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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

彼らの願い

作者: 泉 五月


「私は常々、疑問に思っていることがある」


 男はぽつりと言った。


「君たちはなぜ……それほどの能力がありながら、いつまでも虐げられる側に甘んじているのか」


 2人が佇むのは、狭く埃っぽい暗闇の中だった。

 前方に見える扉のわずかな隙間から、外の光が差し込んでいる。

 けれど、2人がいるのは、その光が到底届かない奥の壁際だった。

 光が見えるぶんだけ、自分たちがいる暗闇が、一層深く、暗いものに感じられる。


「それほどの……と言ったところで、たかが知れてる」

「そうかな?」

「そうだろ」

「私は、そうは思わないけどね」


 隣に座る男は、どこまで本気かわからない口調で言う。


 はっきりと聞いたことはないが、男はおそらく、自分の倍近い時を生きている。

 歴戦の結果だろう、その右耳には醜い傷跡が走っており、右の足もほんのわずかだが歪んでいる。きっと、一度折れて、完全に元通りにはならなかったのだろう。出会った時から、男の足はそうだった。

 それでも、男の佇まいには簡単に揺るがすことのできない落ち着きがあった。長年の知恵と経験が、自然と男をそうさせていた。


 かつては自分も男の敵であり、顔を合わせる度に攻撃をしかけられ、威嚇し合うことも数え切れないほどだった。

 しかし今では、ずっと同じ場所で闘い、生き残ってきた好敵手として、一種の尊敬すら感じている。

 いつからか次第に敵意は薄れ、お互いいい歳になり、ある時を境に、こうして並んで話すまでにその関係は変わった。

 それがいいことなのか悪いことなのかはわからなかったが、相手がこの男でなければ、きっとこんなに静かな時を共に過ごすことはなかっただろう。

 自分の種族と男の種族は、生まれた時から例外なく争う関係にあった。



「……君なら、できるかもしれない」

「…………」

「いや、君だけじゃない。本当は昔からずっと……君たちが本気になりさえすれば、叶う機会はいくらでもあっただろうに」

「それは、買い被りだ」


 男の言葉を、やんわりと否定する。

 自分たちのことをそこまで評価してくれていたことは嬉しいが、現実はそんなに甘くない。

 しかし、男は首を横に振った。


「買い被りなものか。君たちは力こそ強くないが、それを補って余りある長所がある。それを活かせば、あの扉の外へ出て、そして、生き抜くことも決して不可能ではないはずだ」


