17歳
宝箱にひとつずつしまった思い出は
飴のようなきらめきと甘さを秘めていて
たまに感じる苦味は
能天気な私に容赦なくリアルを突きつける
いつか似合うようになると思ってた
ルージュはまだ憧れのままで
ドーナツを甘すぎると思うくらいに
遠くまで来たのかもしれない
大人とこどもの狭間を
中途半端だねって笑って
たまに時計を止めたくなる
大人とこどもの狭間で
小さかった頃を切なく思い出したり
与えられる自由にあこがれたり
永遠が通りすぎて
一瞬を笑うのなら
見せてあげる
17歳のきらめきを
一生で一番のきらめきを
お読みいただき、ありがとうございました
私が17歳の時に書いた詩です