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9-3.武闘派と穏健派(前編)

前話のあらすじ:人類連合の大統領ニコラスとの会談も、スタッフのメンバーから見れば、色々と問題だらけでした。指摘内容を踏まえて、鬼族の二人との会談に活かすことができるでしょうか?

ニコラスさんとの会談の反省を踏まえて、今日は鬼族の武闘派ライキさんと、穏健派シセンさんとの会談だ。


生憎、土砂降りの雨という事で、緑竜さんとの撮影会は延期となり、少なくとも最終日が一日ズレる事は確定した。


大きなパラソル傘をテーブルにセットして、雨対策に厚着をして、長靴にポンチョ、手袋と装備して、緑竜さんとの雑談もこなした。


土砂降りの雨でも、竜族からすれば風がなければ気にもならないそうで、人族が雨対策をしている様に興味を持たれて、結構、話が盛り上がった。


竜族と言ってもお嬢さんという事もあり、やっぱり話をしていて楽しかったし、だいぶ肩の力が抜けて良かった。





雨の中、中庭という訳にもいかないので、二人との会談は、鬼族の建設中の大使館で行う事になった。


ケイティさん、ジョージさん、それに増援の街エルフの人形遣いが二人が同席という事で、いつもより人数が多い。勿論、トラ吉さんとお爺ちゃんも同行している。


鬼族側は、玄関口ではセイケンが応対してくれたけど、居間ではライキさん、シセンさんの二人だけ。プライベートな会談だから、同席者は絞る事にした、との事。


今日は、少しフォーマル寄りという事で、フリル付きの首筋からの(アイ)ラインは白、長袖やロングスカートは落ち着いた光沢のある紺という重ね着(レイヤード)風ワンピースだ。同じ紺のリボンタイと、中央には大粒のブルーサファイアの装身具(ブローチ)で、胸元をシンプルに飾り、(アイ)ラインの白で華奢な感じを、重ね着(レイヤード)風の紺の裾広がりなワンピースのシルエットがシックな印象を与えてくれる素敵な装いだ。

黒のペチコートはレースで飾られた見せタイプで、ワンピースの裾から少し見せる黒のレース地で、ちょっと大人な雰囲気も演出。

シャンタールさん渾身のコーデで、思わず鏡を見て、「これが、僕?」などと言ってしまったり。


ライキさん、シセンさんにも結構なインパクトがあったようで、大人っぽくて可愛らしいと褒めてくれた。


……あれ? ミア姉は大人な訳で、大人っぽいとコメントされるのは、実は微妙なのかも。ま、まぁ、中身が僕だから仕方ないね。

実際、今回のコンセプトも、フォーマルでシックなイメージの華奢なお嬢さん、なのだから、予定通りだ。


席に着く前に、持ってきたお土産の大籠を取り出した。


「こちらは堅焼き煎餅になります。御賞味ください」


「すみませんな、アイリーン殿でしたか。腕前は我らも聞き及んでますぞ」


早速、それぞれ一枚取り出してガリっと齧り、これはまた歯応えが心地良いとニッコリしてくれた。


「この煎餅なら、濃い目の緑茶が合うだろう」


などと、ライキさんが手慣れた手付きでお茶を入れてくれた。彼女が持つと小さく見えたけど、手元に置かれた湯飲みはお寿司屋さんサイズ。


念の為、昨日、アイリーンさんに出して貰い、食べてみたからわかるけど、この煎餅、余程、歯が丈夫じゃないと、まともに食べられないんだよね。


「お爺ちゃん、ちょっと砕いてくれる?」


「うむ」


お爺ちゃんが杖を一振りすると、小皿の上に置かれた堅焼き煎餅が程よく粉々になった。皿を覆う飛び散り防止用の外の障壁と、煎餅を砕く程度に力を加減した内の障壁が、展開されていたけど、すぐ虚空に消えた。器用だね。


欠片を口に入れて、お茶も一口含んで、ちょっと柔らかくしつつ噛んで食べた。うん、美味しい。


お爺ちゃんも一粒掴むと、ポリポリと食べた。


二人が、割れた煎餅の入った小皿を凝視してたので、慌ててフォローを入れる事にした。


「ちょっと僕とお爺ちゃんには、この煎餅は固過ぎるので、こうして砕かないと食べられないんです。不作法で御免なさい」


「……いや、食べやすいようにしてくれていい」


ライキさんは、何か割り切るように、そう話してくれた。肉食系女傑って感じだけど、お茶を入れるのも手慣れてるし、実は結構、家庭的なとこがあるのかも。これはポイント高いね。





