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14-1.初夏の始まりは穏やかに(前編)

前話のあらすじ:十三章では、弧状列島各地に棲む樹木の精霊(ドライアド)達の探索チーム七つが第一回探索を試行して、探索結果を持ち帰ることに成功しました。その成果を受けて見つけた樹木の精霊(ドライアド)との交渉は別チームが引き継ぐことも決まり、探索もペースアップしていけそうです。

心話もやっと解禁されて、竜族の皆と久しぶりにお話することもできて大満足。しかも、差の大きい相手と心話を行う研究も実を結び、ケイティさんとの心話も行うことができました。小型召喚竜と妖精さんのペア飛行のための実験をしたり、ロングヒルの二人の王子様ともお話できたり、短いけど色々ありましたね。あ、そうそう、連合各地からリーダー級の人達を集めて洗礼の儀もやりました。特筆する出来事としては研究組に、プロジェクトマネージャーとして、元ロングヒル宰相のザッカリー先生が参加されたことでしょうか。長年、雇う側としてやりあってきた天敵とも言える人の参加に、師匠はぶー垂れてましたが、まぁ、プロジェクトの管理の質も向上していくことでしょう。良かったです。(アキ視点)


という訳で、第十四章スタートです。今後も週二回ペースの更新していきますので、のんびりお付き合いください。

ロングヒルに集まっていた竜神子の皆さんや、連合の各地から集まっていたリーダー級の人達も、順次、帰国し始めて、落ち着きを取り戻しつつある初夏。


連邦大使館の庭先だけは真夏の如き熱気に包まれていた。


「ヨーゲル、ちょいとこっちに来ておくれ。彫刻家、あんたもだよ。いいかい、「妖精の道」の分析に用意できる魔導具はここいらになるが――」


師匠が声を掛けたように、今日はドワーフの代表ヨーゲルさんや、森エルフのイズレンディアさん、妖精族からも賢者さん、彫刻家さんが参加していた。前回との違いはお忙しいこともあって妖精女王のシャーリスさんは抜けて、街エルフもリア姉は相変わらず欠席。メンバー毎に事務作業補助の魔導人形さんの代表が付く体制に変わったから、街エルフ視点は十分と判断したとのこと。


そして、次の研究はこれと主張する三チームが、研究期間や参加メンバー、必要な知識、関係する外部機関、リスク、費用、スケジュールや時期を変えた場合の影響などの洗い出し作業に奔走していた。


あと研究組全体として、ザッカリー先生の参加で、チームとしての管理体制を強める為に、漠然としていた関係組織や、それぞれの担当分野、規模について情報を取り纏めて図にして貼り出したり、妖精の国も含めた関係国の余剰研究能力と相談窓口を明らかにしたり、近々の各メンバーの参加可能日を埋めてみた。


観測機器となれば、財閥やリア研究所、ドワーフ技術者達が製造を担当する事になるし、高度な魔術回路を作るなら彫刻家さんも絡んでくる。

また、「妖精の道」の観測なら、妖精界側でも観測する必要があるので、妖精さん達の側の体制、能力も把握しておきたい。


術式の改良なら、魔法陣の設計に街エルフが欠かせないし、その製造にはドワーフや賢者、彫刻家両名の参加も欲しいところ。


理論魔法学なら、地の種族は何れも得意だけど、視点が異なって面白い。街エルフなら現代魔法陣にどう応用するか、鬼族なら武術や集団魔術にどう応用するか、小鬼族なら劣った技術でどう目的を達成するか、といったように。

妖精族は望んだ術式が簡単に実現できるせいで、高魔力域での研究は深いけど、全体としては浅い。竜族はそもそも瞬間発動で簡単に実現できるし、それで困ることも無く、文章を記す文化もないから、研究されてもいない。

そして人族は良くも悪くも中道で、何をするにも程々といった感じだ。


そんなふうに、皆、漠然とは意識していたけど、明確には認識していなかった事も、図式化して、やりたい事の特徴と、それを得意とする種族や組織が何処か見えるようになった。


勿論、国の体裁を取っている三大勢力や共和国、森エルフやドワーフの国、それに妖精の国だって、それらは自分達の中はちゃんと把握してきてる。だけど、先入観無しに全ての国を横に並べて、列挙したのは、今回が初めてだった。


小型召喚で参加している雲取様や白竜さんも、作られた図の価値を大いに認めてくれた。認めてくれたんだけど、そこで思いついた発言がさらなる激震を生んだ。


<この図は素晴らしい。そこで思ったのだが、これは他の事でも同じようなモノが作れるのではないだろうか? 森エルフは草木の育成に長けているが、どんな草木でも理解している訳ではなく、ドワーフも岩や金属精錬に長けているが、知らぬ石や砂とてあろう>


