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Stage2 ~真夜中のスペルカード戦、開幕~

かなりサボってました。←

語彙力ほしいっすね…(;´Д`)

菫子が夜に寝ても幻想郷に行くことが減ったのは、まず菫子があまり夜に寝ないということと、亜鈴の夢魂に関係している。

夢魂とは幽霊の一種である。

亜鈴の本来見るはずの夢が幽霊を管理している幽々子と夢を管理しているドレミーによって菫子が見るはずの幻想郷の夢に入れ替えられた。

よって菫子のような後天性で夢幻病になったわけでなく、見せられているものなのだ。

(つまり、菫子が寝ることによって押し出された菫子本来の夢魂…というわけではないということ。)


菫子と亜鈴の関係性を霊夢から聞いた紫は好都合だと安心した。

菫子が夜にあまり寝ないことで亜鈴を幻想郷へ誘い込むことを少ないリスクで行うことができ、夢で二人が出会うこともない。

あとは亜鈴の記憶が早く戻るのを待つしかなかった。


Stage2~真夜中のスペルカード戦、開幕~


記憶を取り戻した亜鈴は今後どう偽りの学校生活を送ろうかと悩んだ。

思ったよりつまらないものだな…科学技術は噂以上のもので、魔法などいらないくらい進歩しているのに…

少し残念に思うが、それと同時に良からぬ考えを思い付いてしまった。

…この技術力を私の魔法に利用できないかな…?

明日は学校もあるし、紫もいつ現れるか分からないので、早めにこの世界の技術力について調査しなければいけない。

それに学校の人たちにも正体がバレないようにしなければならない。

とりあえず亜鈴は明日に備えることにした。

その夜―。


記憶を取り戻した亜鈴の夢に再び幻想郷と紫は姿を現した。

「どうやらやっと記憶が戻ったようね」

紫は亜鈴に微笑みかけながらそう言った。しかし目は笑っていない。

「おかげさまでね」

思ったより早く現れた紫を前に動揺を隠しながら亜鈴は鼻で笑うように答えた。

「貴女は此処―外の世界に居てはいけない」

「私に幻想郷へ帰れとでも言うの?」

急に一触即発な雰囲気になり、お互いに睨み合っている。

「私たち妖怪だって貴女のような特殊な黒魔術師は幻想郷に居て欲しくないし信用もしてないわ。でも貴女の所為で幻想郷のバランスが崩れ兼ねない。だから連れ戻しに来たの」

「―っ、そんなことしない!放っておいてよ!!」

紫の言葉が亜鈴の琴線に触れたようで亜鈴は声を荒らげた。

「どうせ外の世界への好奇心で来たのでしょう?理由はそれだけじゃ無さそうだけれど、そんな勝手な行為を私が許すとでも?」

紫は珍しく怒っているように思える。

背筋が凍るような感覚を覚えながらも亜鈴は紫を睨んだ。

「嫌と言うなら力尽にでも帰ってもらうしか無いわね…」

紫は溜め息をつくと扇子を広げた。

「覚悟なさい。美しく残酷な今宵の弾幕を外の世界の土産としてその身に刻むといいわ…!」

それを聞いた亜鈴は額に汗が流れるのを感じ、少しだけ口角を上げた。

「望むところ…!今夜限りの黒魔術ショー、その美しさをしっかり目に焼き付けておきなさい!」

二人の弾幕勝負は日曜日の深夜12時に幕をあけた。

次はちょっとだけバトルシーン…の予定です。

キャラもっと出したいですね…。

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