雨が降って団体撮影が日を改める事になった件とか、互いの服装の差から寒さに対する種族差の話とか、ロングヒルでの生活などの話題に触れて話し合い、アイスブレイクも無事終了。ちょっと落ち着いたところで、ライキさんが話を切り出した。


「ほんの三ヶ月ほど前までは、三大勢力のパワーバランスは均衡していた。だが、それも今では遠い過去の話だ。アキ殿はこの変化についてどう考えているか教えて欲しい」


ん、かなり具体的な問いだね。セイケンから報告は受けているだろうし、ニコラスさんの時の失敗を踏まえて、もう少し鬼族視点での見解や重視している点を話す事にしよう。


「お二人は国政にも絡む高い地位と聞いてますので、広い視点からお話ししますね。あ、僕の事はアキとお呼びください」


「広い視点?」


「はい。三大勢力が均衡している、これは僕も好ましい状況と思いますが、視点を広く世界に広げると、意味合いが変わってきます。僕は鬼族の皆さんには少数派(マイノリティ)の雄として、今後も強い存在感を示してほしいと願っています」


「我らを少数派(マイノリティ)と? 理由を教えていただけますかな」


シセンさんが踏み込んできた。穏やかな口調だけど、結構、プライドが高そうだね。要注意だ。


「今、このロングヒルに集っている種族の中では、街エルフ、森エルフ、ドワーフ、妖精族、竜族が少数派(マイノリティ)に属します。ここまでは良いでしょうか?」


「どの種族も人数は多くないと聞く。とりあえず同意しよう。竜族まで混ぜるのは暴論とも思えるが」


仕方なくと言った感じだけど認めてくれた。


「では、視点を広く、世界まで広げて見るとどうでしょう? 鬼族の皆さんも海外へと帆船を向かわせていると聞きますが、大変苦労されているのではありませんか? 魔力欠乏症の為、体調を崩される方も多いと聞きます」


「……事実だが、それと我らが少数派(マイノリティ)である事に何故繋がるのか」


おや、韜晦なさるとは。痛い腹なのかな。


「海外の多くの海域、国を回り、様々な種族に出会って感じませんでしたか? 皆さんのように強靭な他の種族がいないという事。竜族は別格ですが、これ程の密度で竜族が棲まう地域が他に見当たらないという事、それが何を意味するのか」


この辺りはケイティさんにも色々と教えてもらい、女中三姉妹の皆も交えて検討してみたんだよね。


二人の表情からは、あまりピンとこない感じに見える。


ケイティさんにお願いして、持参した空間鞄から世界儀を出して貰った。


「多大な労力を払い、未知の海域を切り開いていった結果、我々は世界の半分ほどの海や陸の国、種族を知るに至りました。また、それぞれの国で見聞きした情報から、更に残りの何割かも推測できています。この地図から分かる事は、弧状列島が他の地域よりもかなり魔力の濃いところが多い、という事。そして、鬼族はその中でも魔力の濃い地域を領有している事。更に言うなら、過去の領土の変遷を調べてみても、鬼族の領土は殆ど変化がない事。ここから導き出せる結論は――」


二人ともここまでの話には付いてきている感じだ。それに大筋では間違ってもいない、と。


「鬼族はあまり拡大思考がない、或いは拡大したくても出来ない理由がある、という事。僕は土地の魔力量が薄い地域は、鬼族の生活域には相応しくないと考えました。皆さんの渡航への苦労からして、そう外れていないと思いますがどうでしょう?」


長命なので領土を広げても、そこを満たす国民がすぐ確保できないという話はあるけど、それは時間が解決する話なので、ここまで領土を広げない理由としては薄い、とも補足した。


重苦しい空気が満ちて、ちょっと困った。んー、軽いジャブくらいの話なのに。


「では、仮説として、今の話をベースに説明を続けますね。これまでの探索結果からして、他にないとまでは言いませんが、恐らく鬼族が好む魔力密度の土地はあったとしても、今の鬼族連邦の領土と同程度でしょう。残りの大地は、点在する山々の魔力豊かなポイントは全て竜族が占有しているとして、それ以外の土地はどうかと言えば、人族か、小鬼族の生息に適していると言えます。土地で養える国民の数には限りがあるので、国土の広さは人口と等しいと言っても、そう外れてはないでしょう。可視化してみますね」


