表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/94

不良の青春に武を混ぜた結果

 偶然、『人の体内に衝撃を浸透させる打撃』の打ち方に目覚めた高校生の僕が、前時代的な不良が蔓延って、学校内外を問わずに喧嘩抗争に明け暮れる青春送ってる学校に通う夢を見た。


 喫煙飲酒どころか、喧嘩すらしたこともない善良な高校一年生なのに、絡んできた不良につい、前述したボディブローを打ち込んだ結果、喧嘩ランキング上位に勝手に組み込まれてしまい、腕に覚えのあるやんちゃ共が突っかかって来るようになった。

 なんかイケメンで喧嘩も強い親友とか舎弟面して慕ってくるスキンヘッドの同級生とかできて、彼らに喧嘩をうまいこと押し付けて、とりあえず絡まれない様に毎日ひっそりと暮らす毎日。

 そもそもなんでそんな高校に通ってるんだろう。


 ある日、隣町の喧嘩チームみたいなやつに絡まれて、つい前述したボディブローをぶち込んだら、そこのリーダーがえらく僕を御気に入ったみたいで、次の日にチームを引き連れて僕の通う高校に襲撃をかけてきた。

 お前ら他にすることないのかよ。


 執拗に僕を狙う校外不良と、ここぞとばかりに暴れる校内不良、この乱戦に乗じて僕の首を狙う頭悪い連中。

 そして、『人の体内に衝撃を浸透させる打撃』が通じない筋肉モリモリの木刀使い。

 帰りたい。


 紆余曲折があって、僕、木刀使い、喧嘩チームのリーダーの3人による渡り廊下バトルロイヤル戦が開始された。

 いつもならここで目が覚めるところなのだが、普通に乱闘になって、リーダーを木刀使いが倒して優勝決定戦が始まり、前述の打撃を不意打ちで三発同じところにぶちこんで動かなくなったところで、逃亡に成功。

 わははは、阿呆どもめ。

 逃げようとした階段の下から、追手がたくさん上ってくる。マジっすか。

 後ろからは回復した木刀使いとリーダーが追っかけてくる。こういうモテ期はいらない。

 

 さて、どうにかしてこの両方をぶつける策はないかと悩んでいるところで目が覚めた。



 なんか、こういう漫画どっかで読んだな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