くっ、流石、雲取様、ナイスな着眼点だ。


「異なる国や種族の文化、風習などを比較することで相互に理解し合える基盤となる学問、比較文化学に繋がる素晴らしい着眼点ですね。良いお話と思います。その研究を進めることは、自身の国や民族を深く理解する事にも繋がり、他国や民族との共通点を発見することもできます」


「それも、マコト文書が語る、あちらの話かね?」


ザッカリーさんは解ってるけど、敢えて皆に意識させる為に質問してきた。


「はい、その通りです。農作業が可能な弧状列島にいると気付きにくい話ですけど、雨が少なく定住が厳しい草原では、羊を飼いながら新鮮な草を求めて転々と移動する文化があったり、更に草も生えない極寒の地では、アザラシやクジラのような大きな生き物を狩ることで生活を支えたり――」


「アキ、そこまでにしておこう。興味深い話だが、研究方針選定からは少し外れている」


等と、話を途中で折られたりもしたけど、この件は、一応、関係者に伝えて、秋に集まった際の議題とする事が決まった。


自分の国に詳しい事、専門分野に長けているのは勿論だけど、異なる国や種族、文化に対して偏見や先入観なく、中立的な視点で研究できる方が望ましく、その分野の第一人者でなくとも、他の研究者と対等に議論でき、協力研究に巻き込める方なら問題ない、と補足した。


……したんだけど、これにはトウセイさんが苦笑しつつ、現実を話してくれた。


「ここで皆さんと過ごしていると、つい忘れがちになるけれど、私は、変化の術を研究してきたが、形にはなったものの、改善が厳しいとわかると、多くの人は離れて行った。そんな手詰まりの術など捨てて、もっと役立つ研究をしたらいいと忠告する者もいたし、変人扱いもされた。研究の才と、他人を巻き込む才を併せ持つ者はそう多くない。それに加えて、先入観なく中立的に他を比較できる才となれば、更に少ないと思った方がいい」


故郷で細々と自腹で研究してきただけあって言葉が重い。皆を見ると、それぞれ思い当たるところがあるようだった。


というか、白竜さんも?


<私は魔術に興味をもって色々試してきたけど、他の竜達は変わった趣味だね、と話すだけだった。でも私も庭園を造る気はないから似たようなモノかも>


庭園だから緑竜さんだね。なるほど。


「白竜様、少し宜しいでしょうか。基礎術式の竜眼での分析について――」


小鬼研究者代表のガイウスさんが手を挙げて、白竜さんを招いた。この分だとまだまだ、各チームが話を纏めるのは時間が掛かりそうだった。





時間的にずっと付き合ってるのは厳しいのと、僕がいると話が横道に逸れがちになるからと、追い出されてしまった。深い話になるとついて行けないし、まぁ仕方ない。


そういえばセイケンを見かけないな、と思い、女中姿のウタさんに声を掛けてみた。どこから見ても女中さんの装いなんだけど、僕より頭二つは背が大きい事もあって、自分が小学生になった気分だ。


「セイケンなら、二泊三日で国に戻したよ。先日、嫁と娘が来てたんだけど、帰る時に娘が大泣きしてね。時折、顔を見せに帰らせる事にしたのさ。今なら私らもいるからね」


そりゃ、王妃様達がいれば、こちらにいる鬼族を纏めるのは簡単だろう。


「それは良かった。やっぱり家庭は大事ですからね」


僕の言葉に、ウタさんも嬉しそうに笑みを浮かべた。


「そういう事さ。家庭の一つも守れず、国をどうこうするなんざ片腹痛いと蹴飛ばしてやったよ。それに子供が、父母に甘えてべったりしてる時期は過ぎてしまえば短いもんさ。その時期に愛し愛され、信頼できる太い関係を築いておかないと、後から取り戻すのは大変だ。そして信頼さえあれば、子供は落ち着いて自然と外にも興味を向けるもんだ」


何人も子育てしてるだけあって説得力が段違いだね。


「もしかして、本当に蹴飛ばしました?」


「あれこれ言うもんだから、二日、三日空けた程度でどうにかなりゃしないと、背を押しただけさ。この装いで蹴るようなはしたない真似はしないよ」


あははは、と笑いながら、ブンッと僕からすればグローブのように大きな手を振ったけど、セイケンの背にくっきり手形が残る強烈な平手打ちだったのは間違いない。御愁傷様。


「そう言えば、食堂にエリーが来てるよ」


ほぉ。というか、エリー呼びとは仲がいいね。


食堂に行くと、人族用のテーブルにエリーが座ってランチを食べてるのが見えた。後ろに控えている護衛は一人。まぁ妥当な配慮かな。僕も同行してるのはお爺ちゃん以外だとケイティさんだけだし。


