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修行 そして魔物狩り

目が覚めたらカインは仕事に行っていた

カインの仕事は魔物退治だ

魔物は普通は剣や魔法を使って討伐する

カインは剣の腕は一流だったがカインの魔法を俺はまだ見れていない

だけどカインほどの実力者がなぜスラムにいるのか俺はまだわからなかった


家の中で今度は魔物の本を見つけた

魔物はどこにでも現れ特に森や洞窟などに現れる

だが街中には結界というものが張ってあるので街中に魔物は現れないそうだ

そして魔物が現れる時には魔力が暴れ大きい魔物ほど周囲に振動をあたえる

家の中にある本には常識しか書かれてなかったが俺が世界を知るためにはちょうどよかった


俺は魔力の問題が片付いたので今度は体力をつけることにした

体力は魔力よりも簡単で魔法の効果時間も伸びたので魔法を使いながら筋トレや剣の稽古をした


三年後

俺は三歳とは思えないほど立派な筋肉や体力を手に入れた

俺は三年間毎日魔法も使い続けたのでセイントバフを半日続けられるようになっていた

だが俺が二歳の頃攻撃魔法炎爆弾(フレイムボム)の威力を確認しようと一人で森に行った事があった

そしてフレイムボムを唱えると魔力の調整をミスり小さな森だったが森の四分の一がなくなった 

俺は今日カインに剣の稽古を申し込んだ

カインは俺がまだ三歳なので心配していたが俺の筋肉を見せると渋々了承した

「ケヴィン、本当にいいんだな

俺は手加減出来ないぞ」

「はい父さん大丈夫です」

剣の稽古は三時間ぐらい続いた

だが俺はカインに一太刀もあびせる事が出来なかった

手加減しないとはいっていたが子供相手に大人気無いと思う


それからカインの仕事が休みの日には剣の稽古をした

それでもカインには一太刀も与えられずにいた 時にはセイントバフも使ったりしたがカインが少し後ずさるぐらいの誤差だ


俺はまだリンデルの城下町にすら行った事がない

いつも行くとすればスラム街の中心だ

そして俺の両親がスラムにいる理由がわかった

ラーレが病気を患っているからだ

カインが狩ってきた魔物のお金はすべてラーレの薬に使われているので家を借りるお金すら無いのだ

ラーレの病気を直せるのは森の奥にある薬草か最高級の回復師だけだ

だが森の奥には魔物よりも遥かに強い魔族が住んでおり簡単には行けないのだ

魔物と魔族の違いは魔法を使えるかどうか

そして魔族はしゃべることもできる

魔族は大抵二つの魔法を使えるようだがほとんどが闇の魔法だ

そして魔族は王国軍の一個中隊ぐらいの強さなので戦争に集中している王国はこっちの魔族を野放しにしているのだ


時は変わって俺が四歳になった頃

カインの動きにもついていけるようになったので俺はカインと一緒に森に魔物狩りをしたいとお願いした

両親は心配したがカインは俺の魔法や剣の才能を伸ばすために許可した


次の日俺はカインと一緒に森に行った

「ケヴィン、魔物は知性があまりないから獲物を見つけると襲いかかってくる」

「その隙に攻撃を与えるんだ」

カインは四歳に何を期待しているのだろう?

だが俺は普通の四歳ではないので軽々とそこらへんの猪っぽい魔物を狩って見せた

「ははは...ケヴィンはすごいな

普通は教えても恐怖で動けなかったりするのに」

「そりゃ父さんの息子だもん

これぐらいできなきゃ」

カインと俺ではここら辺の魔物は楽勝だったので森の少し奥地に行った

森の奥の魔物はすごく強かった

額に傷がある熊のような魔物は

一つ一つの攻撃が重く少し知性があるのか突進などはあまりしてこない

俺が攻撃しても浅い傷しか入らず少し時間が経てば癒えてしまう

俺が今使える魔法はセイントバフのみだ

フレイムボムは調整がまだできないのでカインを巻き込んでしまう

そんな事を考えていると急に俺の体が傾いた

「ケヴィン、危ない」

考え事をしているうちに崖際まで追い詰められてしまっていたのだ

そして俺はそのまま崖から転落してしまった

くそ、油断したちゃんと周りにも注意をしておけばよかった

そんな事を考えてうちにも体はどんどん落ちていく

「ケヴィン、大丈夫か今助けに行く」

あれあんまり痛くない

父さんは俺を抱き抱えかばってくれたのだ

だが父さんは俺をかばったせいで左腕を負傷してしまったようだ

「不味いなここは母さんの病気を直す薬草があるところだ

だが魔族もいるから一刻早くこの場所から逃げないと」

何かが聞こえた

誰かの笑い声だ不気味で気持ち悪い

「イヒヒヒヒヒヒヒヒ」

その魔族は痩せていて紫色の体をしていた

「可哀想に崖から落ちてしまったのですか」

「でも安心してください今から地獄に送ってあげます」

「おっと忘れていました私の名前はアザトードと申します」

よかった魔族の中でも騎士みたいだ

魔族には爵位というものがある

上から順に侯爵、公爵、伯爵、騎士という順だ

この魔族は騎士だからまだ戦えるかもしれない

「考え事ですか大丈夫ですすぐに送ってあげますから」

「ケヴィン、お前は逃げて王国軍に報告しろ」

「無理ですよ、私が逃がすとお思いですか」

「しょうがないケヴィン戦うぞ」

「私に勝つことは無理ですよ

あなたは腕を怪我しているそしてそんな子供を守りながらどう戦うと?」

そう言うと魔族はすごい速さで父さんに襲いかかってきた

父さんはかろうじて攻撃を防いだが左腕が負傷しているので壁に突き飛ばされた

そして魔族は次に俺に襲いかかってきた

その時また父さんがかばってくれた

だが父さんはまともに魔族の攻撃を食らってしまった

俺が油断したばかりに父さんは左腕を負傷して魔族の攻撃を食らってしまった

父さんは今も魔族と戦っている

俺はどうすればいいんだ?

どうすればあいつに勝てるんだ

一種の賭けだがやるしかない

「父さん伏せて」

「くっやっぱり調整はできないか

だけどやるしかないフレイムボム」

崖下にはガスが溜まってたのか前よりも大きな爆発が起きた

「ぐはっ俺の腕が、腕がー」

俺の魔法は魔族の右腕を吹き飛ばした

「それがお前の全力か?」

「そうなら残念だったな」

そう言うと魔族の腕はどんどん再生していった

「まだだフレイムボム

フレイムボム

フレイムボム」

まだだまだ魔族は倒せてない

「フレイムボムフレイムボムフレイムボムフレイムボム」

「もうやめろケヴィンやめるんだもう魔族は死んだ」

後から聞いたが俺は魔力がなくなる限界まで魔法をぶっぱなし続けたようだ

そしてその後に気絶してしまったようだった

そして俺が魔法をぶっぱなしたせいで森の奥地は焼けてしまったようだ

だがラーレの治療のための薬草は持ち帰る事が出来たようでラーレの病気は完治した

そして俺が魔族を倒したので父さんは褒賞金をもらった

その金で両親は城下町に家を借りて俺たちはスラムを脱出できた


今回の事は運が良かったと思う

魔族が父さんばかりを攻撃して俺に対して何の注意も払ってなかったからだ

次はこんな風に行く気はしない

やはりもっと力を貯めるべきだ


今回も設定などは書いているときに思いついたものです

なのでどんどんボロが出ると思いますが優しい目で見てください

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