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厠倶楽部  作者: 厠 達三
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ダンシングヒーロー


 年始からムテキングのリメイクが放送されてるのでまったりと見ています。


 自分は原典のアニメはよく知らないけど、リメイクされるってことはやっぱりタツノコアニメの中でも人気作の部類なんだなってのは分かります。


 で、見た感想は非常にありきたりで申し訳ないけど「ほとんどアイドルアニメじゃん」ですねえ。


 いや、ストーリーではなく、構成というか。前半はゆるいストーリーパート、クライマックスはCGによるダンスシーンで強引にまとめる。

 この手法なら毎回クライマックスはダンスシーンを使い回……流すだけで作画の労力を節約できます。

 このへんに昨今のアニメ制作事情が垣間見えたりもしたりしなかったりしますが、否定したいわけでもありません。これはこれでアリと思います。


 だいたい大人の仕事なんだから限られたヒト、モノ、カネで現実とすり合わせるのは当然の判断です。

「毎回気合いの入った手描きの作画見せろや!」なんて言えるほど自分は傲慢ではありません。まあ若い頃の自分ならそんな身勝手もホザいたかもしれんけど。


 ダンスシーンは見ていて気持ちいいし、原典の主題歌へのリスペクトも伝わります。

 踊るだけでバトルに勝ってるという程よい緩さも肩に力が入らなくていいかなと思います。ムテキングもカッコイイです。


 ただ、それをやるんなら制作にも「アイデアでカバーするぜ!」てな気合いも見せて欲しいかな、とも、ちょっとは思います。

 ヒネリの効いたギャグやストーリーで前半部分は視聴者を惹き付けるひと工夫でも欲しいところですが、今のところゆるいストーリーが展開してるって感じ。まだ2話めまでしか見てないのでそこはなんとも言えませんが。

 これから急展開していくのかもしれません。


 いまのところ原典への遠慮が先行して無難に船出したって印象です。ま、それはそれで原典リスペクトともいえるのでこのままのゆるい展開でもアリかなという気はします。


 趣味で何本かの小説を書いた今の自分になら言えます。そんなに面白いストーリーや脚本なんか毎回書けるもんじゃないって。


 そういう理屈はまた別として、イイ年した今の自分はサブカル作品に対してもうそこまでアツくはなれないのかな、っていう気もしなくもなかったり。



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