「あら、もう研究組の方はいいの?」


「いると話が逸れるから、ある程度纏まったら呼ぶって」


「アキの場合、とかく話が大事になりがちだから妥当な判断ね。それで今回は何をやらかしたの?」


「酷いなー、今回は大した話じゃないよ。比較文化学に関する話で――」


僕は先程あった話を掻い摘んで説明した。ピンとこないようだったから、具体的な例をいくつか挙げて、そんなふうに横断的に比較して理解を深める学問だよ、と話していくと、何故か眉間を揉んで深く深呼吸までする始末だった。


「何が大した話じゃないって? 十分過ぎるほど大事だわ」


「そう? 別に全てに精通した万能の文化学者さんが欲しいとかじゃ無いよ? 主だった分野でそこそこできて、熱意があって、偏見や蔑視する考えがなくて、比較できる人を集めて、気長にやってけばいい、ノンビリした話だよね」


すると、エリーは珍しく自身の護衛の人やケイティさん、それにお爺ちゃんに、どちらの意見に賛成するか話を振った。


結果は3対0で僕の惨敗。


あれぇ?


「ありがとう。ま、そういう事。研究組の中で話をしたなら、ガイウス殿も話を聞いた訳だから、これはもう、秋の会合の主要議題に挙がるわね」


ん?


「何でそこでガイウスさんに繋がって、主要議題になるって結論に? ユリウス様が興味を持つとか?」


「アキも言ってたわよね、小鬼族の強みは頭数と創意工夫だと」


「うん、そうだね」


「この話には、技術力も魔力も強さも関係ないわ。必要なのはどれだけのマンパワーを投入できるか、先入観なく理解していけるか、よ。長い年月生きて自文化に凝り固まった種族より、短命な小鬼族のほうが先入観を捨てるのは簡単でしょ」


ふむ。


「それはそうかもね。頭数も多いし、柔軟な思考もあるし、この件は小鬼族がちょっと有利かも。ただ、短命だから、人族なら脂が乗ってくる年数でも引退が近くなるし、質なら他の種族は勝る例も多い気はするよ」


そう頷いたんだけど、エリーはご機嫌斜めだ。


「街エルフは山ほど魔導人形達がいるから危機意識は薄いでしょうね。妖精の国も、住む世界が違うから、他文化への理解が遅れても、それ程でもないかも。でも連合は多様性がある分、理解は勝るけど頭数では不利。そして鬼族は多様性への理解不足と頭数ではかなり不利なのよ」


ふむ。まぁ竜族は別格だから別枠扱いと。


「競争するならそうなるけど、理解が進めば無駄な争いもなくなるし、進んでる方から教えて貰えばいい気もするけど、それじゃ駄目?」


規模も体制も違うのに常に競って並ぶのは無理だと思うんだよね。


「頭数で勝る多数派マジョリティが理解で勝り、配慮してあげるって言うのは、大人が子供の話を聞いて落し所を決めてあげるようなものなのよ。少数派マイノリティは特に不満はない。でも、実はもっと良い落し所があったのかもしれず、それに気付けない。この流れは一度、勢いが付いたら止まらないわ」


むむ。


「でも、理解が進むのは必要だよ? 体の大きさが違い過ぎるから、基本的な生活圏は分かれる感じになるとは思うけど」


「だから、主要議題になると言ったの。海外貿易を押さえてる共和国と、連合内の物流・情報網を支えている財閥は当面安泰としても、帝国は微笑みと善意でガンガン押してくるし、連合はその大仕事を何処が纏めるかで揉めて、鬼族は窓口を少し広げるので精一杯。妖精族は持ち帰る本が増えるでしょうけど、体の大きさが違い過ぎるから、どの分野に注力するかで悩むわよね」


ふむふむ、聞けば成程って感じだ。


……おや。


「お爺ちゃん、スマイル、スマイル」


少し目付きが怖い感じになってたから、目尻に指を当てて、笑顔にしようねーって教えてあげたら、バツが悪そうな顔をして、訳を教えてくれた。


「いやはや、エリー殿の慧眼に驚いてしもうた。「士別れて三日なれば、即ち更に刮目かつもくして相待あいたいすべし」じゃったか。話半分と聞いておったが、正に体現する人物が身近にいようとはのぉ」