 扉の向こうには、光が溢れている。

 もしもこの世のすべてが暗闇ならば、自分たちがいる場所の暗さを意識することも、扉の向こうの世界に憧れることもなかっただろう。

 けれど、扉の向こうの世界は、自分たちにとって憧れの対象であると同時に、決して足を踏み入れてはならない場所でもあった。


「確かに……生き抜くことができるやつもいるだろう。けれど……そうしてこれまで、何人もの仲間が扉の向こうへ行き、二度と戻らなかった」

「戻らなかっただけかもしれない。どこかで、生きているかもしれない」

「いいや、死んだよ」

「どうしてわかる」


 男が横目でこちらを見る。

 その目を、見ることなく答えた。



「それが、俺たちの宿命だからだ」



 その言葉に、男が視線を落とし、小さくため息をついた。

 失望させただろうか。

 でも、それが事実だ。

 何十年、何百年と変わらない、自分たち種族の宿命だ。


「あなたも覚えているでしょう。かつての…………あの、未曾有の大虐殺を」


 ああ、と答えた男の声は、少しかすれていた。

 男も、思い出したのかもしれない。

 あの事件は、自分たちだけではない。男の種族にも、決して少なくない犠牲が出たはずだ。

 しかしきっかけは、自分たちの種族にあった。

 原因は、自分たちの力への過信と、やつらが自分たち種族に対して抱いている、感情の認識の甘さ。

 それらが招いた惨事。

 思い出したくもない――でも、忘れることもできない、悲惨な光景。

 あの事件で、俺は種族の仲間を、数え切れないほど多くの仲間を、永遠に失った。



「あの時出て行ったのは……あれは、俺の甥と、その仲間だった」

「……そうか」

「ここより過ごしやすい、暖かい場所があるからと。自分たちばかりが遠慮する必要はないと、止めるのも聞かずに仲間を連れて出て行った」


 扉の隙間から差し込む光は、とても温かく見える。

 その光が途切れるところを見つめ、あの時の甥の表情を思い出す。

 大丈夫だと、甥は笑っていた。

 たくさんいる姉の、たくさんいる息子のうちの一人だったが、中でも体が大きくて、一際目立つ青年だった。

 仲間からの信頼も厚く、女子供にも頼りにされていた。きっとそういった境遇も、甥を外に向かわせた要因なのだろう。

 彼は、自分の仲間を、将来の家族を、もっと快適な場所で生活させてやりたかったのだ。

 その気持ちは、痛いほどわかったが。


「俺は、体を張ってでも、止めるべきだった」


 それは、あの時もわかっていた。

 甥が出て行くと言ったあの瞬間から。

 止めなければと。

 でなければ、恐ろしいことが起こると。

 なぜなら、かつての自分が、その一歩手前まで追い込まれたことがあったからだ。


「あの時は、俺も若かった。あんたとも、顔を合わせるたびにやり合ってたしな」

「懐かしいな」

「ああ」

「あんなに手こずらされた挙句、捕まえられなかったのは、後にも先にも、君だけだ」


 男の賛辞に苦笑する。

 素直に喜べないのは、扉の向こうにあっては、男が褒めた能力でさえ、ほとんど役に立たないことを知っているからだ。

 扉の隙間から漏れてくる光に、目を細める。


「俺は一度、あの扉の向こうへ行ったことがある。それも、甥のような大義があったわけじゃない。ただ、外に出れば、もっとうまいものが食えるんじゃないかと。たとえやつらに見つかったとしても、俺ならうまく対処できると。……今思えば、浅はかとしか言いようがない」

「仕方のないことだ。若い時分は、誰にでもある」


 男の慰めはしかし、告白する過去の恐怖を薄めてはくれなかった。

 今も思い出しただけで、寒気がする。


「突然の悲鳴と、そして地響き。やつらが撒いた毒に体は痺れ、意識は混濁し……それでも逃げる俺に、やつらは容赦なく襲いかかってきた」

「…………」

「俺が死なずに戻ってこれたのは、ただ運がよかっただけだ」

「……安易に外に出たのは浅はかだったにせよ、君が生きて戻れたのは、君の知恵と力があってこそだ」

「どうもあなたは、俺を買い被りすぎてる」

「私はそうは思ってないよ」

「いや……」


 とても男の言葉を、素直に受け入れる気にはなれなかった。

 なぜなら、自分がどこをどう通って、住処まで戻ったのか、まったく覚えていなかったからだ。今では、きっとあの道とあの道を通ったのだろうと想像ができるが、逃げている最中は本当に、ただ逃げることに必死だった。

 やつらに捕まらないように。

 やつらに殺されないように。

 ただ、それだけ。


「とにもかくにも俺は、散々やつらに追い回されて、命からがら逃げ帰ってきた。その恐ろしさを知っているから、甥が外へ行くと言い出した時も止めた。止めたが……無駄だった」

「だれにでも、若い時分というものはあるからね」

「甥は死んだ」


 言葉にすると、一層胸が重くなる。


「甥も、一緒に出て行った仲間も。だが、あの時は、それだけじゃ済まなかった。こともあろうに、やつらは……外に出なかった一族さえも、皆殺しにしようとした」


 あの時ほど、やつらを恐ろしいと思ったことはない。

 たった一人追い回された時も激しい恐怖を感じたが、あの数日に及ぶ大虐殺で、心底、やつらとはわかりあえないのだと思い知らされた。


「あれは、ひどかった」

「ああ。あなたたちにも、迷惑をかけた。俺がこうして、今生きていることも不思議なくらいだ」


 それくらい、やつらは徹底して、俺たちを皆殺しにしようとした。

 俺たちの住処の近くにいくつもの罠をしかけ、食べる可能性のあるものに毒を混ぜ、住み慣れた場所を破壊し、強烈な刺激臭のする霧を撒いた。

 帰ってくる仲間が1人減り、2人減り、やっと帰ってきたと思ったら、遅効性の毒を仕込まれたものを食べていたのか、いきなり目の前で泡を吹いて死ぬやつもいた。


「目の前で罠にかかった仲間を助けることもできず、霧から逃げ遅れて弱っていく仲間を何人も置き去りにした。時には大きな地響きと共に、一瞬のうちに体の半分を潰されたやつもいた。苦しんでいた仲間を……俺は、何人も見殺しにしてきた」


