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6話


姫様一向と合流後、1日山で野宿した後になんとか王国の目と鼻の先にある街まで戻って来れた

宿を取り姫様に今の王国の状況を説明する


「やはりか、ロストと会うまでに何度か魔物に襲われたのだ」


「そうですか…近づいてるのでしょう」


「その様だな」


姫様一向も道中何度か襲われていたらしい、豚人オーク小鬼ゴブリンにだ

ここら辺ではさして珍しい訳でもないが…その数が異常らしい

集団で行動するが、5〜10と多い数だったらしい

普段なら3〜5程大概は偵察の筈だからだ


「ふむ…それにしてもロストは落ち着いているのだな」


「え?まぁ…それくらいでしたら…」


俺は驚きもしなかった

その数程度なら対して苦戦しないからだ

だが相手にしたくはない…面倒くさいからだ…


「強いのだな、やはりロストが欲しいな」


「あははは……」


苦笑しか出ない

誰かに仕えるなんて疲れるし面倒なだけだ…

それに…あんな思いはもうしたくない…

俺はため息をしながら話を続ける


「このまま進めば明日の昼頃には王都には着くと思います、まぁ…何事もなければですが…」


「その様だな…」


『キャー』

『に、逃げろー!』

『女子供を早く!』


外が騒がしい

急いで宿から出ると冒険者達が市民達を逃がしていた

俺は近くにいた冒険者から話を聞く


「すぐ近くまで魔物の大群が押し寄せてきている、今は1人でも多くの人を王都へ逃がさないと!」


どうやら魔物軍勢スタンピードは目前の様だ

真っ先にやらねばならないのは姫様を王都へ無事に送る事だ…

まぁ…姫様が素直に聞き入れてくれればいいんだけど…


「私も街のために力を貸すぞ!」


「姫様!危ないのでやめて下さい!」


侍女に制止されている姫様

強いのも事実だが…一応は依頼クエストなので優先は姫様だしな…


「姫様、今は急ぎ王都へ行き国王陛下に急ぎ頼み兵を向かわせるべきでは……?」


「その様なことをしていては人々の命が危ないであろうよロストよ!」


やっぱり聞く耳持たないですよねぇー

はぁ…やりたくない…でもやらないとか…


「ここは私が引き受けますから姫様は王都へ」


「しかしだなロストよ、王都へは侍女を行かせて私は人々の助けを…」


「わかりますけど…流石に姫様が行かなければ陛下が…」


「う、うーむ…」


この様子じゃ姫様は折れるだろう

とりあえずは姫様が王都へ行ったら俺はここで魔物退治になるか…面倒くさい…

でもやらないといけないか…


「とりあえず侍女の方々は無理にでも姫様を連れて王都へ向かって下さい」


「いやロストよ!私も残r」


「姫様お急ぎを!」


侍女に引き摺られる様に宿を連れ出されていく

やっと解放された……強いんだけど…周りの話を聞かないからなぁ…しかも姫の立場だがら周りが何も言えないから面倒だ…


「さて…俺も急ぐかな…」


剣を取り急いで魔物の方へと向かっていく

俺だけ残ってどれくらい持つか…

まぁ冒険者もいるから王国兵が来るまでは大丈夫だと思いたい


あーだこーだと練ってます

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