表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/30

閑話 雷帝&倉木side ???side

前回のあらすじ

食事会がおわると、俺のスキルについての検証の手伝い兼おやすみと言うことで、倉木さんと俺は週末に共に行動することになる。

  side雷帝、愛唯


 


  「初めて連絡先に家族以外が入ったんじゃないか?w」


  「え!?そ、そうですけど、なにか?」


  「さっきちょっと感動してたろ。ははっ。」



  雷帝は腹を抱えて笑う。



  「お姉ちゃんに言いますよ?美紀さんのこと。」


  「いやいや!ホントになにもないじゃないか!悪い冗談はやめてくれ。」


  「そうですか、そうですか。映画に誘われて一瞬迷ったのも知ってますけど?」


  「それは最初の頃だろ。あのときは彼女だって俺に妻がいることは知らなかったし、俺もなんて断るか迷ったんだよ。」


  「なるほど、ただ覚えといてくださいね。作り話なんて簡単なんですから。師匠がお姉ちゃんに言ったら私も言います。」


 

  凄みに雷帝が少し圧倒される。


  「わ、わかったよ。」











  side????






  「おい!!聞いてないぞ!!なんでモンスターパレードなんて起こしたんだ!!」



  俺は寝耳に水の日本で起こった事に驚きを隠せていない。


  「なんで、か。」


 

  目の前のこいつは表情が読み取れない。何を考えているのか。


  「俺は約束したはずだ!!命まではとらないと!なのにあんなことをすれば、死者は免れなかったぞ!!」


  「そうだな。想像より対応が早かった。そうすればもっと混乱が……」



  聞き捨てならない言葉に俺は戸惑う。



  「対応ってどういう!?まさかあの光神について知っているのか!それに最初から殺すつもりだったのか!?」



  こいつはあきれた表情をする。いや、雰囲気か。表情はない。


  「喚くな。ただ……なるほど。光神……神と呼ばれるか。フハハハッッ!笑える、傑作だ。そうだな、最後だ。質問に答えよう。私達は奴について何かは知っているが、誰かは知らない。それが答えだ。そしてもう一つ。これは……ゲームだ。じゃあな。」



  そういうと俺の体は足元からどんどん消えていく。


  ただ、地面にたっている感覚はある。おそらく転送されているんだろう。



  「裏切ったのか!?」


  「裏切る?違うな。最初から味方でもなんでもない。まぁ感謝はしよう。新たな盤面が整った。」



  その瞬間俺の意識は飛び、自宅の自室にたっていた。

感想、評価、ブックマークありがとうございます!!

とても励みになってます!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