FA報告回でござる。
皆様、こんにちは。今般、ななんとまた当方にFAを頂けるという幸運を授かりました。ええ、羨ましいのも、妬ましいのも分かります。申し訳ありません。報告というタテマエの自慢回でござりまする。自己マンの大義名分のもとに読者様には悔しい思いをさせてしまって心から謝罪申し上げまする。
でもしょうがありません。嬉しいのは事実なんだから。沢山の人に見て欲しいし自慢しまくって嬉しい気持ちを分かって欲しいんだから。なにぶん、このエッセイ自体が自己マンの秘密基地でござるからして。
そのために悔しい思いをされる方がおられる現実も理解しております。理解した上での自慢回ということをご理解のほど、広い心で祝福して頂ければ望外の喜びでございます。底辺がFA貰っちゃってごめんなさい!
では、羨望への予防線も張ったところで行かせて頂きますっ。
今回はみてみんにて交流のある(てゆうかイラストで交流させて貰ってるからには大体みてみんなのですが)唄詠い様から拙作、家の家の主人公、マツエの婆さんのFAを頂いちゃいました!
はい! それがこちらドデデン!
作品読んでおられる方なら伝わると思いますが、実にマツエの婆さんっぽい。
またこの人物のFAというのも珍しい。大体FAって美男美女が定番だし、ぶっちゃけ描きやすいのよね。あと気楽に贈れるって利点もあります。
でも自分の作品って美男美女が少ないから正直FA描き辛いと思うんです。そこをあえてマツエの婆さん! なんだか自分の作風ってものをご理解頂いてるようで嬉しいですねえ。ご本人も「誰とも被らないようなキャラを」と仰ってたけど、それだけでもなく、なんというか、ちゃんと読んで頂いたんだなってジーンと来ちゃいました。内容が殺伐とした作品だし、マツエの婆さんも10人が10人ほど嫌悪感を抱くようなキャラだし。そこをあえて狙う難しさは自分も一応イラスト描く趣味の人間として分かるつもりです。
特にこの作品は賃貸契約に関わる問題を知り、義憤に駆られて書き上げた自分的にも思い入れのある作品でもあります。
社会派作品としては拙いと思うけど、自分なりに警鐘を鳴らしたかったという個人的な志もあった作品でもあります。
こういう作品、恐らく商業作品ではありえないでしょう。いや、決して自分は偉い事やったったとか言いたいわけではなく、商業の世界ではしがらみがあってできない表現というものはあります。
そういう部分へ大胆に切り込めるのもフリー作品の魅力でしょうか。ただ、やっぱりニーズは少ないって現実も理解してます。作品として面白いか否かも重要ですが、自分の知識がそもそも浅かったり、ひとりよがりな正義である可能性もあります。またストーリーについても少々無理があるのも承知してます。
とまあ、色々御託を並べてしまいましたが、自分的にもマイナーな部類に入るうえ、決して一般的でもない、それでいて作者として思い入れある作品のFAを描いて頂いたことが嬉しくもあり、光栄なわけです。
何より見て下さいよ。このマツエの婆さんの表情。決して適当に読んだわけじゃないってのがしっかり伝わるのが作者として嬉しいのです。
描いて頂いた唄詠い様にこの場を借りて、改めて心より御礼申し上げます。