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cremation

作者: 土管(ハチ)

曲がりくねった道を

走ってみた 夜には

君がトンネルの向こう側で

待ってるような気がした

だけ


水膿 腫れた 午前二時

綺麗な氷 装飾した自然は

どこか 寂しげな表情を

空から落ちてくる雪に乗せた


真っ暗な街は

忘れられた場所のよう

ここはどこなの?

今 それとも未来 過去


まだ

見えない

晴れ渡る空に浮かべた

一厘の花



押さえ込んでた感情が

あふれ出した その先に

光と影が 私のことを待っていてくれた

だけど そこから得たものは

泡となって消えてしまうようにと

願った あの日の 記憶

大切な もの たち


掴み取った 流れ星

堕ちてきた場所が 悪かったね と

優しく 微笑みかけてみた 偽造うそ


まだ

届かない

銀色へと続く架け橋

右手伸ばして



しまい込んでた感情が

あふれ出した その前に

思い出せない 記憶が縛り付けて

話せないの

ここで つなぎとめて私のことを

離さないで だけど 話して

笑って傍に居てよ



まだ

殻に篭もってる

らしいの

これで 終わりなのかな



君と最後に交わした

言葉

剥がれ落ちてくように

目の前で 32倍速

遠い日の 記憶 思い出

全部 全部 燃やしてしまうから



あの日

忘れてきた感情を

今 言葉に出すから

聞いてよ 感じてよ

返事なんかいらないから

ああ だから 安心してね

大丈夫 ここから抜け出せるよ

ごめんね

また 記憶の中で

さよなら

読んでいただきありがとうございました。

いつかぼーかろいどで曲を作ってみたいです。

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