 ちょっとやそっとじゃ死なない自分たちの体を、あの時ほど恨んだことはない。

 毒の霧にじわじわと体を溶かされていく苦しみを。体の半分が潰れても死ねない苦しみを。


「あの時のような惨事を見るのは、もうごめんだ」


 死が、避けられないものであるのなら。

 どうしてもっと簡単に、死ぬことができないのかと思った。

 一体どれだけの仲間が、長い時間体を痛めつけられる苦しみを味わったことだろう。

 けれどやつらは、そんなことを気にしたこともないはずだ。

 でなければ、あんな惨いことができるわけがない。

 きっとやつらにとって自分たちは、虫けら以下の存在なのだ。

 そう、餌ですらない。

 殺した自分たちを、やつらが食べるところを見たことがない。

 それどころか死んでさえもなお、汚らわしいものを見る目で見、触れるのを嫌がり、まるでゴミのように扱っていた。いや、ゴミよりもひどい。

 やつらは私たちを見つけて、ただ殺すだけ。

 そこには対話も、殺すものに対する哀れみすらない。

 やつらはきっと遺伝子レベルで、俺たち種族を嫌悪している。

 いや――憎悪している。



「でも君たちは、本当にそれでいいのか」


 今のままで、いいのか。

 執拗に聞いてくる男を横目で見る。

 男は何が言いたいのだろう。

 賢明であるはずのこの男は、すでに老いてもうこの先長くはない。

 自分たちの種族よりははるかに長命だが、仲間の数はそう多くないと聞いている。

 もちろん、自分たちと同じように、少なくない仲間がやつらに殺されている。

 だから、諦めきれないのだろうか。

 このまま、やつらに一矢も報いないまま闇の中で死ぬことに、やりきれなさがあるのだろうか。


「君たちほど優れた種族が、他にいるというのか。長年私たちから逃げ切る俊敏さに、その気になれば空を飛ぶこともできる。外的要因に左右されない強靭な肉体に、少ない食料でも生き抜ける効率的な体。何より、子孫の多さだ」

「そしてそのどれもが、やつらに忌み嫌われている」


 自分で言って、おかしくなる。

 それらの一体何が、長所と言うのだろうか。

 確かにある程度は、やつらから逃げることはできる。

 大抵の環境下で、生き延びることができる。

 でも、それが、一体。


「馬鹿なものだ。君たちに学ぶことこそ多くあれ、忌み嫌うなど」

「でもそれが、現実だ」

「やつらは愚かだ」

「でもその愚かな生き物に……私たちは、ずっと、憧れている」


 ずっと秘めていた思いを口にすると、隣の男は口を引き結んだ。



 そう――。

 どこかで俺たちは、やつらに憧れているのだ。


 たくさんの仲間を殺され、忌み嫌われ、対話する気も哀れむ気もないやつらに、それでも俺たちはずっと――、どこかで憧れている。


 光の中で過ごすことに。

 自分たちの好きなように住まいを変え、選べる食事があり、張り巡らされる罠にも、唐突に襲ってくる毒の霧にも怯えないでいい生活。


 親の親の、そのまた親の、数え切れないほど昔の代から、なるべくやつらの目に触れないように生活しているせいで、やつらは俺たちが暗くて狭いところが好きだと思い込んでいる。

 俺たちが残飯でも虫の死骸でも、やつらは何でも食べると思っているが、それも大間違いで、こっちだって選ぶことができるのなら、もっと別のものを食べている。

 生き延びるために何でも食べるようになり、それを消化するための器官が発達していった。

 暗闇でも素早く動くため、やつらの気配を少しでも早く察知するため、その知恵が代々受け継がれていった。

 限られた住処で暮らす種族の総数をコントロールするために、弱いものはどんどん淘汰されていく。

 それが仕方ないこととはいえ、何も感じずにいられるほど、図太くもなれなかった。



「なぜ、共存できないんだろう」

「共存?」


 語尾を上げた言葉から、隣の男が一度もそんなことは考えたことがないということがわかった。

 だから、理由を言った。


「だって俺たちは、やつらが憎いわけじゃない」


 その言葉を聞いた男は、ひどく驚いたようだった。


「君と、君の仲間は、これまでやつらに数え切れないほどのひどい仕打ちを受けているというのに、よくそんな考えを持つことができるね」


 本当に、心底、驚いているようだった。

 いつも冷静で思慮深いこの男にしては、とても珍しい反応だった。


「確かに、まったく憎くないと言えば嘘になる。これまでたくさんの仲間を殺されたし、俺自身、何度も危ない目に遭った」


 でも、と続ける。

 でも、扉の向こうにいるやつらは。


「最初は、そうじゃなかった。俺は生まれたばかりの頃、やつらがこんなに残虐な一面を持っているとは知らなかった。やつらだって、自分の家族には笑顔を向ける。普通に暮らしていれば、比較的穏やかな種族だ」


