲取様も竜眼で指示された位置について観て、その状況を伝える任に着くそうだ。


そんな訳で、色々とあったけど、浄化杭の投下実験は成功を収めることができた。改善点は色々とありそうだけど、初手はまずまずといったところだと思う。なかなか面白い一日だった。

誤字・脱字の指摘ありがとうございました。やはり自分ではなかなか気付かないので助かります。

上から金属杭を落とすだけ、という地味な実験が終わりました。妖精さん達の尽力もあり、多くの有用なデータが得られたのは間違いありません。それに森エルフさん達も、信仰している雲取様の前で活躍できて嬉しそうで何よりでした。

次パートは、準備も整ったので、世界樹との初の心話です。場所は第二演習場、紅竜さんが付き添います。

次回の投稿は、九月十二日(日)二十一時五分です。


<雑記>

ここ十回程度の投稿では常に、予備の投稿ストックがない状態が続いてます。時間は確保してるんですけど、見直しや検討が増えて、アウトプットの増加には繋がってないんですよね。その分、質は上がっていると思いたいところですけど。悩ましいところです。


<雑記>

献血に行ってきまして、次回予約をしたら、不織布のサージカルマスク(30枚入り)をお礼の品として貰えました。他にも色々とお礼の品が選択できて、充実してきてます。献血は必要で、保管もできない急なものなので、献血をする人が増えてくれる事を望みます。

あと、今、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」とのコラボで、新垣あやせのクリアファイルが貰えるキャンペーン中でもあります。興味のある方はぜひ行きましょう。

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