ケイティさんに四人用の色違いなチェスの駒と、チェス盤を出して貰った。


「先ずは弧状列島。世界に比べれば小さいので、かなり雑ですが、人類連合、鬼族連邦、小鬼帝国、それぞれで駒を一つずつ持つとしましょう」


お爺ちゃんに三色の駒を一つずつ並べて貰った。チェス盤は八×八の六十四マスなので、残りは六十一マスだ。


「僕達、街エルフや森エルフ、ドワーフ、竜族の頭数は多くないので、弧状列島以外の地域の他の少数種族を全部合わせても駒一つ程度。それと鬼族に適した地域が他にもう一つあるとして、駒を置きましょう。鬼族は駒二つ。残りの少数種族が駒一つ。人族が駒一つ、小鬼族が駒一つ。残り五十九マスですね」


二人とも、話の先が見えてきたのか、少し表情が固い。


「他に鬼族に適した土地はないので、鬼族の色の駒は鞄に戻します。少数種族の駒も同様です。なので、残りは人族と小鬼族で埋め尽くすことになります」


結果は、鬼族が二つ、少数種族が一つ、人族が三十、小鬼族が三十一となった。


「不毛で生活しにくい土地まで含めて、この星で、限界まで生活域を広げた時の各種族の人口比率はこうなります。鬼族が少数派(マイノリティ)である事はご納得頂けたでしょうか?」


ちなみに、少数種族には竜族も含まれる点にご注意ください、と改めて補足すると、二人は驚いて目を見開いた。


「いや、竜族は我らとは異なる存在、分けて考えるべきだろう」


ライキさんが食い下がってきたけど、街エルフの歴史を知っていれば、答えも出ると思うんだよね。


「確かに彼らは圧倒的な強さを持ち別格としたい気持ちもわかります。今回の誓いの儀でも、三大勢力とは別扱いでした。でも、街エルフと竜族の争いの歴史が示すように、どれだけ彼らが強大でも、この星の生き物の一つに過ぎず、生き物が織りなす命の連鎖の一角を担っているのは間違いありません。そして頭数で言えば、彼らは少数派であり、鬼族よりも更に増える余地がないのです」


彼らを含めて、その駒一つしかなく、六十四マスの内、鬼族を含めても三マスしかないのだから、僕達は少数派(マイノリティ)だ、と改めて強調した。


うん、やっぱりこうして小道具を使うと、論点が明確になっていいね。……そしてニコラスさん、御免なさい。対応がかなり雑でした。


「この例では、各種族の強さを考慮していないが――」


シセンさんが更に食い下がってきた。


「戦争で潰し合うという策を選ばないなら、頭数は文官の数、研究者の数と考えても良いでしょう。鬼族は強さは人族の百人にも匹敵しますが、文官としての能力が百人相当かと言えば、そこまでの差はないでしょう。竜族も個体能力はとても高いものがありますが、それなら人族数千に匹敵する事務作業、研究作業ができるかと言えば、それは否でしょう。つまり、その人数差は、武力を用いない戦、争いにおける各勢力の力の差を意味します」


質が量に勝るには、かなりの差がないといけない。そして小鬼族の模倣能力を見ると、そこまでの決定的な差はないと言える。


「未知を切り開く試みは、どれだけの失敗を発見するか、と言い換える事もできます。頭数が多ければ、それだけ多様な角度から挑戦し、失敗し、有用な知を絞り込む事もできるでしょう。そのような方面では、鬼族の武も竜族の破壊の力も役に立ちません」


鬼族の皆さんもロングヒルに駐留している人数では、人族、小鬼族、妖精族と並行して対応できず、かなり苦慮されているのは知っています。無理のない範囲で、ぜひ増員して下さい、とも告げた。


シセンさんは思い当たる節があるようで、ため息をついた。


「それで、アキはこれまでのバランスと、これからのそれをどう考えるのだ?」


ライキさんが話を戻してきた。うん、そこが話の発端だからね。


「弧状列島の中では拮抗していても、世界全体の視点から見れば、かなりの劣勢にあると考えました。それと幸い、武力の点では、今ならまだ少数派(マイノリティ)だけで他を圧倒できるので、数の論理で潰されないように、僕達、少数派(マイノリティ)が尊重される枠組みを作り上げる必要があると思うんです」


チェス盤の三マスしか確保してない部分を指し、ここが、遠い未来までこのままの数を維持し、それを多数派(マジョリティ)も尊重する、それが今後目指すべき新たな均衡です、とも話した。


ざっと話したので、お爺ちゃんと一緒に堅焼き煎餅を口に含んで、ゆっくりと食べた。





暫く、二人とも考えていたが、シセンさんが何か思い当たったようで、新たに口火を切った。


「街エルフらしい長期視点に立った興味深いシナリオと思う。だが、これは些か視点が長過ぎるのではないか? 無論、今聞いた話を否定するものではないが」


ふむ、まぁ、幕末の人に、今から百五十年後には黒船より大きな飛行機が音の速さで大陸間を飛び、ロボット兵器が戦場を席巻し、国中に監視カメラを設置して、市民の動きを四六時中チェックする社会すら生まれると説いても、想像するのは難しいだろうね。


