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宇宙人魚はツインテールのEカップ美少女だった


 人間が地球外に生活の範囲を広げた未来。

 宇宙ステーションで事務員している夢を見た。

 スペースシャトルと巨大人型ロボットと宇宙服にブースターつけたのと、なんかよくわからん乗り物が、宇宙ステーションの周りを飛び回ってる。


 その間を、ぶっちぎりで駆け抜けていく宇宙人魚。

 身長5mくらい。青い髪のツインテールで、下半身が魚類の、赤いビキニを着けた宇宙生命体。

 人間の乗り物がスピードを競い合う中を、次元の違うスピードで泳ぎまわる。

 レーダーでも捉えられず、人間の目視だけで存在を確認できる幻の生物。


 管制塔から

『そんなもの、計器に反応ないぞ。ゴーストでも見たか?』

 その可能性を、否定できない。

 でも、目の前にいるんだよ。


 窓の外に見える、宇宙人魚。

 地球に 大気圏に向かってダイブ。

 あ、こいつ地球に侵攻するつもりかよ。


 管制塔から

『だから、そんなもの、計器に反応ないぞ』

 今からそっちに行くから嫌でも見える。ちょっと待ってろ。


 彼女が、地球に飛び込む前、こっちを一度見た。

 目が合った。

 あ、こいつ人間じゃない。と脳のどっかの機能が理解した。


 止めなくては。

 誰が、追いかける。

 やっぱ僕かよ。


 

 というところで目が覚めた。

 なんか、久しぶりに主人公主人公している夢だった。

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