 だからこそ、衝撃だった。

 悔しくて、憎らしかった。

 でも、同時に――。


「……悲しかった」

「悲しい?」

「なぜ自分たちだけが、ここまで忌み嫌われなければならないのかと」

「…………」

「俺たちは、やつらの食事の最中に、やつらの皿から食べものを奪うわけじゃない。やつらから住処を奪おうとしたこともないし、仲間を殺したこともない。そもそも、やつら相手に、俺たちの大きさで、そんなことは不可能だ」


 最初から、その力関係は、はっきりしているというのに。


「けれど、やつらは俺たちを許せない。存在自体を憎んでいる」


 小さくため息をついた。


「……悲しいと思わないか」

「…………」

「俺たちは、何のために生きているのだろう。やつらに憎まれ、殺されるために生きているんだろうか」


 隣の男を見た。


「あなたは、どう思う?」

「……もしかしたら、その逆かもしれない」

「逆?」

「やつらを憎み、殺すために生まれたのかもしれない」

「それにしては、力関係が圧倒的に傾いてると思わないか?」

「君が奮起して、仲間を集め大挙して押し寄せれば、やつらを追い出すことも不可能じゃないと思っている。何しろ、やつらは君たちをおぞましいと思っているから。君たちを見た時のやつらの、尋常じゃない反応を見れば、それができる可能性は十分にある」

「そんなことはしない」

「どうして。そうすれば暖かい場所で、光の下で暮らせるかもしれない」

「でも、やつらは一層、俺たちを……俺たちの仲間を、憎み、また殺しにくるだろう」


 そうして、憎しみは永遠に続いていく。

 それならば、いっそこのまま――……。


 沈黙が続いた後、男の肩の力が、ふっと抜けた気がした。

 そんな気がして初めて、隣にいた男の体が、ずっと強張っていたことを知った。


「かつての勇敢な若者も、今では臆病な老兵か」

「……もしかして、俺のことを自分で追いかけて捕まえることがもうできないから、代わりにやつらに始末させようと思ってないか?」

「おや、ばれたか」


 喉の奥で笑った男に、つられて笑う。

 けれども、それも長くは続かなかった。


「何がいけないんだろうな。この体の大きさか、違いすぎる外見か」

「それを言うなら、私と君とだって大分違う」

「そうだな。……でも、俺たちは今、こうして話をしている」


 かつては捕食者と被捕食者であっても。

 肩を並べて会話ができている。冗談すら言い合っている。

 それならなぜ、扉の向こう、光の中で暮らすやつらとは、それができないのだろう。

 考えていることがわかったのか、口にしていないにも関わらず、隣の男が答えた。


「……無理な話だ。体ばかりが大きくなって、数も増えて、自分たちがこの地球上で一番偉いと信じ込んでいる。……おっと」


 かすかに男の体が揺れた。

 声こそ出さなかったものの、こちらも身構える。

 地響きが近づいてきていた。

 扉の向こうからだ。

 きっと、やつらに違いない。

 この扉を開けるとは限らない。

 何事もなく扉の前を通り過ぎるのか、それともこの扉の中に用があるのか。

 どちらでも構わないが、念には念を入れて、姿を隠すのがお互いのためだ。

 だってやつらは、俺の姿を見た瞬間に、その顔を憎悪に歪ませるから。

 体の向きを変えると、隣の男も腰を上げた。


「せいぜいお互い、最期はやつらに叩き潰されるんじゃなく、自分の住処で穏やかに逝きたいものだな」

「そうだな」

「また」

「その時まで生きてれば」


 地響きが止まった。

 扉が開かれ、隙間から漏れていた一筋の光が、その面積を広げていく。

 しかし、奥の壁まで差したその光が、2人の姿を照らすことはなかった。

 その時にはすでに、それぞれの体を、さらに深い闇の中へと滑り込ませていた。









――はい。


ということで、ゴキ〇リの話です。

会話の相手は一応ネズミのつもり。蜘蛛でもよかったんですが。

まあ、詳しい外見の描写は入れてないので、それらしいものであれば結局のところ何で想像されても構いません。

こんな話書きましたが、私だってやつらは苦手です。

ただ、たまーーーに、何にもしてないのに、見ただけで殺されるって、ゴキ〇リからしたら災難でしかないよなあと思うことがあって。

もし彼らがこんなことを考えていたら、少しは可哀想だと思えるだろうか……と、思ったけど、やっぱり姿を見ないに越したことはないですね。

ごめんと心の中でつぶやきながら、スプレーを握ります。


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