「そこは視点を変えると、それ程、長期のシナリオではない事をご理解いただけると思います。鬼族は人族より長命と伺ってますので、普通に推移すれば皆さんの世代で、遅くとも次の世代には、世界視点に立った議論をする様になります。そして、そうなってから動き出しては遅過ぎるのです」


と言っても、ならどう視点を変えればいいのか、だよね。


「鬼族の方々は、本拠地からロングヒルまでほぼ休みなく走り続けて短期間で到着したと聞き及んでいます。そこで、鬼族の能力という視点で、まずその力の伸びを考えてみてください。昔に比べれば、靴や服もだいぶ良い品に変わりましたが、では昔に比べて、同じ時間で、倍の距離を走れるようになったでしょうか? そうなってはいないですよね?」


「昔というのが、銃弾の雨の前を指すなら、今の我々は当時より身体能力だけなら劣っているかもしれない。昔より学ぶ物も増え、魔導具の種類も機能も追加され、近代魔術によって、魔術も使い方が変貌した。それが何か?」


ライキさんも、直接知らない世代の話ではあっても、上の世代の豪傑達が、自分たちの上の世代は更に化け物揃いだったとか語ってれば、現状認識も謙虚になるというものだろう。


「はい。生来の能力に頼る限り、能力はそうそう変わらない、という事を認識していただければ、それで結構です。では、今度は帆船の例で考えてみましょう。初期の沿岸漁業用の帆船と、大洋を越えていく現在の大型帆船で比べてみましょう。その能力差はどうですか? 安定性、生存性、積載量、航行速度、攻撃力、防御力、どれをとっても比べ物にならない事は納得して頂けるでしょう」


「それはわかる」


「つまり、身体という制約がない技術というものは、科学式にせよ、魔導式にせよ、その性能向上は著しいモノがあるんです。もう、残りの未探索地域の調査なんて、これまでの一割もかからず完遂するでしょう。安定して航海を行い、生還するまでの技術確立までが最大の苦難だったのですから、当然の話です」


僕は世界儀を指して、残りが埋まるのも、時間の問題と示した。


二人とも、僕の示した時間感覚をだいぶ理解してくれたようだ。


「我らが今の生活が続く事を望んでも、それは儚き願いか」


地球あちらでの話ですが、国境を封鎖して、大きな変化から背を向けた国々は、平穏な時間と引き換えに、大きく国力の差が生じて、最終的には他国に蹂躙されて酷い目に遭っています。そして、知識や物の出入りだけに制限して、国として独立独歩で行こうとする策も、やはり失敗しています。現実的な路線としては、これまでの文化、風習は伝統行事として残しつつも、変えるべきところは大きく変えていく、といったところでしょうね。実際、現代っ子に、魔導具も近代魔術もない時代の生活をさせたら、始めは目新しくても、すぐに大変さに音をあげると思います」


僕の言葉に、ライキさんも思い当たることがあったようで、表情を崩した。


「私も、防虫障壁なしでの畑仕事は勘弁して欲しいところだ」


「蚊取線香だけだとキツイですよね」


僕は成る程と思ったけど、シセンさんは、軟弱者とでも言いたげだ。ほー。


「シセンさん、というか、鬼族の皆さんはお酒が好きでしたよね? それなら、今のように繊細な温度管理ができず、お酒の質や量が不安定だった時代に戻りたいですか?」


僕が揶揄い半分、話を振ってみると、二人とも顔を突き合わせて、すぐ心を同じにしたようだ。


「それは避けたい。……そうか。世界の流れに乗らないというのは、そういう事か」


「昔は今程、調味料の種類もなく、質も安定しないと、祖父母からよく聞かされたものだった。私達は今の世が続くならそれで良いと思うが、先々の世代からすれば、時代遅れに見えるのだろうな」


やっぱりライキさん、言葉の端々から家庭的なのが窺えるし、そういう地に着いた意見は大切だよね。


「僕の現状への認識と、先々へのプランは以上です。納得していただけて幸いです」


僕はゆっくりお茶を飲んで、喉を潤した。


さて、鬼族の武闘派ライキ姉さんと穏健派シセンとの会談が始まりました。出だしは好調と言っても良さそうですね。

次回の投稿は一月十二日(月)二十一時五分の予定です。

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