第2話 新しい世界 そして新しい能力
目が覚めた
「おぎゃあ おぎゃあ」
ここはどこだ?
俺は確か死んで...そうだ転生したんだ
「あなた生まれたわよ」
「あぁ立派な赤ちゃんだ」
周りを見渡すと美人な女の人や夫らしき人がいた
そして俺は赤ん坊に転生したことがわかった
そうだまずは一回魔法を使ってみよう
最初に取った聖なる強化?
たち上がれた
「あなたこの子もう魔法を使ったわよ」
「おぅすごいぞこの子は神童だ」
なぜか両親に神童ともてはやされてしまった
まずは情報収集だ
一ヶ月後
一ヶ月でわかった情報をまとめよう
まず俺の名前はケヴィン・リンドホルム
母の名前はラーレ・リンドホルム
そして父の名前はカイン・リンドホルムのようだ
そしてこの家は貧乏なようだ
確かに外を見るとスラムみたいで乞食たちがいっぱいいる
家に数冊だけあった本を見てみるとこの世界のことがわかった
この世界の名前はハルシアといいハルシアには6つの地域がある人類がいるのは世界の西南の端っこで名前はリンデルというそうだ
今から2000年前に人類やエルフなどが誕生した
だが1000年前どこから現れたかわからないが人類と敵対する生物が現れたそれが魔物や魔族だ
そしてその魔族たちの長が魔王と言う種類だ
そして今人類と魔王が1000年間戦争をしているということだ
だが近年魔王側の力が増す一方で人類側が世界の端に追いやられているのだ
そしてこの本には魔力のことも書かれていた
魔力は使いすぎると脱力感や吐き気などに見舞われもっと使うと死に至ると書いてあった
これは魔力酔いと言うんだそうだ
魔法というものは誰しも一つはもっていて稀に二つや三つ持って生まれてくるんだそうだ
だが魔法は生まれたときにしか得られないので条件を達成すれば魔法を得られるのは転生者の特権なのかもしれない
だがこの本に書かれているのはこんな事だけだった
できれば魔力の増やし方などが知りたかった
俺が戦えるようになるまでに10年はかかる
なのでそれまで国がもつことを祈ろう
まず訓練をしないといけないが生後一ヶ月のこの体じゃ歩くこともままならない
なので魔力の訓練することした
だが魔力ってどうやって増えるんだろう?
まずは魔法を使ってみることにした
今回使う魔法は最初に選んだ四種類の魔法の一つ聖の支援魔法セイントバフを使ってると
「やっぱり体が軽くなってるな」
「それに思考能力も上昇してる気がする」
だが今の魔力じゃ十分も持たないや
なんか吐き気がして吐いちゃったし今日はもう終わりにしよう
これが俺の初めての魔力酔いだった
次の日両親が町に連れてってくれた
俺は初めて町を見たが町と言うには廃れていて柄の悪いおじさんがいっぱいいた
家は穴が空いていて店は今にも潰れそうになっていた空はずっと灰色で灰の匂いも漂っている
俺が思っている以上にこの国は攻め込まれているのかもしれない
今日も魔力の練習をした
昨日と同じ魔法を使ったが昨日とは何も変わらなかった
二ヶ月後
それは急に訪れたいつものように魔法を使っていると頭に言葉が流れた
ピロン 条件を達成しました
魔力上昇をゲットしました
俺はこの新魔法を使ってみようとしたが出来なかった
なぜならこのスキルはパッシブスキルだったからだ
条件は二ヶ月間毎日魔力酔いになること
そう俺は毎日魔力酔いになり吐いていた
我ながらよく毎日できていたと思う
パッシブスキルがどんなのかを確かめたいが今はもう魔力がないので明日にした
次の日
俺はどんなパッシブスキルなのかを確かめるためセイントバフを使った
そしたら今までは十分も使えなかった魔法が今日は二十分使えるようになっていた
「すごいぞこのパッシブスキル
魔法を使い続けると魔力がどんどん増えてくのか」
「魔力が上がったおかげで前よりも軽く動けてる気がする」
「これで魔力の問題は解決したも同然だ」
次は体力や筋力の問題だ
だけど今日はもう疲れた寝よう
第2話目です この先をどうするかをあまり考えていないのでどんどん設定がおろそかになってくるかもしれませんけど優しい目で見守ってください