エリーは、学がなかった呂蒙とは違うけど、それほど化けた、と思われた、と。


「お爺ちゃん、よくそんな言葉知ってるね。ベリルさん?」


「うむ。慣用句にはその文化の考え方が現れる。だからあれこれ教えて貰っておるんじゃ」


エリーに言われて、その出典とかも含めて話すと、少し照れながらも、興味を示してくれた。


「アキ、今の話もマコト文書に含まれるのよね? ケイティ、その部分の本が欲しいのだけれど」


「それでは、後ほど、御譲りする条件を調整しましょう」


エリーもその答えに満足してくれた。


さて、僕も疑問を確認しておこう。エリーのような立場だと、意味もなく一人でいる訳がない。


「それでエリーは何でここでランチしてるの? 鬼族の料理が食べたかった、だけじゃないよね?」


「竜神子達の合宿が賑わってたから食べてみたかったのは確かよ。後は、小鬼族、人族、鬼族が共に生活できる施設がどんなものか見てみようと思ったの」


ふむ。


「それで得るものはあった?」


「まぁ、ぼちぼちね。会合で庭先を借りて少しお邪魔してるだけじゃ気付けない事は多かったって所かしら」


「うん、うん。今じゃすっかり多種族が集まるならココって感じだし、ウタさん達の厳しいチェックもあるし、なんか来るたびに手が加わってて面白いよね」


そう話した僕に、エリーは座った視線を向けてきた。


「アキは脳天気でいいわね。こっちは、会合の場を提供する事で鬼族は情報収集と、他種族の理解に大きく優位を得そうとか、ロングヒルは多種族が集うけど、肝心なところを取り損ねてないか、なんて考えて頭が痛いのに」


「まぁ、その辺りは分け合えてこそ角も立たないモノだから。それに、あんまり考え過ぎてるとハゲちゃうかもよ? ヤスケさんみたいに」


「ハゲないわよ!」


エリーがブツブツと、去年の夏は今思えば平穏だったわ、なんて言って凹んでた。


何かストレスが溜まってそうだったから、リア姉と一緒によく運動するようになった話とか、トラ吉さんと散歩したり、一緒に遊んだり、ナノバブル風呂でリラックスしたり、寝室でちょっとアロマを焚いて貰ったりと、癒やされる事が多くていいんだよね、と紹介してみた。


それにケイティさんとも心話ができたし、竜の皆さんとの心話もできたし、心をフルに使ってる感じがしてお勧めとプッシュ。


ただ、エリーはと言えば、僕にではなく、ケイティさんに問い掛けてきた。


「で、アキはこう言ってるけど、高名な魔導師たるケイティの正直な感想は?」


「アキ様との心話は週一回が限度ですが、心が満ち足りる良い経験と思います」


ケイティさんの答えに、慈愛の眼差しを向けたりして、まぁそうよね、などと頷いてた。


「エリーはペットとか飼ってないの? あ、トラ吉さんはペットじゃなくて友達ってところだけど」


「そもそも角猫を癒やし枠に入れるのはどうかと思うけど、ウチって犬と言っても軍用犬で癒やし枠じゃないし、強いて挙げれば乗馬くらいかしら」


「お嬢様の嗜みって感じで素敵だね」


「ウチは、馬用鎧(バーディングを付けた軍用馬だから、頼もしいし親しくも思うけれど、癒やしとはちょっと違うのよね。と言うか――」


なんて感じに、その後も他愛のない話をして楽しい時間を過ごした。最後にエリーは、たまには息抜きも必要だから暇を作って時折、別邸に遊びに来てくれる、と約束してくれた。勿論、大歓迎なので、ケイティさんにその際にはスケジュールの調整を宜しくとお願いしたら、温かい眼差しで引き受けてくれた。

ブックマークありがとうございます。執筆意欲がチャージされました。

誤字・脱字の指摘ありがとうございました。やはり自分ではなかなか気付かないので助かります。

研究組に、プロジェクトマネジメント系の技法を導入することになったので、何日かはそれに専念することになり、アキも初夏をのんびりと過ごすことができそうです。次パートはリアと一緒に大使館領内を散歩しつつ、その変化や、リアが関わってる様々な活動を見て回ります。

次回の投稿は、八月二十五日(水)二十一時五分です。

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『彼女を助けようと異世界に来たのに、彼女がいないってどーいうこと!?』を読んでいただきありがとうございます。
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