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家にお客さんが来た夢。


 家にお客さんが来る夢だった。


 祖母が案内して庭を見せている。日曜日なのだろうか。父もいる。

 部屋で本を読んでるのか、音楽を聞いてるのか、とにかく自室にいた僕は窓の外にお客さんを見つける。

 眼が合う。

 このおじさん、誰だっけ。

 

 しかし、なんとなく懐かしい感じがするから、僕が小学生くらいの時に遊びに来たことのある、祖母の知り合いとかそういう感じの人ではなかろうか。

「いやあ、大きくなったねえ」 

 とか言われたし。


 こういう時は、常のように笑みを見せて会釈するに限る。先方は僕のことを覚えてくれている人のようなのだし。

 下げた頭を戻し、その人の顔を見る。

 やはり、この笑顔を僕は知らない。


 眼が覚めた。

 僕は、やっぱりあの人の顔を知らない。初めて見た。

 なんで知らない人が僕の夢の中に出てくるんだ?

 そう思うと、少し寒気。


 

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